SSブログ

Mac OS X 再インストール [Mac]

Mac OS X再インストール
Mac OS Xのインストールディスクを入れ、「C」キーを押しながら起動MacBookをCDからブートさせます。
インストールディスクから「ディスクユーティリティ」を利用してMac本体のハードディスクの中身を消します。
そのままインストールディスクからMacOSXのインストールを行います。
ソフトウェア・アップデートを行って最新の状態にします。

こんな感じですが、同じMac OS Xでも、Macの機種が違う物をインストール出来ないようです。
これは、詳しく調べていないので分かりませんが、MacminiMId2010にMacminiLate2009のMac OS X10.6のディスクでインストールが出来なかったという事です。
MacminiMId2010は、64bit起動できるので、この辺の違いかもしれません。

私の場合は、市販アプリケーション(インストール作業が必要なもの)以外は、ルートに「Tool」フォルダを作成しこのフォルダ内で全て処理しています。
アプリは、種類別にフォルダを作成し、そこに収納しています。
アプリのエイリアスを作成し、Dock用のフォルダを作成し、さらに種類別にフォルダを作りました。
再インストールする時は、この「Tool」フォルダとユーザーフォルダをそのままバックアップし元に戻します。
再インストールの手順としては、Mac OS Xをクリーンインストールし、アップデートします。
次に市販アプリケーション(インストール作業が必要なもの)をインストールし、バックアップフォルダを元の位置に戻せばOKです。
この時に、ユーザ名は前と同じにします。
iTunesの認証解除は忘れないようにしましょう。
macmove01.png

MacからMacへ移行(Mac OS X10.6)
標準の移行ツールは、完全な形での移行はできません。
従って、手動で行った方が、いいようです。

移行するMacにコピーするフォルダは以下の通りです。
Root/Tool
Users/ユーザ名/Music/iTunes
Users/ユーザ名/Library/Application Support/MobileSync/Backup
Users/ユーザ名/Library/Safari
これ以外必要に応じてフォルダをコピーします。
Users/ユーザ名以下のフォルダを全てコピーしてもいいと思います。
移行するMacのユーザ名が違う時はアクセス権の設定をし直します
コピーしたフォルダ情報を表示します。
最初はこんな状態です。
macmove02.png

「+」ボタンで、ユーザの追加をします。
macmove03.png

そうするとこのようになります。
macmove04.png

歯車マークをクリックして、「~を所有者にする」を選択します。
macmove05.png

アクセス権を変更します。
macmove06.png

歯車マークをクリックして、「内包している項目に適用」を選択します。
フォルダ内全てのフォルダ・ファイルが同様のアクセス権となります。
macmove07.png

コピーした基のフォルダ全てに同様の操作を行います。


iTunesを起動して、コンピュータの認証を行えばOKです。
なお、移行されるMacを使用しないのであれば、コンピュータの認証を解除しておきましょう。

iPhotoの移行
「iPhoto」は移行するより、共通の場所に保存場所を設定した方が良いようです。
外付けのHDDあるいはNASの所定の場所に、既存の場所にある「iPhoto Library」をドラッグします。
移動(実際はコピーです)するドライブをマウントします。
/Users/ユーザ名/Pictures/iPhoto Library
を移動するドライブのフォルダにドラッグします。

「option」キーを押しながらiPhotoを起動します。
次の画面が表示されます。「その他のライブラリ」を選択しドラッグした「iPhoto Library」を選択します。
macmove08.png

再度「option」キーを押しながらiPhotoを起動して確認すれば、新しいiPhoto Libraryがデフォルトになっています。
間違えるといけないので、「/Users/ユーザ名/Pictures/iPhoto Library」は削除しておきましょう。
macmove09.png

外部ドライブを保存先にした時は、起動時にドライブをマウントしなくてはいけません。
MACで良く使う、外部ドライブは起動時にマウントしておくと便利です。
MACでは、マウントしたドライブはデスクトップに表示されます。
デスクトップに表示させたくないときは、「Finder」の「環境設定」「一般」で「デスクトップに表示する項目」のチェックを外します。
macmove10.png

ログアウトしログインします。
Finderから「移動」「サーバへ接続」を選択し、所定のアドレスを入力します。
macmove11.png

パスワードの入力画面で「このパスワードをキーチェーンに保存」にチェックをいれます。
macmove12.png

所定のフォルダを選択します。
私の場合は、Link stationに接続しているので、「share」を選択します。
macmove12-2.png

「このパスワードをキーチェーンに保存」にチェックをいれておくと、次回から、自動接続になります。つまりパスワードを入力する必要がありません。
Mac OS Xにおけるキーチェーンとは,そのようなパスワードを統一的に管理する仕組みです。
このキーチェーンは、「アプリケーション/ユーティリティ/キーチェーンアクセス.app」によって管理できます。
macmove13.png

この操作で必要な、キーチェーンのマスターパスワードは、最初に決めたパスワードがデフォルトで設定されています。
macmove14.png

起動時に、ドライブをマウントする方法は、2つあります。

1つは、ログイン項目にマウントしたドライブのフォルダを追加することです。
「環境設定」「アカウント」からログイン項目タブを選択し「+」ボタンを押します。
macmove15.png

マウントしたフォルダを選択すればOKです。
私の場合は、Link Stationの「share」の「kuni Mac」です。
macmove16.png

もう1つは、「Automator」(オートマター)を使う方法です。
「Automator」はAppleサイトで以下のように説明されています。

Automator では、たくさんのファイルの名前を変更したり、iPhoto スライドショーに含める何枚もの写真のサイズを変更したり、iCal イベントの作成を自動化したりと、あなたのワークフローを簡素化できるさまざまなタスクを指定できます。Automator を使うのに、プログラミングの知識は一切必要ありません。インターフェイスにコマンドをドラッグ&ドロップするだけで、独自の Automator ワークフローを作成できます。

この機能を使い、マウントの自動実行アプリを作成します。
「アプリケーション/Automator.app」を起動します。
最初にこのような画面が表示されます。
「ワークフロー」を選択します。
macmove17.png

「Automator.app」が起動します。
macmove18.png

「ライブラリ」から「ファイルとフォルダ」を選択し、表示された項目から「指定されたサーバを取得」を右にドラッグします。
macmove19.png

右側に「指定されたサーバを取得」が表示されるので「追加」を選択します。
macmove20.png

サーバアドレスを入力します。サーバアドレスは、IPアドレスよりも、サーバ名の方がいいと思います。
例 smb://LS-CLE28/share
macmove21.png

次に「サーバへ接続」項目を右側にドラッグします
そうするとこのような画面になります。
この段階で、「実行」ボタンでテストする事が出来ます。
macmove22.png

保存します。最初はワークフローのフォーマットで保存します。
これは、後から修正が出来るようにするためです。
macmove23.png

次に「別名で保存」を選択し、フォーマット形式をアプリケーションで保存します。
macmove24.png

このファイルが実行形式なので、ドッグへドラッグし、右クリックで、「オプション」から「ログイン時に開く」を選択します。

高速無線LAN-2 [Computer]

無線LANの規格
IEEE802.11で規格されている物は、IEEE802.11の次にアルファベットを付けることで区別されており、伝送規格以外にも、セキュリティなど様々な物があります。
伝送規格として、規格化されている物は以下の通りです。
IEEE802.11a
IEEE802.11b
IEEE802.11g
IEEE802.11n

wifi05.jpg

こうして見ると、
IEEE802.11aとIEEE802.11nは5GHz周波数帯を、
IEEE802.11bとIEEE802.11gとIEEE802.11nは2.4GHz周波数帯
を使用していることが分かります。

同じ周波数帯の複数の規格で無線LANを同時通信した場合、干渉することが予想されます。
また、2.4GHz周波数帯は、コードレス電話や電子レンジでも使用されています。
各規格には、チャネル幅が規定されています。チャネルは、5MHz毎にチャネル番号が決められています。
チャネル番号は、中心周波数で規定されています。
チャネル幅が20MHzであれば、そのチャネルの前後の5チャネルを使います。

2.4GHz周波数帯
この周波数帯を使用しているのは、IEEE802.11bとIEEE802.11gです。
使える周波数帯は、2.400GHzから2.483.5GHzとなります。この間を5MHz毎に区切ってチャネルを作っていくのですが、2.400GHzが1チャネルではなく、2.412GHzが1チャネルと決められています。
IEEE802.11g規格では、1~13チャネル規定されています。(表-1参照)
2.402GHzから5MHz単位で区切られていることが分かります。
チャネル番号は、2.412GHz「1」から振られていて、「13」2.472GHzまでとなっています。
IEEE802.11g規格では、チャンネル幅が20MHzになっているので、1チャンネルを使うのに5つのチャネルが必要になります。
チャネル番号「1」で使用する時は、2.402GHzのチャネルから2.422GHzのチャネルまで使います。
干渉する周波数帯を避けて、20MHzの幅で割り振ると、2.402MHzから3つのブロックが出来ます。
つまり3チャンネルとなります。
この時の中心周波数のチャネル番号が「1」「6」「11」になるわけです。

wifi06.jpg

wifi07.jpg

IEEE802.11g規格でひとつのアクセスポイントであれば、チャネル番号「1」~「13」のどれを使っても、問題ありません。
2つ以上のアクセスポイントで使用する時に、チャネル番号を5つ離せば、干渉ません。
干渉しない様にチャネル番号を設定した時に、最大3チャンネル使用できるので、アクセスポイントを3つ作ることが出来ます。
通常家庭内無線LANで3か所以上、無線LANの親機を設置することは、まず無いので、家庭内無線LANの構築には問題ないでしょう。
ここで「チャネル」と「チャンネル」と分かりやすいように使い分けをしました。英語では両方とも「channel」と書くので、本来は同じ意味として扱うべきものでしょう。ただネット上では使い分けている所もあります。

5GHz周波数帯
この周波数帯を使用しているのは、IEEE802.11aです。
2007年1月の省令改正によって2010年12月現在、日本で使用できる周波数帯は国際標準準拠規格に基づき、3つの周波数帯に分けられています。

W52:5.15GHz~5.25GHz(36・40・44・48チャネル)
W53:5.25GHz~5.35GHz(52・56・60・64チャネル)
W56:5.47GHz~5.725GHz(100・104・・・・・140チャネル)

この内、W53・W56は、気象レーダと同じ帯域を使用するため、干渉を避けることが義務付けられています。
またW56は免許なしでも屋外仕様が可能です。
5GHz周波数帯も20MHz幅を1つのチャンネルで使います。
従って、W52タイプの振り分けをしてみると表-3のような考え方になると思います。
一般的には、表-4のように、4チャネル毎のブロックになり、中心周波数がチャネル番号として使われます。
5GHz周波数帯は干渉しないように20MHz幅で割り振っていくと19チャンネル使用できることになります。

wifi08.jpg

wifi09.jpg

日本では、規制のない「W52」のチャネルを推奨使用している、機器が多いようです(家庭使用の場合)。

ここから、チャネルボンディングの説明になります。
チャネルボンディングの考え方は、20MHzのチャンネル幅を2つ同時使用して、速度を速めようと言う事です。
そしてこれを規格化したのがIEEE802.11nです。

2.4GHz周波数帯
2.4GHz周波数帯はチャネル番号が5MHz毎に割り振られています。
40MHzの周波数帯を確保するためには、9チャンネル必要になります。
例:周波数とチャネル番号の組み合わせ
2.402 GHz~2.442 GHz  1チャネル+5チャネル
2.417 GHz~2.457 GHz  2チャネル+6チャネル
このように重なり合わない2つのチャネル番号を使います。
ひとつのアクセスポイントであれば、チャネンルを4つ離せば組み合わせでも構いません。

ひとつのローカルエリアで2つのアクセスポイントを使用する時は以下の組み合わせになります。
2.402 GHz~2.442 GHz  1チャネル+5チャネル
2.442 GHz~2.482 GHz  9チャネル+13チャネル
このように、2.4GHz周波数帯では、最大2つのチャネルボンディングを組むことが出来、干渉しない最大2つのアクセスポイントを構築出来ます。

5GHz周波数帯
5GHz周波数帯はチャネル番号が20MHz毎に割り振られています。
40MHzの周波数帯を確保するためには、隣り合った2つのチャンネルが必要になります。
例:周波数とチャネル番号の組み合わせ
5.170 GHz~5.210 GHz  36チャネル+40チャネル
5.190 GHz~5.230 GHz  40チャネル+44チャネル
ひとつのアクセスポイントであれば、隣り合ったチャネンルが2つあればどのような組み合わせでも構いません。

ひとつのローカルエリアで2つ以上のアクセスポイントを使用する時は以下の組み合わせになります。
5.170 GHz~5.210 GHz  36チャネル+40チャネル
5.210 GHz~5.250 GHz  44チャネル+48チャネル
このように組み合わせていくと、W52で2つ、W53で2つ、W56で5つの最大9つのチャネルボンディングを組むことが出来、干渉しない最大9つのアクセスポイントを構築出来ます。

IEEE802.11n規格の通信速度
IEEE802.11n規格は、最初に書いたように大きく5つの項目の規定で構成されています。
(1)MIMO(multi- input multi-output
(2)チャネルボンディング
(3)搬送波数
(4)ガードインターバル
(5)符号化率
IEEE802.11n規格は規格の設定であって、その全てを満たす必要はありません。
つまり、製品化された製品がこれらの規格全てを網羅しているわけではないのです。
その関係は以下の様になります。
wifi10.png

基本的には、MIMOとチャネルボンディングが通信速度を大きく左右します。
現在日本では、最大速度が300Mbpsに規制されているので、この速度を出すためには、2ストリーム(アンテナ2本)で周波数幅が40MHzの設定が必要になります。

IEEE802.11n製品
ここで、整理してみましょう。
現在市販されている、無線LANは、ほとんどがIEEE802.11nに対応しています。(IEEE802.11nドラフト準拠も含めて)
そして、それらのパッケージには通信速度の最大値が記載されています。
また、IEEE802.11n対応とも記載されています。
最大速度300MbpsでIEEE802.11n対応であれば、問題なしかというとそうでもありません。
IEEE802.11n規格では、2.4GHz周波数帯と5GHz周波数帯で使用できます。
ただし、製品がこの両方に対応していない時は、対応している周波数帯のみでの使用になります。

例えば製品の記載が、IEEE802.11b/g/n対応とします。
この製品は、IEEE802.11b/gと2.4GHz周波数帯でのIEEE802.11nしか使用できません。
当然、受信側(子機)も同じ周波数帯に対応していないといけません。
仮に、受信側(子機)がIEEE802.11a/b/g/n対応であっても、親機がIEEE802.11aに対応していなければ、5GHz周波数帯でのIEEE802.11n規格は使えません。

今までの説明でお分かりになったと思いますが、IEEE802.11n規格で、2ストリームの40MHzの周波数幅を使用すれば、2.4GHz周波数帯でも5GHz周波数帯でも、最大速度300Mbps(理論値)の設定は出来ます。
IEEE802.11n規格での2.4GHz周波数帯と5GHz周波数帯の大きな違いは、チャンネル数です。

家庭内無線LANの構築を考えると、ルータ付き無線LANをベースにする場合と、ルータ経由で無線LAN機器を接続する場合が考えられます。
何れにしても、アクセスポイントは1つなので、IEEE802.11n規格での通信を行なってもチャンネルは1つ良いわけです。
仮にもう一つアクセスポイントを作っても、2つまでなら、どちらの周波数帯を利用しても、干渉することはありません。
3つ以上のアクセスポイントを作り、なおかつ干渉しない周波数帯での設定をしようと思ったら、IEEE802.11a/n規格に対応していなければ、出来ないという事です。

IEEE802.11n 2.4GHz帯設定例
これは、チャネルボンディングの設定例です。
IEEE802.11n 2.4GHz帯の設定では、40MHz帯域を5チャンネルと9チャンネルでの設定にしてあります。
一つだけのアクセスポイントであれば、4チャンネル離せば、どのような組み合わせでも構いません。
wifi11.jpg
プライマリとセカンダリはどちらでも構いません。(9チャンネルと5チャンネルでも良い)。

IEEE802.11n 5GHz帯設定例
IEEE802.11n 5GHz帯の設定では、40MHz帯域を44チャンネルと48チャンネルでの設定にしてあります。
wifi12.jpg
プライマリとセカンダリはどちらでも構いません。(48チャンネルと44チャンネルでも良い)。


高速無線LAN-1 [Computer]

最近、高速無線LANの製品が多数出てきました。価格的にも手頃な物もあります。
このような製品は、IEEE802.11n対応とかIEEE802.11nドラフト準拠、あるいは300Mbps転送などと表記されています。
どうも、このIEEE802.11nが良く分からない。実際にIEEE802.11 b/g/n対応製品を設定して見ても、という設定がない。
そこでいろいろ調べて自分なりにまとめてみました。一様自分なりに納得しながらの事ですが、誤っている点などもありましたらお許しください。

IEEE802.11a/gから高速化のための変更点
(1)MIMO(multi- input multi-output)の採用
(2)チャネルボンディングの採用
(3)搬送波数の増加
(4)ガードインターバルの短縮
(5)符号化率の変更

ここでポイントになるのが、(1)MIMO(multi- input multi-output)の採用・(2)チャネルボンディングの採用ですが、それ以外の項目を簡単に説明します。

(3)搬送波数の増加
搬送波数では,802.11a/gは20MHz幅で48波を使ってデータを送っています。802.11nでは4本拡張し,52波を送れるようにしました。チャネルボンディング時は,さらに倍以上の108波で送ります。
(無線LANでは1チャネルの帯域幅が約20MHzと決まっています。OFDMを使うIEEE802.11aと11gの場合,この20MHzの中に52本のサブキャリアを立てて,このうち4本を制御用に,48本を通信用に使っています。)

(4)ガードインターバルの短縮
ガードインターバル(GI)はデータ信号送信時の合間に挿入される意味のない信号を流す期間のことです。受信側で反射によって時間がずれたデータが届いて干渉をするのを防ぐために使います。802.11a/gまではGIが800ナノ秒でしたが,これを半分の400ナノ秒でも運用できるようにしました。

(5)符号化率の変更
符号化は,データの信頼性を向上させるためにデータを冗長化する技術。802.11a/gではデータを本来の1.5倍に冗長化していますが,802.11nではこれを1.2倍にすることで冗長度を低くしました。

IEEE802.11nは2009年9月に規格化されました。(米国電気電子学会(IEEE)は9月11日、無線LAN規格「IEEE 802.11n」を承認した。)
2009年9月以前にも、IEEE802.11n対応のワイヤレスアクセスポイント製品は出ていましたが、「IEEE802.11nドラフト」あるいは「IEEE802.11n準拠」という名前でした。
IEEE 802.11n規格は、現在認定を受け、市場投入されている「802.11n ドラフト版2.0準拠製品」と同じ周波数帯で基本機能の変更なく相互接続性を確保します。
ドラフト認定された機器は最終的な認定プログラムの中核となる要件を満たすため、再テストを受けることなく「802.11n認定機器」として扱えるようになっています。

IEEE802.11nでは、チャネルボンディングとMIMOという大きく2つの技術により高速化を実現しています。
IEEE802.11nは、2つの周波数帯を利用することが出来ます。
1つは2.4GHz帯でこれは、IEEE802.11gと同じ周波数帯です。
1つは5GHz帯でこれは、IEEE802.11aと同じ周波数帯です。

まとめると以下の表の様になります。
wifi01.jpg

これは規格であって、仕様ではありませんから、IEEE802.1n規格の無線ルータでも、2.4GHz帯しかサポートしていない物もあります。
IEEE802.11nの2.4GHz帯は、IEEE802.11gと同じ周波数でIEEE802.11nの5GHz帯は、IEEE802.11aと同じ周波数です。
これらの周波数帯域で、MIMO及びチャネルボンディングの採用により、速度を速くしています。
従って、IEEE802.11nの2.4GHz帯は、IEEE802.11gの延長上にIEEE802.11nの5GHz帯は、IEEE802.11aの延長上にあると言えるわけです。

親機がIEEE802.11b/g/n対応で、子機(ノートパソコンなど)が、IEEE802.11a/b/g/n対応の場合を考えてみましょう。
同じIEEE802.11n規格であっても、親機が2.5GHz帯しか対応していないので、IEEE802.11n規格の2.5GHzでの通信になります。5GHz帯での通信は出来ません。

2.5GHzでも5GHzでもリンク速度(理論値)300Mbpsの速度は出るので問題ありませんが、IEEE802.11gは、チャンネル利用数が限られるのと、他の機器の干渉を受けやすいので、事務所などでは、IEEE802.11nの5GHz帯を使用することを推奨しています。

何か、分かりづらいですが、IEEE802.11n対応機器であっても、IEEE802.11aかIEEE802.11gに対応するかによって周波数帯が違うので方式が変わってくると言う事です。

MIMO(multi- input multi-output)
複数のアンテナを使用してデータを同時伝送することにより無線通信を高速化させる技術です。
下図では送信側、受信側の無線LAN機器において、ともに2つのアンテナがあるとします。
送信側の機器でデータを2分割して、2つのアンテナでその分割データを送信します。
受信側の機器はその分割データを2つのアンテナで受信して、それをもとにデータに復元します。
wifi02.png

これは、送信側と受信側が対応していないと、出来ません。
送信側にアンテナが2本あれば、受信側もアンテナが2本必要です。
送信側と受信側にアンテナが2本あれば、2つの通信路が出来ます。2×2という表示になり、2つのストリームを形成するので、ストリーム数は2となります。
MIMOはIEEE802.11nで規格化されています。
MIMO規格での理論上の最大速度は以下の様になります。
wifi03.jpg

チャネルボンディング
チャネルボンディングの説明の前に、無線LANに関する言葉を理解しておきましょう。

IEEE
電気・電子分野における世界最大の学会。1963年にAIEE(American Institute of Electrical Engineers:米国電気学会)とIRE(Institute of Radio Engineers:無線学会)が合併して発足した。本部はニューヨーク。

IEEE802.11
IEEE(米国電気電子学会)でLAN技術の標準を策定している802委員会が1998年7月に定めた無線LANの標準規格群。

WiFi
無線LAN機器が標準規格であるIEEE 802.11シリーズに準拠していることを示すブランド名。
業界団体のWi-Fi Alliance(旧WECA)が発行しているもので、他社製品との相互接続性などに関する試験をパスした装置にロゴの表示などが許可されている。
ロゴが添付された製品間であればメーカーが違っても組み合わせて使用できることが保証される。

802.11n ドラフト版2.0準拠製品
wifi03.png

802.11n規格
wifi04.png

Wi-Fi Alliance
IEEEによって標準化された高速無線LANの規格であるIEEE 802.11規格群を推進し、相互運用性を保証するための業界団体。通信機器メーカーなどを中心に無線LAN関連業界の企業が参加している。
IEEE 802.11a/b規格の愛称として知られる「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceが提唱している名称である。設立当初は「WECA」(Wireless Ethernet Compatibility Alliance)という団体名だったが、Wi-Fiの名称の普及に合わせ、2002年10月、Wi-Fi Allianceに改称した。

コンピュータハードの世界はいつも複雑です。

無線LANの世界も同様で、規格を定めているのが、「IEEE」で無線LANの規格は「IEEE802.11」と呼ばれ「IEEE」の「802委員会」が策定しています。 「IEEE802.11」規格に準拠している事を示すブランドとして「WiFi」があり、「Wi-Fi Alliance」が提唱している名称です。 「Wi-Fi Alliance」は、無線LANの規格であるIEEE 802.11規格群を推進し、相互運用性を保証するための業界団体となります。
高速無線LAN-2へ続く


AppleTV2nd-2 AppleTV2ndとMac [Mac]

Apple TV 2ndを使用する際のコンピュータの設定
Apple TVとMac
Apple TV付属のリモートコントロールが、Macにも反応してしまう事があります。
そんな時、リモコンをApple TV専用にするには、Macの「システム環境設定」を設定します。
「システム環境設定」-「セキュリティ」-「一般」
「リモートコントロール赤外線レシーバーを無効にする」にチェックを入れる。
appletn2nd14.png

Macに取り込んだ写真をApple TVで見るには
iTunesの「詳細」-「共有する写真を選択」を選択し、写真共有設定の写真の共有元にチェックを入れ、対象を選択します。また共有元(この場合iPhoto)にビデオを収納しているときは、「ビデオを含める」にチェックを入れるとApple TVでビデオが見れます。
appletn2nd15.png

iTunesで音楽再生を行うと、Apple TVが起動してしまう事があります。
Apple TVを起動させないためには、iTunesの「環境設定」から、「デバイス」を選択。
「AirPlayに接続されているリモートスピーカーを検索」のチェックを外します。
appletn2nd16.png

appletn2nd17.png

Apple TV 2ndには、USB端子があります。
これは、緊急時用で、Apple TV 2ndを復元する時に使用するための物です。

Apple TV (2nd generation) を工場出荷時の初期設定に戻す
Apple TV で、「設定」 >「一般」>「リセット」を選択し、「復元」をクリックします。
Apple TV (2nd generation) が工場出荷時の初期設定に復元され、最新の Apple TV ソフトウェアアップデートもダウンロードおよびインストールされます。
この処理には時間がかかることがあります。
復元プロセスの実行中は、Apple TV の電源ケーブルを外さないでください。
このプロセスを利用できない場合や、マイクロ USB ケーブルを使用している場合は、次のセクションの手順を実行してください。

上記の手順を実行しても Apple TV (2nd generation) が反応しない場合
マイクロ USB ケーブル (別売) を使用している場合は、以下の手順で iTunes から Apple TV を復元できます。
1. Apple TV から電源ケーブルと HDMI ケーブルを外します。
注意:電源ケーブルを外さずにマイクロ USB ケーブルを接続すると、iTunes のソースリストに Apple TV が表示されません。
2. マイクロ USB ケーブルの一方の端を Apple TV の背面に接続し、もう一方の端をコンピュータの USB ポートに接続します。
3. お使いのコンピュータで、iTunes を開きます。
4. ソースリストでお使いの Apple TV を選択し、「復元」をクリックします。

Apple TV (2nd generation) が工場出荷時の初期設定に復元され、最新の Apple TV ソフトウェアアップデートもダウンロードおよびインストールされます。この処理には時間がかかることがあります。復元プロセスの実行中は、Apple TV の電源ケーブルを外さないでください。
appletn2nd18.png




AppleTV2nd-1 設定 [Mac]

Apple TV 2nd
Apple TV 2ndが発売されました。
Apple TV 1stに比べ、価格が大幅にダウンされ、その方向性も変わってきました。

Apple TV 2ndは、Apple TV単体というより、他のデバイスと共用することでの利用拡大を意図しています。
そのデバイスとは、iPhone・iPodtouch・iPadです。もちろん単体でも使えますが、YouTubeの閲覧や映画のレンタルに限られます。
これなら、PLAYSTATION3でもXBOX360でも出来るので、これらのゲーム機を所有している人は、必要無いでしょう。
では、誰がということになるのですが、単純にYouTube等をTVで見たい、映画のレンタルをインターネット経由でしたいと言う人には、いいと思います。
なんせ価格が8,800円ですから、安いです。

iPhone・iPodtouch・iPadとの利用形態ですが、無線LANを使用します。
iPodtouch4thとApple TVでの使用方法を説明します。

必要な物
●iPodtouch4th
iOS4.2がインストールされている

●Apple TV 2nd
Apple TVソフトウェア4.1がインストールされている

●無線LAN
IEEE802.11g対応
(iPodtouch4th:IEEE802.11g/n対応 Apple TV:IEEE802.11a/g/n対応)

iPodtouch4thでの「AirPlay」
「AirPlay」では、iPodtouch4thの画像・音声・動画をTVで再生出来ます。
ただし、全ての動画が再生できるわけではありません。
iPodtouch4thで撮影した動画は見れません。(音声のみ再生される)

Apple TVの設定
iPodtouchの画像・音声をApple TV経由でTVに出力するには、Apple TVの設定でAirPlayを「入」にするだけです。
airplay01.jpeg

iPodtouch4thの設定
iOS4.2がインストールされていれば、特に設定の必要はありません。
iPodtouchで画像・音声を選択して、画面右上部に表示されるApple TVへ送るアイコンをクリックするだけです。
Apple TVで再生出来ない物は、アイコンが表示されません。
airplay02.png

airplay03.png

iPodtouch4thでの「Remote」
iPodtouch4thから、Apple TVをリモートコントロールすることが出来ます。
Apple TV付属のリモートコントロールを、iPodtouch4thでするわけです。
Apple TV付属のリモートコントロールで操作すれば、あえてiPodtouch4thで操作する必要はないのですが、タッチパネルで操作できるのと、文字入力がiPodtouch4thから出来るのが特徴です。

「Remote」機能は、Apple TVだけではなく、iTunesをコントロールすることも出来ます。
iPodtouch4thに「Remote」をAppleStoreからダウンロードしてインストールします。
appletn2nd03.png

設定は、iPodtouch4th及びリモートしたいデバイス全てを「ホームシェアリング」を有効にすれば良いのです。
なお、この時要求されるApple IDは、iTunesでサインインしたアカウントと同じ物です。

Apple TV設定
「設定」-「コンピュータ」-「ホームシェアリングを入にする」
画面に従って、Apple IDとパスワードを入力します。
appletn2nd04.png

設定が完了すると、表示が変わります。
appletn2nd05.png

この時に、コンピュータのiTunesのホームシェアリングの設定がなされていれば、コンピュータ上のiTunesのメディアを再生することが出来ます。

iPodtouch4th設定
インストールした「Remote」を起動します。
appletn2nd06.png

「ホームシェアリング」を「オン」にします。
Apple IDとパスワードを入力します。
appletn2nd07.png

appletn2nd08.png

設定が完了すると、「ホームシェアリング」が設定されているデバイスが表示されます。
この時、Apple TVの電源が入っていること。コンピュータでは、iTunesが起動していることが必要です。
appletn2nd09.png

「Remote」のコントロール画面です。
appletn2nd10.png

appletn2nd11.png

文字入力が、iPodtouch4thから出来るようになります。
appletn2nd12.png

appletn2nd13.png

AppleTV2nd-2 AppleTV2ndとMacへ

iOS4.2の新機能-3 AirPlay [iPodtouch]

AirPlay
iOSデバイスまたはiTunesからデジタルコンテンツをApple TVやAirPlay対応機器にストリーミングする機能。

AirPlayをサポートするiOSデバイス
●iPad
●iPhone 4
●iPhone 3GS
●iPod touch (第2世代以降)
第1世代のApple TVはオーディオストリーミングのみ
iTunesからの動画ストリーミングにはv10.1以上が必要

AirPlayに必要な物
送るデバイス
●iPad・iPhone・iPod tuch
中間デバイス
●Apple TV
受けるデバイス
●HDMI接続が出来るTV or Monitor
送受信デバイス
●AirMac ExpressまたはWiFi対応無線LAN

なお、AirPlay対応機器があれば中間デバイスは必要ありません。

実は、この機能で大きな勘違いをしていました。iPod tuchの画面をモニターで表示できる機能だと思いこんでしまったのです。これは便利だと思い、早速「Apple TV」を購入し設定をしている最中に気がついたのですが、なんか違うぞという事です。

Appleのサイトを良く見ると、
AirPlayを使えば、iPhone、iPad、iPodにあるデジタルメディアを、Apple TVとAirPlay対応のスピーカーにワイヤレスでストリーミングできます。モバイルデバイスにある映画や音楽を、リビングのワイドスクリーンテレビや、あなたの家でいちばん音がいいスピーカーで楽しんでみませんか。

そうなんです。「iPodにあるデジタルメディアを」と明記してあります。ようは、iPodにある音楽・音声・画像・動画をApple TVは再生することが出来ると言う事なのです。

ただ問題があります。
画像・音声のAirPlayは再生できますが、動画に関しては、2010年11月現在(OSのアップデートで出来るかもしれない)では、一部の動画のみです。
iPodtouch4thで撮影した動画は見れません。(音声のみ再生される)

iPodtouchの画像・音声をApple TV経由でTVに出力するには、Apple TVの設定でAirPlayを「入」にするだけです。
airplay01.jpeg

iPodtouchで画像・音声を選択して、画面右上部に表示されるApple TVへ送るアイコンをクリックするだけです。
Apple TVで再生出来ない物は、アイコンが表示されません。
airplay02.png

airplay03.png

こうして見ると、細かい修正はなされていると思いますが、iPadユーザー以外では、表面的に大きな変化は、iOS4.2ではなされていません。
「AirPrint」では、一部の機器が「AirPlay」では、一部の機能が出来るようになったという印象でしかありません。おそらくこの先、iOSのアップデートで、徐々にその制限が無くなっていくこと思いますし、期待したいです。

iOS4.2の新機能-2 デバイスを捜す [iPodtouch]

デバイスを捜す
なくしたiPhone、iPad、iPod touchを見つけよう。

iPodを探す機能です。
MobileME契約者以外でもiPodを探す機能のみ無料で使える所が大きな特徴です
無料で使えるデバイスは、iPhone4・iPad・iPod touch (第4世代)のみです。他のデバイスでは、iOS4.2をインストールしても使えません。

設定方法は探すデバイスにMobileMEのアカウントを作成します。
iPod touchの設定から「メール/連絡先/カレンダー」から「アカウントを追加」「mobileme」を選択します。
sagasu01.PNG

sagasu02.PNG

AppleIDとパスワードを入力します。
確認後mobilemeの規約に同意します。
sagasu03.PNG

sagasu04.PNG

同意後、「iPodを探す」を「オン」にします。
sagasu05.PNG

sagasu06.PNG

「許可」を選択すると、「iPodを探す」が「オン」になります。
「保存」をタッチします。
sagasu07.PNG

sagasu08.PNG

再度「メール/連絡先/カレンダー」を選択すると「MobileMe」のアカウントが作成され、「MobileMe」をタッチすると、アカウント情報が表示されます。
sagasu11.PNG

sagasu09.png

これで探す方のデバイスの設定は終了です。
次に探す方のデバイスですが、別のiPodtouchに「iPhoneを探す」アプリをインストールします。
名前が同じで混同しやすいですが、これはアプリなのでiTuneから購入します。2010年11月現在のバージョンは1.1で価格は無料です。
別のiPodtouchにインストールすると、「Find iPhone」のアイコンが追加されます。
sagasu11-1.png

「Find iPhone」を起動すると、Apple IDとパスワードの入力画面になるので、登録してあるApple IDとパスワードを入力します。
iPodtouchの場所が表示されます。
この画面上のiPodtouchをタッチすると遠隔操作が出来ます。
sagasu12.png

sagasu13.png

「リモートロック」はパスワードロックが設定できます。
「リモートワイプ」は、データを削除し、初期設定に戻します。
sagasu14.jpeg

PCからでも操作できます。
MobileMeのサイトを開きAppleIDとパスワードを入力します。
sagasu15.png

後は同じです。

探すiPodtouchの電源が完全OFFの状態では、この機能は使えません。

iOS4.2の新機能-3 AirPlayへ

iOS4.2の新機能-1 AirPrit [iPodtouch]

iOS4.2の新機能
iOS4.2の新機能の大きな項目としては4つあげられます。
●iPadでマルチタスキングとフォルダ作成が出来るようになった
●AirPrint機能の追加
●デバイスを捜す
●AirPlay機能の追加

iPadでマルチタスキングとフォルダ
この機能は、iOS4.0で追加された、iPhone・iPodtouchで出来るようになった、マルチタスキングとフォルダ作成がiPadでも出来るようになった機能です。

AirPrint
iPhone・iPodtouch・iPadから直接、プリントアウト出来る機能ですが、無線機能を使うので、プリンタに無線機能が付いているという事が条件になります。
さらにAirPrintに対応しているプリンタが必要になります。
2010年11月現在AirPrintに対応しているプリンタは、HP社製のみでその機種は以下の通りです。

HP Photosmart Plus (B210a)
HP Photosmart Premium (C310c)
HP Envy eAll-in-One シリーズ (D410a)
HP Photosmart Premium Fax e-AiO (C410a)
HP Photosmart eStation (C510)
HP LaserJet Pro M1536dnf Multifunction Printer
HP LaserJet Pro CM1415fn Color Multifunction Printer
HP LaserJet Pro CM1415fnw Color Multifunction Printer
HP LaserJet Pro CP1525n Color Printer
HP LaserJet Pro CP1525nw Color Printer

従って、日本でよく使われている、CANON・EPSONには対応していません。
今後、CANON・EPSONのプリンタが対応する可能性はありますが、現況では使えないのです。
この機能は、アプリを使えばiOS4.2でなくても、前から出来る機能です。

CANON製プリンタ
Canon Easy-PhotoPrint for iPhone(無料)
対応プリンタ
PIXUS MG8130
PIXUS MG6130
PIXUS MG5230
PIXUS MP990
PIXUS MP640
PIXUS MP560
PIXUS MX870
PIXUS MX350

EPSON製プリンタ
Epson iPrint(無料)
対応プリンタ
EP-902A
EP-802A
PX-602F
PX-502A
EP-901F
EP-901A
PX-601F
PM- T960
PM-T990

また、有料ですが、「ePrint」というのも有り、対応プリンタであれば、印刷出来ます。
これら対応プリンタ以外の全てのプリンタでも、コンピュータと接続されていれば、コンピュータを経由して、プリントアウト出来る、アプリが用意されています。

従って、AirPrintは前からあるアプリをAppleが正式対応したという事でしょう。ただし、対応プリンタがHPの一部なので、現段階では無くてもいい機能に思えます。

iOS4.2の新機能-2 デバイスを捜すへ

Macminiメモリ増設 [Mac]

Macmini MC238J-A Late2009 メモリ増設
2010年12月最近、メモリ価格が下落しているので、Macminiのメモリを増設してみることにします。
増設するメモリの仕様とアップグレードに関してアップルのサイトは以下に用に説明されています。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
概要
Mac mini (Early 2009)、Mac mini (Late 2009)、および Mac mini (Mid 2010) で使われているメモリについて説明します。
対象製品
Mac mini (Early 2009), Mac mini (Late 2009), Mac mini (Mid 2010)
Mac mini (Early 2009)、Mac mini (Late 2009)、および Mac mini (Mid 2010) コンピュータには、2 つのメモリスロットが装備されています。これらのスロットには、次の仕様の標準の PC3-8500 DDR3 204 ピン SO-DIMM (Small Outline DIMM) が搭載できます。
●PC3-8500 DDR3
●バッファなし
●パリティなし
●204 ピンモジュール
●1066 MHz
次の機能のある DIMM は、これらの Mac mini モデルでは動作しません。
●レジスタまたはバッファ
●PLL
●ECC
●パリティ
●EDO RAM
Mac mini モデル の最大メモリ
Mac mini (Mid 2010) 2GB→8GB
Mac mini (Late 2009) 2GB→4GB
Mac mini (Early 2009) 1GB→4GB
Mac mini は、CTO (注文仕様生産) で最大の SDRAM 構成に設定できます。お使いの Mac mini (Mid 2010) のメモリをアップグレード/交換していただけますが、ほかの Mac mini モデルのメモリは、アップル正規サービスプロバイダが取り付ける必要があります。
ビデオメモリ
Mac mini (Mid 2010) では、NVIDIA GeForce 320M ビデオチップセットが使われており、ビデオメモリにメインシステムのメモリを共有しています。Mac mini (Early 2009) および Mac mini (Late 2009) では、ビデオメモリにメインシステムのメモリを共有する NVIDIA GeForce 9400 M チップセットが使われています。 これらのビデオチップセットの詳細については、Intel ベース Mac の統合ビデオについて を参照してください。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
Mac mini (Late 2009)での増設出来るメモリは
SO-DIMM PC3-8500 DDR3で最大4GBとなります。
ネット上を検索すると、8GBに増設して、正常動作しているとの報告もあるので8GBまで大丈夫なのかもしれません。

私が選択したメモリは、DDR3-1333 PC3-10600 1066MHz 2048MBを2枚セット(elixir W3N133Q-2G)です。
本当は、PC3-8500 DDR3にしたかったのですが、PC3-10600 DDR3の方が、2,000円ほど安かったので、こちらにしました。この段階では、PC3-10600 DDR3が動作する保証など何もなかったのですが、なんとかなるんじゃないかという感じでした。

いつものことですが、この時点から、自己責任状態ですから、動かなくてもあきらめるしかないです。

普通のメモリ増設であれば、メモリ以外に用意するものはありませんが、Macminiの場合は違います。
蓋をこじ開ける道具が必要になります。
Macminiのメモリ増設に関しては、ネット検索すればかなりヒットします。メモリ増設された方がいろいろな方法・道具でチャレンジしています。一度でもやれば要領は分かるのですが、初めてでは推測するしかありません。

いろいろ検討した結果、ダイソーかホームセンターで売っているスクレーバーが良いと思われましたが、近くにダイソーもホームセンターもありません。
それに工具にあまりお金をかけたくなかったので、近くの100円ショップに行きました。イメージとしては、幅が12Cm位の、薄く平たい金物です。
そこで見つけたのが、パンなどを切るときに使う、スケッパーです。
まさにイメージ通りなので2つ購入しました。

実際やってみてわかったのですが、スケッパーで充分事足ります。
ただ刃先がもう少し薄ければもっとやりやすかったという感じです。

手順は
1.カバー(箱上)を外す
2.ネジを4か所外す
3.上部を外しメモリを交換する
の3段階です。

方法手順はいろいろなサイトで紹介されているのでそちらを参考にして行えば良いと思います。
ここでは、実際に行ったうえでのポイントを紹介したいと思います。

1.カバー(箱上)を外す
● とにかく隙間がないです。
● 隙間を作るのが大変です。
● この時刃先の薄い(刃先だけです。全体的に薄いとうまくいきません)ものがあれば、そう困難ではないです。
● 片側ずつだと、難しいので両側にとにかく金物を入れてしまうことがいいと思います。
● あまり深く入れることはありません。深く入れると本体に付いている金属製のクッション?や本体に傷がつきます。
● 金物が入ったら、少し力を入れれば、開きます。力の加減が分からなければ少しずつ開けて行った方がいいかもしれません。
● とにかく、この辺は感覚なので、やってみた感じといった方がいいでしょう。

スケッパーは、少し刃先が厚かったようです。片側は入るのですが、片側にスケッパーを入れてしまうと、反対側に隙間が取れず、入りません。そこでフライ返しを使って何とかなんとか、フライ返しを入れて開けました。

2.ネジを4か所外す
上部と下部を取り外すのには、黒いネジを4か所外すだけです。下の写真の左下部のみ、部品が邪魔して外せないので、この部品を外す必要があります。横から見ると黒い棒状の物が2本あるので、こいつを内側にはさんめば外れます。この部品を外す時スプリングが入っているので無くさないようにしましょう。
左上のネジのみ形状が違います。

macmini_mem01.jpeg

3.上部を外しメモリを交換する
上部を外す時、ネット上では、右側のオレンジの部品を外すように書いてあるところが多いです。
この部品は、下部と線がつながっているので外した方がいいということでしょう。
この部品の外し方は上の方に引っ張れば、簡単に外せるということなのです。確かに構造的にみれば外れそうなのですが、私の場合は、なかなか外れませんでした。無理に力を入れると、壊れそうだったのでこの2つの部品は外さないで、上部を外してみることにしました。
そのまえに、下の写真のコネクタを外しておきます。(オレンジのコネクタ)
macmini_mem02-1.jpeg

上部を外す前の段階。
macmini_mem02.jpeg

左側のオレンジの2つの部品部分を横から見ると
macmini_mem03.jpeg

このように線が下部につながっています。
この線をに気をつけて、上部を外せば2つのオレンジの部品を外さなくても大丈夫です。

この2本の線は、下部に接続されています。接続方式は変わっていて、服を留めるホック(スナップ)形式のようになっています。
また簡単に外れてしまうので、接続したまま外す時は、事前にどの辺の位置に付いているか確認しておきましょう。
外れてしまっても、だいたいの位置さえ分かっていれば、特殊形状なのですぐに取り付け場所は分かります。
とても小さいので、はめづらいですが落ち着いてやれば大丈夫です。
macmini_mem04.jpeg

後はメモリを外し、増設するだけです。

組み立ては問題ないでしょう。しっかりと手順を戻していけばOKです。

最後のカバーをはめる前に、動作確認をしましょう。
macmini_mem05.png

macmini_mem06.png

macmini_mem07.png

起動しました。メモリもしっかり認識しているので大丈夫でしょう。
今回は、DDR3-1333 PC3-10600を使用したので、少し不安でしたが認識しました。
ただ、ベンチマークなどでみるとスコアは前とあまり変わらないので、PC3-8500で動作しているのかもしれません。

iTunes 2台目のiPodtouch [Mac]

2台目のiPodtouch
同じコンピュータ上のiTuneに2台目のiPodtouchを同期させるのには、単純に2台目のiPodtouchをUSB接続し、iTuneを起動します。
そうすると、次の画面が表示されます。
douki.png

この時に、「新しいiPodとして設定」か「バックアップから復元」を選択するのかで悩みました。ネット上でも正解は見つからず、「バックアップから復元」を選択しました。以下はその手順です。
backup.png

「バックアップから復元」が終了すると、アプリケーションのインストールが始まります。
デバイス名は、1台目のiPodtouch名のままです。
アプリケーションのインストールが終了した段階で、デバイス名を変えました。
全て、終了し2台目のiPodtouchを起動して見ると、パスワード以外は完ぺきにバックアップされていました。
この時点では、全く同じ内容のiPodtouchが2台存在することになります。

アプリケーションソフトも2台のiPodtouchで使用することが出来ます。この事が一番不安だったので一安心です。

アプリケーションソフトの基本は1ハード1ソフトなのですが、iTunesでは、所有ハード全てに対して、使用権があるようです。これは利用者にとって、とてもうれしいことだと思います。

ほぼ、同じ内容のiPodtouchを2台同じコンピュータで管理すると、間違えそうなので、1台目のiPodtouchは、別のコンピュータで同期し直しました。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。