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iTunesのデータファイル移動 [Mac]

iTunesのデータファイル(音楽ファイルやアプリケーション)を既定以外の別のフォルダやドライブに設定することが出来ます。
この方法は、Appleサイトに掲載されているので、そこを参照すれば、設定を変えることが出来ます。
Windows
http://support.apple.com/kb/HT1364?viewlocale=ja_JP
Mac OSX
http://support.apple.com/kb/HT1449?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP

この操作は、データファイルの保存フォルダ「iTunes Media」を所定の場所にコピーをして、その場所を保存フォルダに設定する手順になります。
「iTunes Media」の保存場所は以下の通りです。
Windows
C:\Users\Kunihiro\Music\iTunes\iTunes Media
Mac OSX
/User/ユーザ名/Music/iTunes/ iTunes Media

「iTunes」フォルダは、以下のように構成されています。
itunes_move001.png

今回は、Windows7の設定を変更してみました。

iTunesのデータフォルダ設定を変えようと考えた理由は、Windows7のインストールされた、HDDをSSDに変えたからです。
SSDは容量が多くないため、iTunesのデータフォルダを別のHDDドライブに設定しようと思ったわけです。

Appleサイトに掲載されている方法は、継続使用での移動方法で、Windowsを再インストールした後の設定方法は記載されていません。
やりたいことは、今まで既定の設定でiTunesを使用していたけど、別のPCあるいは別のドライブにiTunesをインストールし、iTunes Mediaフォルダの設定を既定以外に設定しようという事です。

基本的には、今まで使用していたPCで、iTunes関係のフォルダ・ファイルをバックアップしておき、別のPCにiTunesをインストールした後、バックアップフォルダ及びファイルを所定の場所に上書きしてから、Appleサイトに掲載されている方法で行えばいいのです。

ただ、私の場合の状況を考えると、この方法では、できない可能性があります。
今回、新設するSSDの容量は、128GBです。
iTunes Mediaフォルダの現況サイズは、60GB以上あります。
Windowsをインストールし、アプリケーションなどをインストールした後、SSDの残容量が、60GBを切ってしまったら、この方法では出来ません。
また、これだけのサイズのフォルダを、2回もコピーするのは、面倒です。

そこで、私は以下の手順で設定変更をしてみました。

1.iTunes 関係のフォルダを全てバックアップする。
Wimndows7の場合のiTunes 関係のフォルダの収納フォルダとファイルは以下の通りです。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Apple Computer\iTunes
Cache.db
goog-phish-shavar.dat
goog-phish-shavar.db
iPodDevices.xml
iTunesPrefs.xml

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer
itunes_move002.png

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes
itunes_move003.png

CD Info.cidb
com.apple.iTunes.Gracenote.plist
http_www.apple.com_0.localstorage
iTunesPrefs.xml

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\Cookies
Cookies.binarycookies
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iPod Software Updates
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iPod Updater Logs
iPodUpdater 8.log
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iTunes Plug-ins

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\Logs

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup\数字とアルファベットのフォルダ(このフォルダは使用しているiPadなどのバックアップデータです。)

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\Preferences
com.apple.iTunes.plist

C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes

itunes_move004.png
iTunes Library Extras.itdb
iTunes Library Genius.itdb
iTunes Library.itl
iTunes Music Library.xml
sentinel

C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes\Album Artwork
C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes\iTunes Media
itunes_move005.png

.iTunes Preferences.plist
C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes\iTunes Media\Automatically Add to iTunes
C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes\iTunes Media\iTunes に自動的に追加
C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes\iTunes Media\Mobile Applications
C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes\iTunes Media\Music
C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes\Previous iTunes Libraries
iTunes Library 2011-10-14.itl

これらのフォルダ・ファイルの中には、直接関係のないものもありますが、全てバックアップを取ります。
フォルダ「AppData」は隠しフォルダです。

細かく書きましたが要は、以下の3つのフォルダをバックアップすればいいのです。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Apple Computer\iTunes
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer
C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes(「iTunes Media」フォルダはバックアップしません。)

2. C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes\iTunes Mediaフォルダを、新しく設定するドライブにコピーします。
例:D:\My Music\iTunes

3.Windowsをインストール(別のPCであれば必要なし)し、iTunesをインストールします。

4.隠しフォルダを表示させ、所定の場所にバックアップしたフォルダファイルをコピーします。

5.iTunesを起動しiTunesの設定を開き「詳細」タブをクリックします。
「変更」をクリックしiTunes Mediaフォルダの場所を指定します。
itunes_move006.png

これで、今まで通りの状況で、データファイルの保存場所のみ変更できます。

私の環境下では、この方法で出来ましたが、環境によっては、差異があると思いますので自己責任にてお願い致します。

Mac OSXでは、試していませんがMac OSXの方がフォルダ構成が単純なので、出来ると思います。

Mac OSX 10.7 LionでのBackup [Mac]

Mac OSX 10.7 LionでのBackup
Mac OSX 10.7 Lion ではAFP (Apple Filing Protocol) 3.3 がどうやら必須になってしまったようなので、3.3に対応した Netatalk 2.2.0 でAFPサーバーを構築する必要があるようです。
私は、LinkstationでTime Machineを構成していたので、当然認識しません。

Buffalloサイトでは次のようになっています。(2011年8月10日現在)
tm2_000.jpg

上記以外の製品に対しては、
「OS発売以前の発売製品で、対応表に製品名を掲載していない製品は、非対応です。」
となっています。
私の場合、Linkstationが2台あります。
1台は LS-CLシリーズでもう1台はLS-CHLシリーズです。
LS-CLは、ファイル共有でWinとMacを共有。
MacのTime Machine でバックアップを行っていました。
ファイル共有に関しては、今のところ問題なくアクセス出来ますがTime Machineによるバックアップが出来ません。
LS-CLは、Mac OSX LionによるTime Machineは非対応ということなので、ファームウェアアップデートにて対応している、LS-CHLの方に移行することにしました。

LS-CHLにWebアクセスし、「ネットワーク」-「ネットワークサービス」で「AFP」をオンにします。
tm2_001.png

「共有フォルダー」でTime Machine用のフォルダーを作成します。
tm2_002.png

tm2_004.png

「その他」-「Time Machine」で「使用する」にチェックを入れ、「保存」をクリックする。
tm2_005.png

Mac側でTime Machineのディスクを選択すれば完了。
tm2_006.png

tm2_007.png



Time Capsule [Mac]

先日、2世代前のTime Capsule 500GBを手に入れました。
私は、Time Capsuleとは、バックアップ専用のHDDだと思っていたのですが、何か様相が違うのです。
そこで調べてみると、

Time Capsule(タイムカプセル)とは、米アップル社(Apple Inc.)が開発・販売する、ハードディスクを搭載する無線LANルーターである。2008年1月15日にサンフランシスコで開催されたMacworld Conference & Expo 2008で発表された。

とあるじゃないですか。そうなんですHDD搭載の無線LANルーターだったのです。
道理で電源OFFが無いわけだ。としごく納得しました。
いまさら何を言っているのかと言われてしまいそうですが、HDD搭載の無線LANルーターなどという発想が無かったし、Time Capsuleというネーミングからすれば、間違える人がいてもいいでしょう。

さて、このTime Capsuleですが、2011年6月に発売されたものが第5世代にあたるようです。
2008年に発売された、初代Time Capsuleから4回にわたって、新機種が販売されています。
HDDのサイズ変更や、価格の変更はわかりやすいのですが、それ以外の部分でどのように変わっているかがとてもわかりづらいのです。
モデルナンバーで世代ごとに区別すると以下のようになります。
timecapsule0a.jpg
HDDのサイズを比べると、第1世代と第2世代は500GB+1TBの組み合わせで第3世代と第4世代は1TB+2TBの組み合わせさらに第5世代になると2TB+3TBの組み合わせになります。
それ以外の変更箇所は、仕様書を見る限りほとんど変わっていません。

そこでAppleサイトにある技術仕様書を見比べてみました。
2011年7月現在Appleサイトには以下の仕様書が公開されています。
Time Capsule 802.11n (第 1 世代) - 技術仕様  最終更新日: 14 6月, 2011
Time Capsule (Early 2009) - 技術仕様  最終更新日: 03 8月, 2009
Time Capsule 802.11n (第 4 世代) - 技術仕様  最終更新日: 06 7月, 2011
Time Capsule (Early 2009) - 技術仕様は発売時期から見て第2世代の技術仕様と思われます。
第3世代の技術仕様がありませんが、発売時期が2009年7月から見て、Time Capsule (Early 2009) - 技術仕様に準じているという事でしょうか。

まず、
Time Capsule 802.11n (第 1 世代) - 技術仕様  最終更新日: 14 6月, 2011
Time Capsule (Early 2009) - 技術仕様  最終更新日: 03 8月, 2009
を比べてみるとHDD表記・OS・システム条件・付属品など以外での違いは以下の通りです。
timecapsule0b.jpg

また、以下の2つの技術仕様は、HDD表記・OS・システム条件・付属品など以外では変わっていません。
Time Capsule (Early 2009) - 技術仕様  最終更新日: 03 8月, 2009
Time Capsule 802.11n (第 4 世代) - 技術仕様  最終更新日: 06 7月, 2011

こうして見ると、Time CapsuleはHDDのサイズ以外、あまり変わっていないことになります。
もちろん、細部での変更はあるとは思いますが、これは分りません。

Time Capsuleは、Air Mac ユーティリティで設定します。
最近のMac OSXはAir Mac ユーティリティが組み込まれているので、特にインストールする必要もありません。
Air Mac ユーティリティを起動します
timecapsule1.png

Time Capsule の名前を決めパスワードを設定します。
timecapsule2.png

ネットワーク設定画面で、「新しいワイヤレスネットワークを作成」を選択すると
timecapsule3.png

ワイヤレスネットワークの設定画面になります。ルーター経由でのワイヤレスネットワークとなります。
timecapsule4.png

「既存のベースステーションまたは・・・・・置き換える」を選択すると
timecapsule5.png

既に、設定されているワイヤレスネットワークがある場合にネットワーク名が表示されるので選択します。
timecapsule6.png

「現在のネットワークにTime Capsuleを接続」を選択すると
timecapsule7.png

さらに選択画面になり、「現在のネットワークにTime Capsuleをワイヤレス接続」を選択すると
timecapsule8.png

ワイヤレスネットワークの接続設定画面になります。
timecapsule9.png

「Time CapsuleをEthernetで・・・・・別のネットワークを作成」を選択すると
timecapsule10.png

現在ある、ワイヤレスネットワークの選択画面になります。
timecapsule11.png

「このTime Capsule上の・・・・無効にして・・・・Ethernetを使用して接続」を選択すると
timecapsule12.png

Time Machineの設定画面になります。
timecapsule13.png

ここまでの設定は、わかりやすいようで微妙な選択に戸惑います。
無線LANを初めて構築する場合は特に問題なく、「新しいワイヤレスネットワークを作成」を選択すればよいのですが、すでに無線LAN(ワイヤレスネットワーク)が構築されている場合の選択です。基本的には別々のネットワークを構築していきたいので、(同じネットワークでは、あまり意味がないように思えます。)最初の選択では、
「新しいワイヤレスネットワークを作成」
「現在のネットワークにTime Capsuleを接続」
の選択になります。
「現在のネットワークにTime Capsuleを接続」を選択した場合、さらに、
「現在のネットワークにTime Capsuleをワイヤレス接続」
の選択になるのですが、この設定画面では、「ワイヤレスネットワーク名」は、既存の中からの選択になります。
ここから先は、試していないので何とも言えませんが、今回はすでにある無線LAN(ワイヤレスネットワーク)とは、別にルーターからブリッジで接続したかったので、最初の選択画面で「新しいワイヤレスネットワークを作成」を選びました。

ネットワーク名とセキュリティの設定
timecapsule14.png

ブリッジモードの設定
timecapsule15.png

IPアドレスの設定
timecapsule16.png

Time Machineの設定 今回はTime Machineとしては使用しません。
timecapsule17.png

設定の確認
timecapsule18.png

timecapsule19.png

設定終了後Time Capsuleが再起動します。
timecapsule20.png

再起動後、何か問題があったようでこの画面が表示されました。
timecapsule21.png


Mac OS X 再インストール [Mac]

Mac OS X再インストール
Mac OS Xのインストールディスクを入れ、「C」キーを押しながら起動MacBookをCDからブートさせます。
インストールディスクから「ディスクユーティリティ」を利用してMac本体のハードディスクの中身を消します。
そのままインストールディスクからMacOSXのインストールを行います。
ソフトウェア・アップデートを行って最新の状態にします。

こんな感じですが、同じMac OS Xでも、Macの機種が違う物をインストール出来ないようです。
これは、詳しく調べていないので分かりませんが、MacminiMId2010にMacminiLate2009のMac OS X10.6のディスクでインストールが出来なかったという事です。
MacminiMId2010は、64bit起動できるので、この辺の違いかもしれません。

私の場合は、市販アプリケーション(インストール作業が必要なもの)以外は、ルートに「Tool」フォルダを作成しこのフォルダ内で全て処理しています。
アプリは、種類別にフォルダを作成し、そこに収納しています。
アプリのエイリアスを作成し、Dock用のフォルダを作成し、さらに種類別にフォルダを作りました。
再インストールする時は、この「Tool」フォルダとユーザーフォルダをそのままバックアップし元に戻します。
再インストールの手順としては、Mac OS Xをクリーンインストールし、アップデートします。
次に市販アプリケーション(インストール作業が必要なもの)をインストールし、バックアップフォルダを元の位置に戻せばOKです。
この時に、ユーザ名は前と同じにします。
iTunesの認証解除は忘れないようにしましょう。
macmove01.png

MacからMacへ移行(Mac OS X10.6)
標準の移行ツールは、完全な形での移行はできません。
従って、手動で行った方が、いいようです。

移行するMacにコピーするフォルダは以下の通りです。
Root/Tool
Users/ユーザ名/Music/iTunes
Users/ユーザ名/Library/Application Support/MobileSync/Backup
Users/ユーザ名/Library/Safari
これ以外必要に応じてフォルダをコピーします。
Users/ユーザ名以下のフォルダを全てコピーしてもいいと思います。
移行するMacのユーザ名が違う時はアクセス権の設定をし直します
コピーしたフォルダ情報を表示します。
最初はこんな状態です。
macmove02.png

「+」ボタンで、ユーザの追加をします。
macmove03.png

そうするとこのようになります。
macmove04.png

歯車マークをクリックして、「~を所有者にする」を選択します。
macmove05.png

アクセス権を変更します。
macmove06.png

歯車マークをクリックして、「内包している項目に適用」を選択します。
フォルダ内全てのフォルダ・ファイルが同様のアクセス権となります。
macmove07.png

コピーした基のフォルダ全てに同様の操作を行います。


iTunesを起動して、コンピュータの認証を行えばOKです。
なお、移行されるMacを使用しないのであれば、コンピュータの認証を解除しておきましょう。

iPhotoの移行
「iPhoto」は移行するより、共通の場所に保存場所を設定した方が良いようです。
外付けのHDDあるいはNASの所定の場所に、既存の場所にある「iPhoto Library」をドラッグします。
移動(実際はコピーです)するドライブをマウントします。
/Users/ユーザ名/Pictures/iPhoto Library
を移動するドライブのフォルダにドラッグします。

「option」キーを押しながらiPhotoを起動します。
次の画面が表示されます。「その他のライブラリ」を選択しドラッグした「iPhoto Library」を選択します。
macmove08.png

再度「option」キーを押しながらiPhotoを起動して確認すれば、新しいiPhoto Libraryがデフォルトになっています。
間違えるといけないので、「/Users/ユーザ名/Pictures/iPhoto Library」は削除しておきましょう。
macmove09.png

外部ドライブを保存先にした時は、起動時にドライブをマウントしなくてはいけません。
MACで良く使う、外部ドライブは起動時にマウントしておくと便利です。
MACでは、マウントしたドライブはデスクトップに表示されます。
デスクトップに表示させたくないときは、「Finder」の「環境設定」「一般」で「デスクトップに表示する項目」のチェックを外します。
macmove10.png

ログアウトしログインします。
Finderから「移動」「サーバへ接続」を選択し、所定のアドレスを入力します。
macmove11.png

パスワードの入力画面で「このパスワードをキーチェーンに保存」にチェックをいれます。
macmove12.png

所定のフォルダを選択します。
私の場合は、Link stationに接続しているので、「share」を選択します。
macmove12-2.png

「このパスワードをキーチェーンに保存」にチェックをいれておくと、次回から、自動接続になります。つまりパスワードを入力する必要がありません。
Mac OS Xにおけるキーチェーンとは,そのようなパスワードを統一的に管理する仕組みです。
このキーチェーンは、「アプリケーション/ユーティリティ/キーチェーンアクセス.app」によって管理できます。
macmove13.png

この操作で必要な、キーチェーンのマスターパスワードは、最初に決めたパスワードがデフォルトで設定されています。
macmove14.png

起動時に、ドライブをマウントする方法は、2つあります。

1つは、ログイン項目にマウントしたドライブのフォルダを追加することです。
「環境設定」「アカウント」からログイン項目タブを選択し「+」ボタンを押します。
macmove15.png

マウントしたフォルダを選択すればOKです。
私の場合は、Link Stationの「share」の「kuni Mac」です。
macmove16.png

もう1つは、「Automator」(オートマター)を使う方法です。
「Automator」はAppleサイトで以下のように説明されています。

Automator では、たくさんのファイルの名前を変更したり、iPhoto スライドショーに含める何枚もの写真のサイズを変更したり、iCal イベントの作成を自動化したりと、あなたのワークフローを簡素化できるさまざまなタスクを指定できます。Automator を使うのに、プログラミングの知識は一切必要ありません。インターフェイスにコマンドをドラッグ&ドロップするだけで、独自の Automator ワークフローを作成できます。

この機能を使い、マウントの自動実行アプリを作成します。
「アプリケーション/Automator.app」を起動します。
最初にこのような画面が表示されます。
「ワークフロー」を選択します。
macmove17.png

「Automator.app」が起動します。
macmove18.png

「ライブラリ」から「ファイルとフォルダ」を選択し、表示された項目から「指定されたサーバを取得」を右にドラッグします。
macmove19.png

右側に「指定されたサーバを取得」が表示されるので「追加」を選択します。
macmove20.png

サーバアドレスを入力します。サーバアドレスは、IPアドレスよりも、サーバ名の方がいいと思います。
例 smb://LS-CLE28/share
macmove21.png

次に「サーバへ接続」項目を右側にドラッグします
そうするとこのような画面になります。
この段階で、「実行」ボタンでテストする事が出来ます。
macmove22.png

保存します。最初はワークフローのフォーマットで保存します。
これは、後から修正が出来るようにするためです。
macmove23.png

次に「別名で保存」を選択し、フォーマット形式をアプリケーションで保存します。
macmove24.png

このファイルが実行形式なので、ドッグへドラッグし、右クリックで、「オプション」から「ログイン時に開く」を選択します。

AppleTV2nd-2 AppleTV2ndとMac [Mac]

Apple TV 2ndを使用する際のコンピュータの設定
Apple TVとMac
Apple TV付属のリモートコントロールが、Macにも反応してしまう事があります。
そんな時、リモコンをApple TV専用にするには、Macの「システム環境設定」を設定します。
「システム環境設定」-「セキュリティ」-「一般」
「リモートコントロール赤外線レシーバーを無効にする」にチェックを入れる。
appletn2nd14.png

Macに取り込んだ写真をApple TVで見るには
iTunesの「詳細」-「共有する写真を選択」を選択し、写真共有設定の写真の共有元にチェックを入れ、対象を選択します。また共有元(この場合iPhoto)にビデオを収納しているときは、「ビデオを含める」にチェックを入れるとApple TVでビデオが見れます。
appletn2nd15.png

iTunesで音楽再生を行うと、Apple TVが起動してしまう事があります。
Apple TVを起動させないためには、iTunesの「環境設定」から、「デバイス」を選択。
「AirPlayに接続されているリモートスピーカーを検索」のチェックを外します。
appletn2nd16.png

appletn2nd17.png

Apple TV 2ndには、USB端子があります。
これは、緊急時用で、Apple TV 2ndを復元する時に使用するための物です。

Apple TV (2nd generation) を工場出荷時の初期設定に戻す
Apple TV で、「設定」 >「一般」>「リセット」を選択し、「復元」をクリックします。
Apple TV (2nd generation) が工場出荷時の初期設定に復元され、最新の Apple TV ソフトウェアアップデートもダウンロードおよびインストールされます。
この処理には時間がかかることがあります。
復元プロセスの実行中は、Apple TV の電源ケーブルを外さないでください。
このプロセスを利用できない場合や、マイクロ USB ケーブルを使用している場合は、次のセクションの手順を実行してください。

上記の手順を実行しても Apple TV (2nd generation) が反応しない場合
マイクロ USB ケーブル (別売) を使用している場合は、以下の手順で iTunes から Apple TV を復元できます。
1. Apple TV から電源ケーブルと HDMI ケーブルを外します。
注意:電源ケーブルを外さずにマイクロ USB ケーブルを接続すると、iTunes のソースリストに Apple TV が表示されません。
2. マイクロ USB ケーブルの一方の端を Apple TV の背面に接続し、もう一方の端をコンピュータの USB ポートに接続します。
3. お使いのコンピュータで、iTunes を開きます。
4. ソースリストでお使いの Apple TV を選択し、「復元」をクリックします。

Apple TV (2nd generation) が工場出荷時の初期設定に復元され、最新の Apple TV ソフトウェアアップデートもダウンロードおよびインストールされます。この処理には時間がかかることがあります。復元プロセスの実行中は、Apple TV の電源ケーブルを外さないでください。
appletn2nd18.png




AppleTV2nd-1 設定 [Mac]

Apple TV 2nd
Apple TV 2ndが発売されました。
Apple TV 1stに比べ、価格が大幅にダウンされ、その方向性も変わってきました。

Apple TV 2ndは、Apple TV単体というより、他のデバイスと共用することでの利用拡大を意図しています。
そのデバイスとは、iPhone・iPodtouch・iPadです。もちろん単体でも使えますが、YouTubeの閲覧や映画のレンタルに限られます。
これなら、PLAYSTATION3でもXBOX360でも出来るので、これらのゲーム機を所有している人は、必要無いでしょう。
では、誰がということになるのですが、単純にYouTube等をTVで見たい、映画のレンタルをインターネット経由でしたいと言う人には、いいと思います。
なんせ価格が8,800円ですから、安いです。

iPhone・iPodtouch・iPadとの利用形態ですが、無線LANを使用します。
iPodtouch4thとApple TVでの使用方法を説明します。

必要な物
●iPodtouch4th
iOS4.2がインストールされている

●Apple TV 2nd
Apple TVソフトウェア4.1がインストールされている

●無線LAN
IEEE802.11g対応
(iPodtouch4th:IEEE802.11g/n対応 Apple TV:IEEE802.11a/g/n対応)

iPodtouch4thでの「AirPlay」
「AirPlay」では、iPodtouch4thの画像・音声・動画をTVで再生出来ます。
ただし、全ての動画が再生できるわけではありません。
iPodtouch4thで撮影した動画は見れません。(音声のみ再生される)

Apple TVの設定
iPodtouchの画像・音声をApple TV経由でTVに出力するには、Apple TVの設定でAirPlayを「入」にするだけです。
airplay01.jpeg

iPodtouch4thの設定
iOS4.2がインストールされていれば、特に設定の必要はありません。
iPodtouchで画像・音声を選択して、画面右上部に表示されるApple TVへ送るアイコンをクリックするだけです。
Apple TVで再生出来ない物は、アイコンが表示されません。
airplay02.png

airplay03.png

iPodtouch4thでの「Remote」
iPodtouch4thから、Apple TVをリモートコントロールすることが出来ます。
Apple TV付属のリモートコントロールを、iPodtouch4thでするわけです。
Apple TV付属のリモートコントロールで操作すれば、あえてiPodtouch4thで操作する必要はないのですが、タッチパネルで操作できるのと、文字入力がiPodtouch4thから出来るのが特徴です。

「Remote」機能は、Apple TVだけではなく、iTunesをコントロールすることも出来ます。
iPodtouch4thに「Remote」をAppleStoreからダウンロードしてインストールします。
appletn2nd03.png

設定は、iPodtouch4th及びリモートしたいデバイス全てを「ホームシェアリング」を有効にすれば良いのです。
なお、この時要求されるApple IDは、iTunesでサインインしたアカウントと同じ物です。

Apple TV設定
「設定」-「コンピュータ」-「ホームシェアリングを入にする」
画面に従って、Apple IDとパスワードを入力します。
appletn2nd04.png

設定が完了すると、表示が変わります。
appletn2nd05.png

この時に、コンピュータのiTunesのホームシェアリングの設定がなされていれば、コンピュータ上のiTunesのメディアを再生することが出来ます。

iPodtouch4th設定
インストールした「Remote」を起動します。
appletn2nd06.png

「ホームシェアリング」を「オン」にします。
Apple IDとパスワードを入力します。
appletn2nd07.png

appletn2nd08.png

設定が完了すると、「ホームシェアリング」が設定されているデバイスが表示されます。
この時、Apple TVの電源が入っていること。コンピュータでは、iTunesが起動していることが必要です。
appletn2nd09.png

「Remote」のコントロール画面です。
appletn2nd10.png

appletn2nd11.png

文字入力が、iPodtouch4thから出来るようになります。
appletn2nd12.png

appletn2nd13.png

AppleTV2nd-2 AppleTV2ndとMacへ

Macminiメモリ増設 [Mac]

Macmini MC238J-A Late2009 メモリ増設
2010年12月最近、メモリ価格が下落しているので、Macminiのメモリを増設してみることにします。
増設するメモリの仕様とアップグレードに関してアップルのサイトは以下に用に説明されています。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
概要
Mac mini (Early 2009)、Mac mini (Late 2009)、および Mac mini (Mid 2010) で使われているメモリについて説明します。
対象製品
Mac mini (Early 2009), Mac mini (Late 2009), Mac mini (Mid 2010)
Mac mini (Early 2009)、Mac mini (Late 2009)、および Mac mini (Mid 2010) コンピュータには、2 つのメモリスロットが装備されています。これらのスロットには、次の仕様の標準の PC3-8500 DDR3 204 ピン SO-DIMM (Small Outline DIMM) が搭載できます。
●PC3-8500 DDR3
●バッファなし
●パリティなし
●204 ピンモジュール
●1066 MHz
次の機能のある DIMM は、これらの Mac mini モデルでは動作しません。
●レジスタまたはバッファ
●PLL
●ECC
●パリティ
●EDO RAM
Mac mini モデル の最大メモリ
Mac mini (Mid 2010) 2GB→8GB
Mac mini (Late 2009) 2GB→4GB
Mac mini (Early 2009) 1GB→4GB
Mac mini は、CTO (注文仕様生産) で最大の SDRAM 構成に設定できます。お使いの Mac mini (Mid 2010) のメモリをアップグレード/交換していただけますが、ほかの Mac mini モデルのメモリは、アップル正規サービスプロバイダが取り付ける必要があります。
ビデオメモリ
Mac mini (Mid 2010) では、NVIDIA GeForce 320M ビデオチップセットが使われており、ビデオメモリにメインシステムのメモリを共有しています。Mac mini (Early 2009) および Mac mini (Late 2009) では、ビデオメモリにメインシステムのメモリを共有する NVIDIA GeForce 9400 M チップセットが使われています。 これらのビデオチップセットの詳細については、Intel ベース Mac の統合ビデオについて を参照してください。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
Mac mini (Late 2009)での増設出来るメモリは
SO-DIMM PC3-8500 DDR3で最大4GBとなります。
ネット上を検索すると、8GBに増設して、正常動作しているとの報告もあるので8GBまで大丈夫なのかもしれません。

私が選択したメモリは、DDR3-1333 PC3-10600 1066MHz 2048MBを2枚セット(elixir W3N133Q-2G)です。
本当は、PC3-8500 DDR3にしたかったのですが、PC3-10600 DDR3の方が、2,000円ほど安かったので、こちらにしました。この段階では、PC3-10600 DDR3が動作する保証など何もなかったのですが、なんとかなるんじゃないかという感じでした。

いつものことですが、この時点から、自己責任状態ですから、動かなくてもあきらめるしかないです。

普通のメモリ増設であれば、メモリ以外に用意するものはありませんが、Macminiの場合は違います。
蓋をこじ開ける道具が必要になります。
Macminiのメモリ増設に関しては、ネット検索すればかなりヒットします。メモリ増設された方がいろいろな方法・道具でチャレンジしています。一度でもやれば要領は分かるのですが、初めてでは推測するしかありません。

いろいろ検討した結果、ダイソーかホームセンターで売っているスクレーバーが良いと思われましたが、近くにダイソーもホームセンターもありません。
それに工具にあまりお金をかけたくなかったので、近くの100円ショップに行きました。イメージとしては、幅が12Cm位の、薄く平たい金物です。
そこで見つけたのが、パンなどを切るときに使う、スケッパーです。
まさにイメージ通りなので2つ購入しました。

実際やってみてわかったのですが、スケッパーで充分事足ります。
ただ刃先がもう少し薄ければもっとやりやすかったという感じです。

手順は
1.カバー(箱上)を外す
2.ネジを4か所外す
3.上部を外しメモリを交換する
の3段階です。

方法手順はいろいろなサイトで紹介されているのでそちらを参考にして行えば良いと思います。
ここでは、実際に行ったうえでのポイントを紹介したいと思います。

1.カバー(箱上)を外す
● とにかく隙間がないです。
● 隙間を作るのが大変です。
● この時刃先の薄い(刃先だけです。全体的に薄いとうまくいきません)ものがあれば、そう困難ではないです。
● 片側ずつだと、難しいので両側にとにかく金物を入れてしまうことがいいと思います。
● あまり深く入れることはありません。深く入れると本体に付いている金属製のクッション?や本体に傷がつきます。
● 金物が入ったら、少し力を入れれば、開きます。力の加減が分からなければ少しずつ開けて行った方がいいかもしれません。
● とにかく、この辺は感覚なので、やってみた感じといった方がいいでしょう。

スケッパーは、少し刃先が厚かったようです。片側は入るのですが、片側にスケッパーを入れてしまうと、反対側に隙間が取れず、入りません。そこでフライ返しを使って何とかなんとか、フライ返しを入れて開けました。

2.ネジを4か所外す
上部と下部を取り外すのには、黒いネジを4か所外すだけです。下の写真の左下部のみ、部品が邪魔して外せないので、この部品を外す必要があります。横から見ると黒い棒状の物が2本あるので、こいつを内側にはさんめば外れます。この部品を外す時スプリングが入っているので無くさないようにしましょう。
左上のネジのみ形状が違います。

macmini_mem01.jpeg

3.上部を外しメモリを交換する
上部を外す時、ネット上では、右側のオレンジの部品を外すように書いてあるところが多いです。
この部品は、下部と線がつながっているので外した方がいいということでしょう。
この部品の外し方は上の方に引っ張れば、簡単に外せるということなのです。確かに構造的にみれば外れそうなのですが、私の場合は、なかなか外れませんでした。無理に力を入れると、壊れそうだったのでこの2つの部品は外さないで、上部を外してみることにしました。
そのまえに、下の写真のコネクタを外しておきます。(オレンジのコネクタ)
macmini_mem02-1.jpeg

上部を外す前の段階。
macmini_mem02.jpeg

左側のオレンジの2つの部品部分を横から見ると
macmini_mem03.jpeg

このように線が下部につながっています。
この線をに気をつけて、上部を外せば2つのオレンジの部品を外さなくても大丈夫です。

この2本の線は、下部に接続されています。接続方式は変わっていて、服を留めるホック(スナップ)形式のようになっています。
また簡単に外れてしまうので、接続したまま外す時は、事前にどの辺の位置に付いているか確認しておきましょう。
外れてしまっても、だいたいの位置さえ分かっていれば、特殊形状なのですぐに取り付け場所は分かります。
とても小さいので、はめづらいですが落ち着いてやれば大丈夫です。
macmini_mem04.jpeg

後はメモリを外し、増設するだけです。

組み立ては問題ないでしょう。しっかりと手順を戻していけばOKです。

最後のカバーをはめる前に、動作確認をしましょう。
macmini_mem05.png

macmini_mem06.png

macmini_mem07.png

起動しました。メモリもしっかり認識しているので大丈夫でしょう。
今回は、DDR3-1333 PC3-10600を使用したので、少し不安でしたが認識しました。
ただ、ベンチマークなどでみるとスコアは前とあまり変わらないので、PC3-8500で動作しているのかもしれません。

iTunes 2台目のiPodtouch [Mac]

2台目のiPodtouch
同じコンピュータ上のiTuneに2台目のiPodtouchを同期させるのには、単純に2台目のiPodtouchをUSB接続し、iTuneを起動します。
そうすると、次の画面が表示されます。
douki.png

この時に、「新しいiPodとして設定」か「バックアップから復元」を選択するのかで悩みました。ネット上でも正解は見つからず、「バックアップから復元」を選択しました。以下はその手順です。
backup.png

「バックアップから復元」が終了すると、アプリケーションのインストールが始まります。
デバイス名は、1台目のiPodtouch名のままです。
アプリケーションのインストールが終了した段階で、デバイス名を変えました。
全て、終了し2台目のiPodtouchを起動して見ると、パスワード以外は完ぺきにバックアップされていました。
この時点では、全く同じ内容のiPodtouchが2台存在することになります。

アプリケーションソフトも2台のiPodtouchで使用することが出来ます。この事が一番不安だったので一安心です。

アプリケーションソフトの基本は1ハード1ソフトなのですが、iTunesでは、所有ハード全てに対して、使用権があるようです。これは利用者にとって、とてもうれしいことだと思います。

ほぼ、同じ内容のiPodtouchを2台同じコンピュータで管理すると、間違えそうなので、1台目のiPodtouchは、別のコンピュータで同期し直しました。

iTunes移行 WinからMac-3 [Mac]

iTunes移行 WinからMac-2までの事からMac OSXのiTunesフォルダ内を削除し、Windows iTunesフォルダ内の以下のフォルダ・ファイルをコピーしてみました。(隠しファイルはそのままです。)

以下のフォルダはフォルダ毎コピー
Album Artwork
iTunes Media
Previous iTunes Libraries

Previous iTunes Librariesは必要ないと思われるが、拡張子「itl」は、関係なくMac OSXは読み込むようなので、とりあえずコピーします。

ファイル
iTunes Library Extras.itdb
iTunes Library Genius.itdb
iTunes Library.itl

コピーしないのは以下のファイル
iTunes Music Library.xml

iTunesフォルダはこのような状態です。

image7.png

コピー後iTunes を起動します。
ミュージックもアプリケーションもきちんと表示され、「!」は消えています。音楽再生も問題なくできます。

image8.png
image9.png

iTunesフォルダはこのような状態です。

image10.png

この方法で、スムースに移行する事が出来ました。
アプリケーションのアイコンが表示されないときは、ファイルの場所を認識していないので、手動で認識させればOKです。

移行後のコンピュータで、iPod touchを同期させるのには、バックアップファイルが必要になるので、バックアップファイルのコピーを必ずして下さい。
バックアップファイルの場所は以下の通りです。

iTunes により、バックアップファイルが以下の場所に保存されます。

Mac: ~/ライブラリ/Application Support/MobileSync/Backup/

Windows XP: \Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Apple Computer\MobileSync\Backup\

Windows Vista および Windows 7: \Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup\

また、以下の2つのファイルは何と関連なるのかは分かりません。
●iTunes Library Extras.itdb (プレイリストなどの情報)
●iTunes Library Genius.itdb (ジーニアスファイル)

ここで試したことは、私のコンピュータ環境で行ったもので、全てのコンピュータでうまくいくかは分かりません。参考にしていただければと思いアップしました。

Windows7のiTunes関係フォルダ及びファイル
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Apple Computer\iTunes
Cache.db
goog-phish-shavar.dat
goog-phish-shavar.db
iPodDevices.xml
iTunesPrefs.xml

C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes
Cookies
iPod Software Updates
iPod Updater Logs
iTunes Plug-ins
CD Info.cidb
iTunesPrefs.xml

C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes¥Cookies
Cookies.plist

C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iPod Software Updates
iPod3,1_4.0_8A293_Restore.ipsw

C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iPod Updater Logs
iPodUpdater.log

C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iTunes Plug-ins

C:\Users\ユーザ名\Music\iTunes
Album Artwork
iTunes Media
Previous iTunes Libraries
iTunes Library Extras.itdb
iTunes Library Genius.itdb
iTunes Library.itl
iTunes Music Library.xml
sentinel
C:\Users\ユーザ名\Music\iTunes\iTunes Media
iTunes に自動的に追加
Mobile Applications
iTunesのアプリケーションフォルダ
Music
iTunesのミュージックフォルダ
.iTunes Preferences.plist

Mac OSX 10.6.4 のiTunes関係フォルダ
/User/ユーザ名/Music/iTunes/

初期状態(iTunesを1回起動後)
フォルダ
Album Artwork
iTunes Media
ファイル
iTunes Library
iTunes Library Extras.itdb
iTunes Library Genius.itdb
iTunes Music Library.xml

Album Artworkフォルダ内
フォルダ
Cash
Download

iTunes Mediaフォルダ内
iTunes に自動的に追加


iTunes移行 WinからMac-2 [Mac]

移行前に、「iTunes」のフォルダ及びファイルを調べ比較してみました。
Mac OSXのiTunesフォルダは初期状態(iTunesを1回起動後)です。

folda.jpg

Album Artwork
アルバムのカバーラベルの収納フォルダと思われる。
私の場合、アルバムのカバーラベルは殆どコピーしていないのでうまく移行できたか、確認はできないがこのフォルダはコピーしておいたほうが良いでしょう。

iTunes Media
このフォルダには、2つのフォルダがあります。
Mobile Applications(iTunesのアプリケーションフォルダ)
Music(iTunesのミュージックフォルダ)
そして1つのファイルがあります。
.iTunes Preferences.plist
2つのフォルダは、必須ですね。

ファイル「.iTunes Preferences.plist」は隠しファイルです。何のファイルか検索しても良く分からないのでコピーしない事にします。

Previous iTunes Libraries(フォルダ)
iTunes Library.itl(ファイル)
iTunes Music Library.xml(ファイル)
これらに関してはAppleのサポートページに解説されていました。
--------------------------------------------------------------------------------------------
http://support.apple.com/kb/HT1660?viewlocale=ja_JP

“iTunes ライブラリ”は「iTunes」が音楽を管理するときに使用するデータベースです。「iTunes」では 2 つの“iTunes ライブラリ”が作成・管理されており、それぞれ異なる目的で使用されます。どちらのライブラリも「iTunes」フォルダにあります。

Mac OS X
/ユーザ/<ユーザ名>/ミュージック/iTunes/iTunes Library
/ユーザ/<ユーザ名>/ミュージック/iTunes/iTunes Music Library.xml

Microsoft Windows
¥ドキュメントと設定¥<ユーザ名>¥マイ ドキュメント¥マイ ミュージック¥iTunes¥iTunes Library.itl
¥ドキュメントと設定¥<ユーザ名>¥マイ ドキュメント¥マイ ミュージック¥iTunes¥iTunes Music Library.xml

これら 2 種類の“iTunes ライブラリ”ファイルはそれぞれ異なる目的で使われます。

“iTunes Library”(Windows では“iTunes Library.itl”)

このファイルは、ライブラリ内の曲および作成したプレイリストのデータベースです。
一部の曲に特有のデータはこのファイルに保存されます。ファイルを削除すると、「iTunes」を開いたときに何も入っていないファイルが新しく作成されますが、プレイリスト、曲の格付け、コメント、その他の作成した情報は失われます。
“iTunes Library”ファイルは「iTunes」でのみ使用されます。

注意:ライブラリのファイル名は、「iTunes」の、4.9 より前のバージョンでは“iTunes 4 Music Library(Mac OS X 用)”、“iTunes 4 Music Library.itl(Windows 用)”となっていました。
「iTunes 4.9」またはそれ以降にアップデートすると、以前のライブラリファイルは“Previous iTunes Libraries”フォルダへ移動されます。

ヒント:新しいバージョンの「iTunes」には“iTunes Library”への新機能が含まれることがあります。
「iTunes」の新しいバージョンをインストールし、それを開くと、既存のライブラリを新しいものにアップデートし、古いライブラリのコピーは“Previous iTunes Libraries”フォルダに置きます。
「iTunes」の最新バージョンへのアップデートがすべて正しく行われれば、古い“iTunes Library”ファイルは削除してかまいません。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

また、iTunes ライブラリに関しても、Appleのサポートページに解説されていました。
--------------------------------------------------------------------------------------------
http://support.apple.com/kb/HT1451?viewlocale=ja_JP

iTunes Library ファイルを作成し直す
1. iTunes を終了します。

2. 「iTunes」フォルダを特定します。
オペレーティングシステム 「iTunes」フォルダのデフォルトの場所
Mac OS X /ユーザ/[ユーザ名]/ミュージック
Microsoft Windows XP/2000 \Documents and Settings\[ユーザ名]\My Documents\マイ ミュージック\
Microsoft Windows Vista \ユーザ\[ユーザ名]\ミュージック\
Microsoft Windows 7 \ユーザ\[ユーザ名]\マイ ミュージック\

3. 「iTunes」フォルダを開きます。

4. 「iTunes Music Library.xml」をデスクトップにドラッグします。

5. 以下のファイルを「iTunes」からゴミ箱にドラッグします。
Mac OS X 「iTunes Library」(iTunes 4.9 以前のバージョンでは「iTunes 4 Music Library」)
Microsoft Windows 「iTunes Library.itl」(iTunes 4.9 以前のバージョンでは「iTunes 4 Music Library.itl」)

6. iTunes を起動します。
重要:この時点では、iTunes にコンテンツを追加しないでください。

7. 「ファイル」>「ライブラリ」>「プレイリストを読み込み」(Windows の場合は「プレイリストをインポート」) の順に選択します。

8. デスクトップ上の「iTunes Music Library.xml」ファイルを選択します。
 Mac の場合:「選択」をクリックします (OS のバージョンよっては「開く」)。
 Windows の場合:「開く」をクリックします。

ライブラリを作り直すと、iTunes と同期するすべてのデバイス (Apple TV、iPod、iPhone) は、この iTunes ライブラリを新規ライブラリとして認識して再同期します。
上記の手順を実行した後に iTunes の Podcast リストが空になっている場合は、iTunes に再度追加 する方法を参照してください。
「iTunes Music Library.xml」ファイルがない場合は、ファイルをライブラリに再度追加 する方法を参照してください (「iTunes Music Library.xml」ファイルがないため、プレイリストなどの情報もありません)。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

Previous iTunes LibrariesはiTunesがアップデートした時のバックアップ用フォルダのようです。
事実、Windowsでは「iTunes Library 2010-06-17.itl」というファイルが収納されていました。拡張子がitlと付けられているので、Windows用のバックアップファイルと思われます。Mac OSXに移行する時は必要がないフォルダと判断します。

ミュージック・アプリケーション・プレイリスト等の情報は、
「iTunes Library」(Windowsでは「iTunes Library.itl」)と「iTunes Music Library.xml」に書かれているようです。
「iTunes Library」は内容を見ることは出来ませんが、
「iTunes Music Library.xml」は内容を確認する事が出来ます。

この2つのファイルがどのようにリンクされているか分かりません。またWindows上の「iTunes Library.itl」がMac OSXで読み込めるのかも分かりません。

そこで、ひとつ試してみました。

Mac OSX上の「iTunes」内のファイルを全て削除します。(隠しファイルは削除しません。)
Windows上の「iTunes Library.itl」をMac OSX上の「iTunes」内にコピーします。
Mac OSXのiTunesを起動します。

ミュージック情報はしっかりと表示されています。ただミュージック自体はコピーしていないので「!」マークが表示されます。

image4.png

プレイリストも表示されていますが、ミュージック自体はコピーしていないので「!」マークが表示されます。

image6.png

アプリケーション情報も表示されますが、アプリケーションフォルダをコピーしていないので、「!」マークが表示されます。

image5.png

この結果、「iTunes Library.itl」の情報を読み込んで、「iTunes Music Library.xml」を作成することが分かりました。拡張子「itl」が付いていても読み込むようです。
また「iTunes Music Library.xml」をコピーしてしまうと、「iTunes Library.itl」の情報を正確に上書きは出来ないようです。

iTunes移行 WinからMac-3へ

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