HDDのSSD化-3 [Computer]
今までの結果を表でまとめてみました。
HDDとSSD2機種の比較
HDD速度を「1」とした時の倍率
「Intel Smart Response Technology」機能を構成した時の速度
HDD速度を「1」とした時の倍率
「Intel Smart Response Technology」機能単純比較 Read
「Intel Smart Response Technology」機能単純比較 Write
ISRT:Intel Smart Response Technology
HDD:WDC WD5000AACS SATA2 3Gb/s
SSD3Gb:OCZSSD2-1VTXPL60G SATA2 3Gb/s
SSD6Gb:CT064M4SSD2(FW0009) SATA3 6Gb/s
Enhanced Mode:拡張モード
Maximized Mode:最速モード
書込み速度を実際に計ってみました。ISRT HDD+SSD6Gb
今回、初めてSSDを導入してみました。
HDDの代用として使用するのには、やはり250GB位欲しいです。
最近SSDの価格は安くなりましたが、250GB 6Gb/sになると3~5万円はします。
64GBサイズになると、価格も手頃で、3Gb/s製品では、5,000円台のSSDも出ています。
6Gb/s製品でも8,000円台で購入できます。
「Intel Smart Response Technology」を利用したSSDの使用方法は現在においては、かなり有効的な使い方だと思います。
HDDとSSD2機種の比較
HDD速度を「1」とした時の倍率
「Intel Smart Response Technology」機能を構成した時の速度
HDD速度を「1」とした時の倍率
「Intel Smart Response Technology」機能単純比較 Read
「Intel Smart Response Technology」機能単純比較 Write
ISRT:Intel Smart Response Technology
HDD:WDC WD5000AACS SATA2 3Gb/s
SSD3Gb:OCZSSD2-1VTXPL60G SATA2 3Gb/s
SSD6Gb:CT064M4SSD2(FW0009) SATA3 6Gb/s
Enhanced Mode:拡張モード
Maximized Mode:最速モード
書込み速度を実際に計ってみました。ISRT HDD+SSD6Gb
今回、初めてSSDを導入してみました。
HDDの代用として使用するのには、やはり250GB位欲しいです。
最近SSDの価格は安くなりましたが、250GB 6Gb/sになると3~5万円はします。
64GBサイズになると、価格も手頃で、3Gb/s製品では、5,000円台のSSDも出ています。
6Gb/s製品でも8,000円台で購入できます。
「Intel Smart Response Technology」を利用したSSDの使用方法は現在においては、かなり有効的な使い方だと思います。
HDDのSSD化-2 [Computer]
そこで、SATA3 6Gb/sの転送速度を持つSSDで試してみます。
使用したSSDは、Crucial CT064M4SSD2 SATA6Gb/sです。
CT064M4SSD2は新しいファームウエアが公開されており、このファームウエアでは速度が向上されているようです。
従って、最初に行う事は、ファームウエアアップです。
● まず、新しいファームウエアをCrucialのサイトからDownloadします。
● Downloadしたファイルを解凍すると「C400-0001-or-0002-to-0009-Crucial_00.iso」というファイルが抽出されます。
● ISOファイルなので、CDに焼きます。
ファームウエアアップの前に、現況RAIDを解除しなくてはいけません。
設定ユーティリティ名が「Intel Rapid Storage Technology」からでは、解除の項目が見つかりません。他のHDDに組み替えることは出来そうなのですが・・・・?
仕方がないので、BIOS上のRAIDセットアップで解除することにしました。
BIOS上のRAIDセットアップ画面では、英語オンリーしかも、よくわからない。
最近RAID構成をしていないし。
最初は、起動HDDのRAID設定が外れていなかったらしく、危うくOSの再インストールかと思いましたが、なんとか解除できました。
IntelチップのRAID構成なので、共通だとは思いますが、解除するときは、よく調べてから行ってください。
CT064M4SSD2ファームウエアアップ手順
● BIOSで起動順序をCDに変えます。
● BIOSでHDD設定をIDEに変えます。
● 電源を落とし、SSDを取り付けます。この時、必ずIntelデバイスのSATA6Gb/sポート0番に接続します。
● 後は、電源を入れるとCDが起動しファームウエアアップが開始されるので、手順に従って行えばOKです。
途中に1回「yes」と入れるだけです。
● PCを再起動しBIOS設定を直します。
● BIOSでHDD設定をRAIDに変えます。
「EZ-Smart Response」による設定手順は前と同様になります。
SSD(CrucialCT064M4SSD2 SATA6Gb/s Firm0002)のデータ
SSD(CrucialCT064M4SSD2 SATA6Gb/s Firm0009)のデータ
SSD(CrucialCT064M4SSD2 SATA6Gb/s Firm0009)のInfo
「Intel Rapid Storage Technology」拡張モード
「Intel Rapid Storage Technology」最速モード
「Intel Rapid Storage Technology」最速モード データサイズ2000MB
さすがに、これ位速くなると、操作をしていても体感できます。
「Intel Rapid Storage Technology」
ステータスでは、キャッシュのRAIDが構成されているのが分かります。
「作成」画面では、RAIDを作成することが出来ます。
「管理」画面では、ディスクの概要を知る事が出来ます。
アレイの概要
SSDの概要
HDDの概要
「高速」では、「拡張モード」と「最速モード」を切り替えることが出来ます。
プリファレンス
HDDのSSD化-3
使用したSSDは、Crucial CT064M4SSD2 SATA6Gb/sです。
CT064M4SSD2は新しいファームウエアが公開されており、このファームウエアでは速度が向上されているようです。
従って、最初に行う事は、ファームウエアアップです。
● まず、新しいファームウエアをCrucialのサイトからDownloadします。
● Downloadしたファイルを解凍すると「C400-0001-or-0002-to-0009-Crucial_00.iso」というファイルが抽出されます。
● ISOファイルなので、CDに焼きます。
ファームウエアアップの前に、現況RAIDを解除しなくてはいけません。
設定ユーティリティ名が「Intel Rapid Storage Technology」からでは、解除の項目が見つかりません。他のHDDに組み替えることは出来そうなのですが・・・・?
仕方がないので、BIOS上のRAIDセットアップで解除することにしました。
BIOS上のRAIDセットアップ画面では、英語オンリーしかも、よくわからない。
最近RAID構成をしていないし。
最初は、起動HDDのRAID設定が外れていなかったらしく、危うくOSの再インストールかと思いましたが、なんとか解除できました。
IntelチップのRAID構成なので、共通だとは思いますが、解除するときは、よく調べてから行ってください。
CT064M4SSD2ファームウエアアップ手順
● BIOSで起動順序をCDに変えます。
● BIOSでHDD設定をIDEに変えます。
● 電源を落とし、SSDを取り付けます。この時、必ずIntelデバイスのSATA6Gb/sポート0番に接続します。
● 後は、電源を入れるとCDが起動しファームウエアアップが開始されるので、手順に従って行えばOKです。
途中に1回「yes」と入れるだけです。
● PCを再起動しBIOS設定を直します。
● BIOSでHDD設定をRAIDに変えます。
「EZ-Smart Response」による設定手順は前と同様になります。
SSD(CrucialCT064M4SSD2 SATA6Gb/s Firm0002)のデータ
SSD(CrucialCT064M4SSD2 SATA6Gb/s Firm0009)のデータ
SSD(CrucialCT064M4SSD2 SATA6Gb/s Firm0009)のInfo
「Intel Rapid Storage Technology」拡張モード
「Intel Rapid Storage Technology」最速モード
「Intel Rapid Storage Technology」最速モード データサイズ2000MB
さすがに、これ位速くなると、操作をしていても体感できます。
「Intel Rapid Storage Technology」
ステータスでは、キャッシュのRAIDが構成されているのが分かります。
「作成」画面では、RAIDを作成することが出来ます。
「管理」画面では、ディスクの概要を知る事が出来ます。
アレイの概要
SSDの概要
HDDの概要
「高速」では、「拡張モード」と「最速モード」を切り替えることが出来ます。
プリファレンス
HDDのSSD化-3
HDDのSSD化-1 [Computer]
ここのところ、Mac系デバイスにはまっていいて、DOSV系マシンのアップには、少し遠のいていました。
最近の、新しいCPUはソケットを変えてくるので、そのたびに、マザーボードとCPUを購入するのは、厳しいんです。
Intelでは、X58とP55。AMDでは、890FXまでは、頑張っていましたが、それ以降はしばらく様子を見ていました。そんな時、ヤマダ電機のパーツ売り場に、GIGABYTEのZ68を積んだマザーボードが、特価品(展示開封品)として販売されていました。
製品名は、「GA-Z68X-UD7-B3」で19,800円。最近の価格情勢は分りませんが、明らかに安いのが目に見えていました。でもCPUも購入しなくてはいけません。
悩みましたが、思い切って購入しました。当然CPUもです。
いろいろ調べていくと、この「Intel Z68」チップいろいろと面白そうです。
その中に「Intel Smart Response Technology」と呼ばれる機能があります。
これは、接続した通常のSSDを、HDDのキャッシュとして利用する技術です。
つまり、SSDをキャッシュとして使い、HDDの速度をSSD並みにしてしまおうという事です。
基本的には、2台のRAIDを組むのですが、この機能にえらく惹かれました。
まだまだ、SSDは高いです。HDD代りに使うには、価格的に抵抗あります。
それでも、64GB位のSSDは手が届かない価格ではありません。
安いもので、5,000円台からあります。
そこで、SSD(OCZSSD2-1VTXPL60G SATA3Gbps)を1台購入し、「Intel Smart Response Technology」を試してみました。
「Intel Smart Response Technology」を使用するには、BIOSをRAID構成にしなくてはなりません。
この操作は、Winndowsをインストールする前に設定します。
つまり、BIOSが、IDEあるいはAHCIでの設定でWindowsをインストールすると、使えません。
その時は、Windows の再インストールとなるわけです。
XPのRAID設定みたいです。Windows のインストール時にドライバを組み込み必要があるようです。
通常の設定
● BIOS設定でHDDをRAID構成にします。
● RAIDユーティリティでRAIDを組む必要はありません。機器が認識されればOKです。
● Windowsをインストールします。
● インストール後電源を落としSSDを取り付けます。
この時に、SATAポートは、「Intel Z68」チップのポートを使用します。
● Windows起動後、「Intel Rapid Storage Driver」をインストールします。
● インストール後、「Intel Rapid Storage Technology」を起動し、メニューの「高速」を選んで「高速の有効」をクリックすれば設定完了です。
「高速の有効」設定では、キャッシュサイズを設定できます。デフォルトで18.6GBという数字が用意されているほか、64GBを上限にSSDの最大容量を割り当てることもできるようです。最大64GBなので、それ以上のサイズのSSDを使用しても、残りの分はキャッシュとしては利用できません。
同じような言葉が出てきて分りづらいのですが、
機能名が「Intel Smart Response Technology」インテル・スマートレスポンス・テクノロジー
ドライバ名が「Intel Rapid Storage Driver」インテル・ラピッドストレージ・ドライバ
設定ユーティリティ名が「Intel Rapid Storage Technology」インテル・ラピッドストレージ・テクノロジー
となります。
この設定でSSDを、HDDのキャッシュとして利用出来るのですが、私はこの方法での設定をしませんでした。
というのも、「GA-Z68X-UD7-B3」には、「EZ-Smart Response」というユーティリティが付属しており、インストール済みのWindows からでも設定できるのです。
「EZ-Smart Response」による設定
● 「EZ-Smart Response」をWindowsにインストールします。
● インストール後電源を落としSSDを取り付けます。
この時に、SATAポートは、「Intel Z68」チップのポートを使用します。
● BIOS設定でHDDをRAID構成にします。
RAIDユーティリティでRAIDを組む必要はありません。機器が認識されればOKです。
● Windows起動後、「EZ-Smart Response」を起動すれば、後は自動的に「Intel Rapid Storage Driver」が組み込まれ、設定も完了しています。
● 「Intel Rapid Storage Technology」が起動しているので、Windowsのツールバーから、「Intel Rapid Storage Technology」の設定画面を表示させます。
● 「Intel Rapid Storage Technology」では、デフォルトで「拡張モード」で設定されています。これを「最速モード」に切り換えることもできます。
● 拡張モード:データをSSDとHDD両方同時に書き込んでいるため、片方のデータが失われてもキャッシュが残ります。従って書き込み速度はHDDの速度になります。
● 最速モード:先にSSDに書き込み、後からHDDに転送するというやり方をとります。書き込み速度はSSDの速度に準じます。ただしHDDに書き込む前にSSDでデータが失われてしまった場合、データを取り戻すことができません。HDDへの書き込みはCPがアイドル時に行うようです。当然、終了時にも書き込みが行われると思います。つまりフリーズなどの異常終了しなければ、きちんとHDDに書き込まれると理解しています。
ドライバが組み込まれます。
それでは、どの位速くなるのでしょうか?
HDD(WD5000AACS)のデータ
SSD(OCZSSD2-1VTXPL60G SATA3Gbps)のデータ
「Intel Rapid Storage Technology」拡張モード
「Intel Rapid Storage Technology」最速モード
速度テストに「CrystalDiskMark 3.0.1」を使用しました。
ここで「CrystalDiskMark 3.0.1」の項目を確認しておきます。
回数ですが、多ければ平均値の誤差が少なくなるので多いほどいいのですが、時間がかかるのでデフォルトの5回でいいのではないでしょうか。
次にファイルサイズですが、CrystalDiskMarkは計測のためのファイルを作成します。
そのファイルサイズを設定します。3.0からデフォルトで1000MBになりました。(2.0では100MB)
サイズが大きいほど、正確な数値が取れるようです、サイズが小さいとキャッシュ状況で、極端に速い数値が出るようなので、最低でも1000MBで計測した方がいいようです。(出来れば2000MBがお進めのようです。)
Read項目は読込み、Write項目は書込み速度です。
Seq:シーケンシャル速度
512K:ランダム512KB
4K:ランダム4KB
4K QD32: NCQ 4KBQueue Depth32命令
シーケンシャルアクセスとは、ドライブ内で一連の領域へ対する読み書きのことを意味します。
ランダムアクセスとはドライブ内で分散した領域へランダムに読み書きすることです。
シーケンシャルアクセスはファイルのコピーや大きなデータファイルを開く速度に影響し、ランダムアクセスはプログラムやシステムの起動など、大量の小さなファイルを読み込む場合の速度に影響します。
シーケンシャルアクセス-連続した領域に対する読み書きの速度-ファイル操作などに影響
ランダムアクセス-分散した領域に対する読み書きの速度-プログラムの起動などに影響
QD32は、NCQ(Native Command Queuing)による性能向上をベンチマークするためのテストです。
NCQとは、HDDやSSDが複数の読み込み・書き込み命令を同時に受け取ったときに、同時処理や順序の並び替えにより、パフォーマンスを向上させる仕組みです。
QD(Queue Depth)とは、同時に発行される命令数を表します。つまり、このテストでは32個の命令を同時発行しています。
(4KQDの転送速度)÷(4Kの転送速度)×100=100を超えるとNCQが有効に機能しているそうです。
表示されているサイズですが、「512KB」は大きなデータを「512KB」に分割し、ランダムに読み書きします。
断片化みたいな感じで配置されるので、速度が「seg」より遅くなります。
「4KB」は、大きなデータを「4KB」に分割し、ランダムに読み書きします。
「512k」よりもデータが小さく、バラバラに配置されるため、測定内で一番遅い結果になります。
「CrystalDiskMark 3.0.1」では、テストデータの選択が出来ます。
SSDによっては、圧縮効率の高いファイルでの転送効率の高いものもあるようです。そのようなSSDでは、公証速度がデフォルト(ランダム)では、出ないようです。
デフォルト (ランダム):圧縮効率の悪いテストデータ
All 0x00(0Fill):圧縮効率の高いテストデータ
All 0xFF(1Fill):圧縮効率の高いテストデータ
All 0x00(0Fill)とAll 0xFF(1Fill)の違いですが、
0x00で統一されデータ圧縮効率の高い「All 0x00(0Fill)」
0xFFで統一されデータ圧縮効率の高い「All 0xFF(1Fill)」
となっています。
良くわかりませんがあるサイトの説明では以下のようになっています。
----------------------------------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMarkの「0Fill」モードは読み書きを全て「0」データで行い性能を測ります。通常はランダムなデータを書き込みます。何が違ってくるかというと、全て「0」ですのでSSDコントローラーが行うデータ圧縮が非常に効果的に働き、スコアがグンと伸びます。ドライブの最高速度を測ることができる反面、通常使用時は「0」ばかり読み書きするということはまず無いため、実際の使用感と乖離してしまうデメリットがあります。
------------------------------------------------------------------------------------------------
これから推測すると、0x00なので0 2進数8ビットで00000000
これに対して0xFFですが、16進数FFは10進法で255 2進数8ビットで11111111
という事で、「0」データか「1」データ化の違いという事で理解しています。
ここでのデータは、全てデフォルト(ランダム)で計測しています。
結果、最速モード設定での「Intel Smart Response Technology」機能は、充分な数値は出ています。
実際での使用感は、「早くなっているような気がする」という感じでしょうか。早くなっているのは、間違いありませんが体感的な速度アップまではいっていないような気がします。
HDDのSSD化-2
最近の、新しいCPUはソケットを変えてくるので、そのたびに、マザーボードとCPUを購入するのは、厳しいんです。
Intelでは、X58とP55。AMDでは、890FXまでは、頑張っていましたが、それ以降はしばらく様子を見ていました。そんな時、ヤマダ電機のパーツ売り場に、GIGABYTEのZ68を積んだマザーボードが、特価品(展示開封品)として販売されていました。
製品名は、「GA-Z68X-UD7-B3」で19,800円。最近の価格情勢は分りませんが、明らかに安いのが目に見えていました。でもCPUも購入しなくてはいけません。
悩みましたが、思い切って購入しました。当然CPUもです。
いろいろ調べていくと、この「Intel Z68」チップいろいろと面白そうです。
その中に「Intel Smart Response Technology」と呼ばれる機能があります。
これは、接続した通常のSSDを、HDDのキャッシュとして利用する技術です。
つまり、SSDをキャッシュとして使い、HDDの速度をSSD並みにしてしまおうという事です。
基本的には、2台のRAIDを組むのですが、この機能にえらく惹かれました。
まだまだ、SSDは高いです。HDD代りに使うには、価格的に抵抗あります。
それでも、64GB位のSSDは手が届かない価格ではありません。
安いもので、5,000円台からあります。
そこで、SSD(OCZSSD2-1VTXPL60G SATA3Gbps)を1台購入し、「Intel Smart Response Technology」を試してみました。
「Intel Smart Response Technology」を使用するには、BIOSをRAID構成にしなくてはなりません。
この操作は、Winndowsをインストールする前に設定します。
つまり、BIOSが、IDEあるいはAHCIでの設定でWindowsをインストールすると、使えません。
その時は、Windows の再インストールとなるわけです。
XPのRAID設定みたいです。Windows のインストール時にドライバを組み込み必要があるようです。
通常の設定
● BIOS設定でHDDをRAID構成にします。
● RAIDユーティリティでRAIDを組む必要はありません。機器が認識されればOKです。
● Windowsをインストールします。
● インストール後電源を落としSSDを取り付けます。
この時に、SATAポートは、「Intel Z68」チップのポートを使用します。
● Windows起動後、「Intel Rapid Storage Driver」をインストールします。
● インストール後、「Intel Rapid Storage Technology」を起動し、メニューの「高速」を選んで「高速の有効」をクリックすれば設定完了です。
「高速の有効」設定では、キャッシュサイズを設定できます。デフォルトで18.6GBという数字が用意されているほか、64GBを上限にSSDの最大容量を割り当てることもできるようです。最大64GBなので、それ以上のサイズのSSDを使用しても、残りの分はキャッシュとしては利用できません。
同じような言葉が出てきて分りづらいのですが、
機能名が「Intel Smart Response Technology」インテル・スマートレスポンス・テクノロジー
ドライバ名が「Intel Rapid Storage Driver」インテル・ラピッドストレージ・ドライバ
設定ユーティリティ名が「Intel Rapid Storage Technology」インテル・ラピッドストレージ・テクノロジー
となります。
この設定でSSDを、HDDのキャッシュとして利用出来るのですが、私はこの方法での設定をしませんでした。
というのも、「GA-Z68X-UD7-B3」には、「EZ-Smart Response」というユーティリティが付属しており、インストール済みのWindows からでも設定できるのです。
「EZ-Smart Response」による設定
● 「EZ-Smart Response」をWindowsにインストールします。
● インストール後電源を落としSSDを取り付けます。
この時に、SATAポートは、「Intel Z68」チップのポートを使用します。
● BIOS設定でHDDをRAID構成にします。
RAIDユーティリティでRAIDを組む必要はありません。機器が認識されればOKです。
● Windows起動後、「EZ-Smart Response」を起動すれば、後は自動的に「Intel Rapid Storage Driver」が組み込まれ、設定も完了しています。
● 「Intel Rapid Storage Technology」が起動しているので、Windowsのツールバーから、「Intel Rapid Storage Technology」の設定画面を表示させます。
● 「Intel Rapid Storage Technology」では、デフォルトで「拡張モード」で設定されています。これを「最速モード」に切り換えることもできます。
● 拡張モード:データをSSDとHDD両方同時に書き込んでいるため、片方のデータが失われてもキャッシュが残ります。従って書き込み速度はHDDの速度になります。
● 最速モード:先にSSDに書き込み、後からHDDに転送するというやり方をとります。書き込み速度はSSDの速度に準じます。ただしHDDに書き込む前にSSDでデータが失われてしまった場合、データを取り戻すことができません。HDDへの書き込みはCPがアイドル時に行うようです。当然、終了時にも書き込みが行われると思います。つまりフリーズなどの異常終了しなければ、きちんとHDDに書き込まれると理解しています。
ドライバが組み込まれます。
それでは、どの位速くなるのでしょうか?
HDD(WD5000AACS)のデータ
SSD(OCZSSD2-1VTXPL60G SATA3Gbps)のデータ
「Intel Rapid Storage Technology」拡張モード
「Intel Rapid Storage Technology」最速モード
速度テストに「CrystalDiskMark 3.0.1」を使用しました。
ここで「CrystalDiskMark 3.0.1」の項目を確認しておきます。
回数ですが、多ければ平均値の誤差が少なくなるので多いほどいいのですが、時間がかかるのでデフォルトの5回でいいのではないでしょうか。
次にファイルサイズですが、CrystalDiskMarkは計測のためのファイルを作成します。
そのファイルサイズを設定します。3.0からデフォルトで1000MBになりました。(2.0では100MB)
サイズが大きいほど、正確な数値が取れるようです、サイズが小さいとキャッシュ状況で、極端に速い数値が出るようなので、最低でも1000MBで計測した方がいいようです。(出来れば2000MBがお進めのようです。)
Read項目は読込み、Write項目は書込み速度です。
Seq:シーケンシャル速度
512K:ランダム512KB
4K:ランダム4KB
4K QD32: NCQ 4KBQueue Depth32命令
シーケンシャルアクセスとは、ドライブ内で一連の領域へ対する読み書きのことを意味します。
ランダムアクセスとはドライブ内で分散した領域へランダムに読み書きすることです。
シーケンシャルアクセスはファイルのコピーや大きなデータファイルを開く速度に影響し、ランダムアクセスはプログラムやシステムの起動など、大量の小さなファイルを読み込む場合の速度に影響します。
シーケンシャルアクセス-連続した領域に対する読み書きの速度-ファイル操作などに影響
ランダムアクセス-分散した領域に対する読み書きの速度-プログラムの起動などに影響
QD32は、NCQ(Native Command Queuing)による性能向上をベンチマークするためのテストです。
NCQとは、HDDやSSDが複数の読み込み・書き込み命令を同時に受け取ったときに、同時処理や順序の並び替えにより、パフォーマンスを向上させる仕組みです。
QD(Queue Depth)とは、同時に発行される命令数を表します。つまり、このテストでは32個の命令を同時発行しています。
(4KQDの転送速度)÷(4Kの転送速度)×100=100を超えるとNCQが有効に機能しているそうです。
表示されているサイズですが、「512KB」は大きなデータを「512KB」に分割し、ランダムに読み書きします。
断片化みたいな感じで配置されるので、速度が「seg」より遅くなります。
「4KB」は、大きなデータを「4KB」に分割し、ランダムに読み書きします。
「512k」よりもデータが小さく、バラバラに配置されるため、測定内で一番遅い結果になります。
「CrystalDiskMark 3.0.1」では、テストデータの選択が出来ます。
SSDによっては、圧縮効率の高いファイルでの転送効率の高いものもあるようです。そのようなSSDでは、公証速度がデフォルト(ランダム)では、出ないようです。
デフォルト (ランダム):圧縮効率の悪いテストデータ
All 0x00(0Fill):圧縮効率の高いテストデータ
All 0xFF(1Fill):圧縮効率の高いテストデータ
All 0x00(0Fill)とAll 0xFF(1Fill)の違いですが、
0x00で統一されデータ圧縮効率の高い「All 0x00(0Fill)」
0xFFで統一されデータ圧縮効率の高い「All 0xFF(1Fill)」
となっています。
良くわかりませんがあるサイトの説明では以下のようになっています。
----------------------------------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMarkの「0Fill」モードは読み書きを全て「0」データで行い性能を測ります。通常はランダムなデータを書き込みます。何が違ってくるかというと、全て「0」ですのでSSDコントローラーが行うデータ圧縮が非常に効果的に働き、スコアがグンと伸びます。ドライブの最高速度を測ることができる反面、通常使用時は「0」ばかり読み書きするということはまず無いため、実際の使用感と乖離してしまうデメリットがあります。
------------------------------------------------------------------------------------------------
これから推測すると、0x00なので0 2進数8ビットで00000000
これに対して0xFFですが、16進数FFは10進法で255 2進数8ビットで11111111
という事で、「0」データか「1」データ化の違いという事で理解しています。
ここでのデータは、全てデフォルト(ランダム)で計測しています。
結果、最速モード設定での「Intel Smart Response Technology」機能は、充分な数値は出ています。
実際での使用感は、「早くなっているような気がする」という感じでしょうか。早くなっているのは、間違いありませんが体感的な速度アップまではいっていないような気がします。
HDDのSSD化-2
LinkStation LS-CLシリーズ HDD交換 [Computer]
LinkStation LS-CLシリーズ HDD交換方法
1.分解
下部のシール(黒色)を2か所はがし、MAC アドレスのシールをはがす。
2か所のツメをドライバーで押して中に入れる。
後は、マイナスドライバーでこじ開ける。
ツメのみで止まっている。11か所。
上部のネジを1か所外し、基盤を取り出す。基盤はケースにはめ込まれているだけ。
ファンのコネクタを外すのを忘れずに。
HDDと基盤は、上部2か所と横1か所で固定されている。電源とSATAは差し込み式。
2.換装用HDDを取り付ける。
今回使用したのはWestern DigitalのWD Caviar GreenシリーズWD10EARS(1TB)4,980円。Samsungの7,200回転、32MBキャッシュも同価格だったが、静音性と64MBキャッシュのWD10EARSを選択(5,400回転)。Link stationに使用されていたのがSamsunng製だった。
一瞬、しまったと思ったがこうなったらやるしかない。
まえに、同様の換装でHitachiのHDDは相性が悪いらしく出来なかったことがあったので、今回も不安が走る。
3.PC(Windows)側での準備
●NAS Navigator2
●LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02
●TFTPサーバプログラム TFTPD
●PCのIPアドレス変更
NAS Navigator2
PCにインストールします。(既にインストール済みであればOKです。)
LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02
LS-CL用ファームウェアアップデータの最新版は1.11ですが、1.11だとうまくいかないようで1.02を用意します。BUFFALOのサイトにあります。
157,983,765 Bytes
ファイルを実行すると、解凍されます。
解凍されたファイルの中に「initrd.img」というファイルがあるので、拡張子をzipに変更します。
これを、解凍するのですが、パスワードを要求されます。
パスワードはネット検索してください。
パスワードを入力して解凍に成功すると「initrd.buffalo」というファイルができます。
このファイルを、「lscl-102.exe」を解凍したフォルダ「lscl-102/ LS-CL_FW1.02」に入れます。
「LS-CL_FW1.02」フォルダ内ファイルは以下の通りです。
TFTPサーバプログラム TFTPD
Trivial File Transfer Protocol (TFTP) は、 ブートイメージをクライアントに提供するために用います。
TFTPDをダウンロードし、解凍します。解凍されたフォルダ「TFTPD」の中のファイル「TFTPD.exe」を実行します。このプログラムはタスクバーに常駐します。セキュリティ警告が出たら解除してください。
タスクバーの中の「TFTPD」アイコンを右クリックし設定を選択します。
パスの設定をします。
フォルダ「/lscl-102/ LS-CL_FW1.02」を指定します。
TFTPDについて
LinkstationはTFTPブートができるみたいです。
TFTPDのサーバが特定のIPアドレス192.168.11.1-255.255.255.0で存在するとそこにアクセスして、initrd.buffaloとuImage.buffaloファイルを読みにいって、そのカーネルで起動するようです。
このTFTPブートした後でLinkStationのファームウェアアップデートをしないといけなのです。
TFTPでブートするにはTFTPでアクセスする先のPCにTFTPサーバを起動しておき、必要なファイルをアクセスできるようにしておく必要があります。
PCのIPアドレス変更
TFTPDを起動しているPCのIPアドレスを変更します。
IPアドレス 192.168.11.1
サブネットマスク 255.255.255.0
4. Linkstation LS-CLを起動
PC側の準備が出来、PCで「TFTPD」が起動している状態で、HDD換装したLinkstation LS-CLを起動します。
この時、POWERスイッチは、「AUTO」ではなく、「ON」にしておきます。
当然、赤ランプが点滅します。
Linkstation LS-CLの「FUNCTION」ボタンを押します。
この段階では、まだLinkstation LS-CLは、解体状態です。
ただ、「FUNCTION」ボタンを押すためには、筺体にHDDを組み込んだ状態にしなくてはいけません。上手に組み込まないと「FUNCTION」ボタンを押すことができません。
組み込んだ状態で、「FUNCTION」ボタンが動かなかったら、再度組みなおしましょう。
うまくアクセス出来ると、タスクバーの「TFTPD」の色が緑に変わり、Linkstation LS-CLがファイルを読み込みます。この時に読み込まれるファイルは、「initrd.buffalo」と「uImage.buffalo」です。
私の場合は、数分だったと思います。
5. LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02の実行
「NAS Navigator2」を起動すると、Linkstation LS-CLが認識されます。
Web設定でLinkstation LS-CLのIPアドレスを変えます。
IPアドレス 169.254.10.100
サブネットマスク 255.255.0.0
この状態でPCからLS-CL用ファームウェアアップデータ1.02を実行すると、IPアドレスがあっていないので、アップデート出来ないような、警告が出て、アップデートできませんでした。
そこでPC側も同じIPアドレスに変更してみました。
すると、アップデートが始まりました。
よくわかんないけどヤッタネ。
このアップデートはかなり時間がかかったような気がします。
また、最後に「再起動が確認できなかったのでアップデートを中止します」と表示され、失敗したかと思ったのですが、動かしてみると正常動作しているようです。
これは、IPアドレスを変更している場合に起こるようです。
アップデート後「NAS Navigator2」を起動すると、認識時にIPアドレスを自動取得してくれます。
PC側は、手動で元に戻します。
ここまでくれば、もう大丈夫です。筺体をかぶせてLinkstation LS-CLを所定の位置に置きましょう。
6. LS-CL用ファームウェアアップデータ1.11の実行
最新版のファームウェアアップデータ1.11を実行して、ファームウェアをアップデートします。
1.分解
下部のシール(黒色)を2か所はがし、MAC アドレスのシールをはがす。
2か所のツメをドライバーで押して中に入れる。
後は、マイナスドライバーでこじ開ける。
ツメのみで止まっている。11か所。
上部のネジを1か所外し、基盤を取り出す。基盤はケースにはめ込まれているだけ。
ファンのコネクタを外すのを忘れずに。
HDDと基盤は、上部2か所と横1か所で固定されている。電源とSATAは差し込み式。
2.換装用HDDを取り付ける。
今回使用したのはWestern DigitalのWD Caviar GreenシリーズWD10EARS(1TB)4,980円。Samsungの7,200回転、32MBキャッシュも同価格だったが、静音性と64MBキャッシュのWD10EARSを選択(5,400回転)。Link stationに使用されていたのがSamsunng製だった。
一瞬、しまったと思ったがこうなったらやるしかない。
まえに、同様の換装でHitachiのHDDは相性が悪いらしく出来なかったことがあったので、今回も不安が走る。
3.PC(Windows)側での準備
●NAS Navigator2
●LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02
●TFTPサーバプログラム TFTPD
●PCのIPアドレス変更
NAS Navigator2
PCにインストールします。(既にインストール済みであればOKです。)
LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02
LS-CL用ファームウェアアップデータの最新版は1.11ですが、1.11だとうまくいかないようで1.02を用意します。BUFFALOのサイトにあります。
157,983,765 Bytes
ファイルを実行すると、解凍されます。
解凍されたファイルの中に「initrd.img」というファイルがあるので、拡張子をzipに変更します。
これを、解凍するのですが、パスワードを要求されます。
パスワードはネット検索してください。
パスワードを入力して解凍に成功すると「initrd.buffalo」というファイルができます。
このファイルを、「lscl-102.exe」を解凍したフォルダ「lscl-102/ LS-CL_FW1.02」に入れます。
「LS-CL_FW1.02」フォルダ内ファイルは以下の通りです。
TFTPサーバプログラム TFTPD
Trivial File Transfer Protocol (TFTP) は、 ブートイメージをクライアントに提供するために用います。
TFTPDをダウンロードし、解凍します。解凍されたフォルダ「TFTPD」の中のファイル「TFTPD.exe」を実行します。このプログラムはタスクバーに常駐します。セキュリティ警告が出たら解除してください。
タスクバーの中の「TFTPD」アイコンを右クリックし設定を選択します。
パスの設定をします。
フォルダ「/lscl-102/ LS-CL_FW1.02」を指定します。
TFTPDについて
LinkstationはTFTPブートができるみたいです。
TFTPDのサーバが特定のIPアドレス192.168.11.1-255.255.255.0で存在するとそこにアクセスして、initrd.buffaloとuImage.buffaloファイルを読みにいって、そのカーネルで起動するようです。
このTFTPブートした後でLinkStationのファームウェアアップデートをしないといけなのです。
TFTPでブートするにはTFTPでアクセスする先のPCにTFTPサーバを起動しておき、必要なファイルをアクセスできるようにしておく必要があります。
PCのIPアドレス変更
TFTPDを起動しているPCのIPアドレスを変更します。
IPアドレス 192.168.11.1
サブネットマスク 255.255.255.0
4. Linkstation LS-CLを起動
PC側の準備が出来、PCで「TFTPD」が起動している状態で、HDD換装したLinkstation LS-CLを起動します。
この時、POWERスイッチは、「AUTO」ではなく、「ON」にしておきます。
当然、赤ランプが点滅します。
Linkstation LS-CLの「FUNCTION」ボタンを押します。
この段階では、まだLinkstation LS-CLは、解体状態です。
ただ、「FUNCTION」ボタンを押すためには、筺体にHDDを組み込んだ状態にしなくてはいけません。上手に組み込まないと「FUNCTION」ボタンを押すことができません。
組み込んだ状態で、「FUNCTION」ボタンが動かなかったら、再度組みなおしましょう。
うまくアクセス出来ると、タスクバーの「TFTPD」の色が緑に変わり、Linkstation LS-CLがファイルを読み込みます。この時に読み込まれるファイルは、「initrd.buffalo」と「uImage.buffalo」です。
私の場合は、数分だったと思います。
5. LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02の実行
「NAS Navigator2」を起動すると、Linkstation LS-CLが認識されます。
Web設定でLinkstation LS-CLのIPアドレスを変えます。
IPアドレス 169.254.10.100
サブネットマスク 255.255.0.0
この状態でPCからLS-CL用ファームウェアアップデータ1.02を実行すると、IPアドレスがあっていないので、アップデート出来ないような、警告が出て、アップデートできませんでした。
そこでPC側も同じIPアドレスに変更してみました。
すると、アップデートが始まりました。
よくわかんないけどヤッタネ。
このアップデートはかなり時間がかかったような気がします。
また、最後に「再起動が確認できなかったのでアップデートを中止します」と表示され、失敗したかと思ったのですが、動かしてみると正常動作しているようです。
これは、IPアドレスを変更している場合に起こるようです。
アップデート後「NAS Navigator2」を起動すると、認識時にIPアドレスを自動取得してくれます。
PC側は、手動で元に戻します。
ここまでくれば、もう大丈夫です。筺体をかぶせてLinkstation LS-CLを所定の位置に置きましょう。
6. LS-CL用ファームウェアアップデータ1.11の実行
最新版のファームウェアアップデータ1.11を実行して、ファームウェアをアップデートします。
高速無線LAN-2 [Computer]
無線LANの規格
IEEE802.11で規格されている物は、IEEE802.11の次にアルファベットを付けることで区別されており、伝送規格以外にも、セキュリティなど様々な物があります。
伝送規格として、規格化されている物は以下の通りです。
IEEE802.11a
IEEE802.11b
IEEE802.11g
IEEE802.11n
こうして見ると、
IEEE802.11aとIEEE802.11nは5GHz周波数帯を、
IEEE802.11bとIEEE802.11gとIEEE802.11nは2.4GHz周波数帯
を使用していることが分かります。
同じ周波数帯の複数の規格で無線LANを同時通信した場合、干渉することが予想されます。
また、2.4GHz周波数帯は、コードレス電話や電子レンジでも使用されています。
各規格には、チャネル幅が規定されています。チャネルは、5MHz毎にチャネル番号が決められています。
チャネル番号は、中心周波数で規定されています。
チャネル幅が20MHzであれば、そのチャネルの前後の5チャネルを使います。
2.4GHz周波数帯
この周波数帯を使用しているのは、IEEE802.11bとIEEE802.11gです。
使える周波数帯は、2.400GHzから2.483.5GHzとなります。この間を5MHz毎に区切ってチャネルを作っていくのですが、2.400GHzが1チャネルではなく、2.412GHzが1チャネルと決められています。
IEEE802.11g規格では、1~13チャネル規定されています。(表-1参照)
2.402GHzから5MHz単位で区切られていることが分かります。
チャネル番号は、2.412GHz「1」から振られていて、「13」2.472GHzまでとなっています。
IEEE802.11g規格では、チャンネル幅が20MHzになっているので、1チャンネルを使うのに5つのチャネルが必要になります。
チャネル番号「1」で使用する時は、2.402GHzのチャネルから2.422GHzのチャネルまで使います。
干渉する周波数帯を避けて、20MHzの幅で割り振ると、2.402MHzから3つのブロックが出来ます。
つまり3チャンネルとなります。
この時の中心周波数のチャネル番号が「1」「6」「11」になるわけです。
IEEE802.11g規格でひとつのアクセスポイントであれば、チャネル番号「1」~「13」のどれを使っても、問題ありません。
2つ以上のアクセスポイントで使用する時に、チャネル番号を5つ離せば、干渉ません。
干渉しない様にチャネル番号を設定した時に、最大3チャンネル使用できるので、アクセスポイントを3つ作ることが出来ます。
通常家庭内無線LANで3か所以上、無線LANの親機を設置することは、まず無いので、家庭内無線LANの構築には問題ないでしょう。
ここで「チャネル」と「チャンネル」と分かりやすいように使い分けをしました。英語では両方とも「channel」と書くので、本来は同じ意味として扱うべきものでしょう。ただネット上では使い分けている所もあります。
5GHz周波数帯
この周波数帯を使用しているのは、IEEE802.11aです。
2007年1月の省令改正によって2010年12月現在、日本で使用できる周波数帯は国際標準準拠規格に基づき、3つの周波数帯に分けられています。
W52:5.15GHz~5.25GHz(36・40・44・48チャネル)
W53:5.25GHz~5.35GHz(52・56・60・64チャネル)
W56:5.47GHz~5.725GHz(100・104・・・・・140チャネル)
この内、W53・W56は、気象レーダと同じ帯域を使用するため、干渉を避けることが義務付けられています。
またW56は免許なしでも屋外仕様が可能です。
5GHz周波数帯も20MHz幅を1つのチャンネルで使います。
従って、W52タイプの振り分けをしてみると表-3のような考え方になると思います。
一般的には、表-4のように、4チャネル毎のブロックになり、中心周波数がチャネル番号として使われます。
5GHz周波数帯は干渉しないように20MHz幅で割り振っていくと19チャンネル使用できることになります。
日本では、規制のない「W52」のチャネルを推奨使用している、機器が多いようです(家庭使用の場合)。
ここから、チャネルボンディングの説明になります。
チャネルボンディングの考え方は、20MHzのチャンネル幅を2つ同時使用して、速度を速めようと言う事です。
そしてこれを規格化したのがIEEE802.11nです。
2.4GHz周波数帯
2.4GHz周波数帯はチャネル番号が5MHz毎に割り振られています。
40MHzの周波数帯を確保するためには、9チャンネル必要になります。
例:周波数とチャネル番号の組み合わせ
2.402 GHz~2.442 GHz 1チャネル+5チャネル
2.417 GHz~2.457 GHz 2チャネル+6チャネル
このように重なり合わない2つのチャネル番号を使います。
ひとつのアクセスポイントであれば、チャネンルを4つ離せば組み合わせでも構いません。
ひとつのローカルエリアで2つのアクセスポイントを使用する時は以下の組み合わせになります。
2.402 GHz~2.442 GHz 1チャネル+5チャネル
2.442 GHz~2.482 GHz 9チャネル+13チャネル
このように、2.4GHz周波数帯では、最大2つのチャネルボンディングを組むことが出来、干渉しない最大2つのアクセスポイントを構築出来ます。
5GHz周波数帯
5GHz周波数帯はチャネル番号が20MHz毎に割り振られています。
40MHzの周波数帯を確保するためには、隣り合った2つのチャンネルが必要になります。
例:周波数とチャネル番号の組み合わせ
5.170 GHz~5.210 GHz 36チャネル+40チャネル
5.190 GHz~5.230 GHz 40チャネル+44チャネル
ひとつのアクセスポイントであれば、隣り合ったチャネンルが2つあればどのような組み合わせでも構いません。
ひとつのローカルエリアで2つ以上のアクセスポイントを使用する時は以下の組み合わせになります。
5.170 GHz~5.210 GHz 36チャネル+40チャネル
5.210 GHz~5.250 GHz 44チャネル+48チャネル
このように組み合わせていくと、W52で2つ、W53で2つ、W56で5つの最大9つのチャネルボンディングを組むことが出来、干渉しない最大9つのアクセスポイントを構築出来ます。
IEEE802.11n規格の通信速度
IEEE802.11n規格は、最初に書いたように大きく5つの項目の規定で構成されています。
(1)MIMO(multi- input multi-output
(2)チャネルボンディング
(3)搬送波数
(4)ガードインターバル
(5)符号化率
IEEE802.11n規格は規格の設定であって、その全てを満たす必要はありません。
つまり、製品化された製品がこれらの規格全てを網羅しているわけではないのです。
その関係は以下の様になります。
基本的には、MIMOとチャネルボンディングが通信速度を大きく左右します。
現在日本では、最大速度が300Mbpsに規制されているので、この速度を出すためには、2ストリーム(アンテナ2本)で周波数幅が40MHzの設定が必要になります。
IEEE802.11n製品
ここで、整理してみましょう。
現在市販されている、無線LANは、ほとんどがIEEE802.11nに対応しています。(IEEE802.11nドラフト準拠も含めて)
そして、それらのパッケージには通信速度の最大値が記載されています。
また、IEEE802.11n対応とも記載されています。
最大速度300MbpsでIEEE802.11n対応であれば、問題なしかというとそうでもありません。
IEEE802.11n規格では、2.4GHz周波数帯と5GHz周波数帯で使用できます。
ただし、製品がこの両方に対応していない時は、対応している周波数帯のみでの使用になります。
例えば製品の記載が、IEEE802.11b/g/n対応とします。
この製品は、IEEE802.11b/gと2.4GHz周波数帯でのIEEE802.11nしか使用できません。
当然、受信側(子機)も同じ周波数帯に対応していないといけません。
仮に、受信側(子機)がIEEE802.11a/b/g/n対応であっても、親機がIEEE802.11aに対応していなければ、5GHz周波数帯でのIEEE802.11n規格は使えません。
今までの説明でお分かりになったと思いますが、IEEE802.11n規格で、2ストリームの40MHzの周波数幅を使用すれば、2.4GHz周波数帯でも5GHz周波数帯でも、最大速度300Mbps(理論値)の設定は出来ます。
IEEE802.11n規格での2.4GHz周波数帯と5GHz周波数帯の大きな違いは、チャンネル数です。
家庭内無線LANの構築を考えると、ルータ付き無線LANをベースにする場合と、ルータ経由で無線LAN機器を接続する場合が考えられます。
何れにしても、アクセスポイントは1つなので、IEEE802.11n規格での通信を行なってもチャンネルは1つ良いわけです。
仮にもう一つアクセスポイントを作っても、2つまでなら、どちらの周波数帯を利用しても、干渉することはありません。
3つ以上のアクセスポイントを作り、なおかつ干渉しない周波数帯での設定をしようと思ったら、IEEE802.11a/n規格に対応していなければ、出来ないという事です。
IEEE802.11n 2.4GHz帯設定例
これは、チャネルボンディングの設定例です。
IEEE802.11n 2.4GHz帯の設定では、40MHz帯域を5チャンネルと9チャンネルでの設定にしてあります。
一つだけのアクセスポイントであれば、4チャンネル離せば、どのような組み合わせでも構いません。
プライマリとセカンダリはどちらでも構いません。(9チャンネルと5チャンネルでも良い)。
IEEE802.11n 5GHz帯設定例
IEEE802.11n 5GHz帯の設定では、40MHz帯域を44チャンネルと48チャンネルでの設定にしてあります。
プライマリとセカンダリはどちらでも構いません。(48チャンネルと44チャンネルでも良い)。
IEEE802.11で規格されている物は、IEEE802.11の次にアルファベットを付けることで区別されており、伝送規格以外にも、セキュリティなど様々な物があります。
伝送規格として、規格化されている物は以下の通りです。
IEEE802.11a
IEEE802.11b
IEEE802.11g
IEEE802.11n
こうして見ると、
IEEE802.11aとIEEE802.11nは5GHz周波数帯を、
IEEE802.11bとIEEE802.11gとIEEE802.11nは2.4GHz周波数帯
を使用していることが分かります。
同じ周波数帯の複数の規格で無線LANを同時通信した場合、干渉することが予想されます。
また、2.4GHz周波数帯は、コードレス電話や電子レンジでも使用されています。
各規格には、チャネル幅が規定されています。チャネルは、5MHz毎にチャネル番号が決められています。
チャネル番号は、中心周波数で規定されています。
チャネル幅が20MHzであれば、そのチャネルの前後の5チャネルを使います。
2.4GHz周波数帯
この周波数帯を使用しているのは、IEEE802.11bとIEEE802.11gです。
使える周波数帯は、2.400GHzから2.483.5GHzとなります。この間を5MHz毎に区切ってチャネルを作っていくのですが、2.400GHzが1チャネルではなく、2.412GHzが1チャネルと決められています。
IEEE802.11g規格では、1~13チャネル規定されています。(表-1参照)
2.402GHzから5MHz単位で区切られていることが分かります。
チャネル番号は、2.412GHz「1」から振られていて、「13」2.472GHzまでとなっています。
IEEE802.11g規格では、チャンネル幅が20MHzになっているので、1チャンネルを使うのに5つのチャネルが必要になります。
チャネル番号「1」で使用する時は、2.402GHzのチャネルから2.422GHzのチャネルまで使います。
干渉する周波数帯を避けて、20MHzの幅で割り振ると、2.402MHzから3つのブロックが出来ます。
つまり3チャンネルとなります。
この時の中心周波数のチャネル番号が「1」「6」「11」になるわけです。
IEEE802.11g規格でひとつのアクセスポイントであれば、チャネル番号「1」~「13」のどれを使っても、問題ありません。
2つ以上のアクセスポイントで使用する時に、チャネル番号を5つ離せば、干渉ません。
干渉しない様にチャネル番号を設定した時に、最大3チャンネル使用できるので、アクセスポイントを3つ作ることが出来ます。
通常家庭内無線LANで3か所以上、無線LANの親機を設置することは、まず無いので、家庭内無線LANの構築には問題ないでしょう。
ここで「チャネル」と「チャンネル」と分かりやすいように使い分けをしました。英語では両方とも「channel」と書くので、本来は同じ意味として扱うべきものでしょう。ただネット上では使い分けている所もあります。
5GHz周波数帯
この周波数帯を使用しているのは、IEEE802.11aです。
2007年1月の省令改正によって2010年12月現在、日本で使用できる周波数帯は国際標準準拠規格に基づき、3つの周波数帯に分けられています。
W52:5.15GHz~5.25GHz(36・40・44・48チャネル)
W53:5.25GHz~5.35GHz(52・56・60・64チャネル)
W56:5.47GHz~5.725GHz(100・104・・・・・140チャネル)
この内、W53・W56は、気象レーダと同じ帯域を使用するため、干渉を避けることが義務付けられています。
またW56は免許なしでも屋外仕様が可能です。
5GHz周波数帯も20MHz幅を1つのチャンネルで使います。
従って、W52タイプの振り分けをしてみると表-3のような考え方になると思います。
一般的には、表-4のように、4チャネル毎のブロックになり、中心周波数がチャネル番号として使われます。
5GHz周波数帯は干渉しないように20MHz幅で割り振っていくと19チャンネル使用できることになります。
日本では、規制のない「W52」のチャネルを推奨使用している、機器が多いようです(家庭使用の場合)。
ここから、チャネルボンディングの説明になります。
チャネルボンディングの考え方は、20MHzのチャンネル幅を2つ同時使用して、速度を速めようと言う事です。
そしてこれを規格化したのがIEEE802.11nです。
2.4GHz周波数帯
2.4GHz周波数帯はチャネル番号が5MHz毎に割り振られています。
40MHzの周波数帯を確保するためには、9チャンネル必要になります。
例:周波数とチャネル番号の組み合わせ
2.402 GHz~2.442 GHz 1チャネル+5チャネル
2.417 GHz~2.457 GHz 2チャネル+6チャネル
このように重なり合わない2つのチャネル番号を使います。
ひとつのアクセスポイントであれば、チャネンルを4つ離せば組み合わせでも構いません。
ひとつのローカルエリアで2つのアクセスポイントを使用する時は以下の組み合わせになります。
2.402 GHz~2.442 GHz 1チャネル+5チャネル
2.442 GHz~2.482 GHz 9チャネル+13チャネル
このように、2.4GHz周波数帯では、最大2つのチャネルボンディングを組むことが出来、干渉しない最大2つのアクセスポイントを構築出来ます。
5GHz周波数帯
5GHz周波数帯はチャネル番号が20MHz毎に割り振られています。
40MHzの周波数帯を確保するためには、隣り合った2つのチャンネルが必要になります。
例:周波数とチャネル番号の組み合わせ
5.170 GHz~5.210 GHz 36チャネル+40チャネル
5.190 GHz~5.230 GHz 40チャネル+44チャネル
ひとつのアクセスポイントであれば、隣り合ったチャネンルが2つあればどのような組み合わせでも構いません。
ひとつのローカルエリアで2つ以上のアクセスポイントを使用する時は以下の組み合わせになります。
5.170 GHz~5.210 GHz 36チャネル+40チャネル
5.210 GHz~5.250 GHz 44チャネル+48チャネル
このように組み合わせていくと、W52で2つ、W53で2つ、W56で5つの最大9つのチャネルボンディングを組むことが出来、干渉しない最大9つのアクセスポイントを構築出来ます。
IEEE802.11n規格の通信速度
IEEE802.11n規格は、最初に書いたように大きく5つの項目の規定で構成されています。
(1)MIMO(multi- input multi-output
(2)チャネルボンディング
(3)搬送波数
(4)ガードインターバル
(5)符号化率
IEEE802.11n規格は規格の設定であって、その全てを満たす必要はありません。
つまり、製品化された製品がこれらの規格全てを網羅しているわけではないのです。
その関係は以下の様になります。
基本的には、MIMOとチャネルボンディングが通信速度を大きく左右します。
現在日本では、最大速度が300Mbpsに規制されているので、この速度を出すためには、2ストリーム(アンテナ2本)で周波数幅が40MHzの設定が必要になります。
IEEE802.11n製品
ここで、整理してみましょう。
現在市販されている、無線LANは、ほとんどがIEEE802.11nに対応しています。(IEEE802.11nドラフト準拠も含めて)
そして、それらのパッケージには通信速度の最大値が記載されています。
また、IEEE802.11n対応とも記載されています。
最大速度300MbpsでIEEE802.11n対応であれば、問題なしかというとそうでもありません。
IEEE802.11n規格では、2.4GHz周波数帯と5GHz周波数帯で使用できます。
ただし、製品がこの両方に対応していない時は、対応している周波数帯のみでの使用になります。
例えば製品の記載が、IEEE802.11b/g/n対応とします。
この製品は、IEEE802.11b/gと2.4GHz周波数帯でのIEEE802.11nしか使用できません。
当然、受信側(子機)も同じ周波数帯に対応していないといけません。
仮に、受信側(子機)がIEEE802.11a/b/g/n対応であっても、親機がIEEE802.11aに対応していなければ、5GHz周波数帯でのIEEE802.11n規格は使えません。
今までの説明でお分かりになったと思いますが、IEEE802.11n規格で、2ストリームの40MHzの周波数幅を使用すれば、2.4GHz周波数帯でも5GHz周波数帯でも、最大速度300Mbps(理論値)の設定は出来ます。
IEEE802.11n規格での2.4GHz周波数帯と5GHz周波数帯の大きな違いは、チャンネル数です。
家庭内無線LANの構築を考えると、ルータ付き無線LANをベースにする場合と、ルータ経由で無線LAN機器を接続する場合が考えられます。
何れにしても、アクセスポイントは1つなので、IEEE802.11n規格での通信を行なってもチャンネルは1つ良いわけです。
仮にもう一つアクセスポイントを作っても、2つまでなら、どちらの周波数帯を利用しても、干渉することはありません。
3つ以上のアクセスポイントを作り、なおかつ干渉しない周波数帯での設定をしようと思ったら、IEEE802.11a/n規格に対応していなければ、出来ないという事です。
IEEE802.11n 2.4GHz帯設定例
これは、チャネルボンディングの設定例です。
IEEE802.11n 2.4GHz帯の設定では、40MHz帯域を5チャンネルと9チャンネルでの設定にしてあります。
一つだけのアクセスポイントであれば、4チャンネル離せば、どのような組み合わせでも構いません。
プライマリとセカンダリはどちらでも構いません。(9チャンネルと5チャンネルでも良い)。
IEEE802.11n 5GHz帯設定例
IEEE802.11n 5GHz帯の設定では、40MHz帯域を44チャンネルと48チャンネルでの設定にしてあります。
プライマリとセカンダリはどちらでも構いません。(48チャンネルと44チャンネルでも良い)。
高速無線LAN-1 [Computer]
最近、高速無線LANの製品が多数出てきました。価格的にも手頃な物もあります。
このような製品は、IEEE802.11n対応とかIEEE802.11nドラフト準拠、あるいは300Mbps転送などと表記されています。
どうも、このIEEE802.11nが良く分からない。実際にIEEE802.11 b/g/n対応製品を設定して見ても、という設定がない。
そこでいろいろ調べて自分なりにまとめてみました。一様自分なりに納得しながらの事ですが、誤っている点などもありましたらお許しください。
IEEE802.11a/gから高速化のための変更点
(1)MIMO(multi- input multi-output)の採用
(2)チャネルボンディングの採用
(3)搬送波数の増加
(4)ガードインターバルの短縮
(5)符号化率の変更
ここでポイントになるのが、(1)MIMO(multi- input multi-output)の採用・(2)チャネルボンディングの採用ですが、それ以外の項目を簡単に説明します。
(3)搬送波数の増加
搬送波数では,802.11a/gは20MHz幅で48波を使ってデータを送っています。802.11nでは4本拡張し,52波を送れるようにしました。チャネルボンディング時は,さらに倍以上の108波で送ります。
(無線LANでは1チャネルの帯域幅が約20MHzと決まっています。OFDMを使うIEEE802.11aと11gの場合,この20MHzの中に52本のサブキャリアを立てて,このうち4本を制御用に,48本を通信用に使っています。)
(4)ガードインターバルの短縮
ガードインターバル(GI)はデータ信号送信時の合間に挿入される意味のない信号を流す期間のことです。受信側で反射によって時間がずれたデータが届いて干渉をするのを防ぐために使います。802.11a/gまではGIが800ナノ秒でしたが,これを半分の400ナノ秒でも運用できるようにしました。
(5)符号化率の変更
符号化は,データの信頼性を向上させるためにデータを冗長化する技術。802.11a/gではデータを本来の1.5倍に冗長化していますが,802.11nではこれを1.2倍にすることで冗長度を低くしました。
IEEE802.11nは2009年9月に規格化されました。(米国電気電子学会(IEEE)は9月11日、無線LAN規格「IEEE 802.11n」を承認した。)
2009年9月以前にも、IEEE802.11n対応のワイヤレスアクセスポイント製品は出ていましたが、「IEEE802.11nドラフト」あるいは「IEEE802.11n準拠」という名前でした。
IEEE 802.11n規格は、現在認定を受け、市場投入されている「802.11n ドラフト版2.0準拠製品」と同じ周波数帯で基本機能の変更なく相互接続性を確保します。
ドラフト認定された機器は最終的な認定プログラムの中核となる要件を満たすため、再テストを受けることなく「802.11n認定機器」として扱えるようになっています。
IEEE802.11nでは、チャネルボンディングとMIMOという大きく2つの技術により高速化を実現しています。
IEEE802.11nは、2つの周波数帯を利用することが出来ます。
1つは2.4GHz帯でこれは、IEEE802.11gと同じ周波数帯です。
1つは5GHz帯でこれは、IEEE802.11aと同じ周波数帯です。
まとめると以下の表の様になります。
これは規格であって、仕様ではありませんから、IEEE802.1n規格の無線ルータでも、2.4GHz帯しかサポートしていない物もあります。
IEEE802.11nの2.4GHz帯は、IEEE802.11gと同じ周波数でIEEE802.11nの5GHz帯は、IEEE802.11aと同じ周波数です。
これらの周波数帯域で、MIMO及びチャネルボンディングの採用により、速度を速くしています。
従って、IEEE802.11nの2.4GHz帯は、IEEE802.11gの延長上にIEEE802.11nの5GHz帯は、IEEE802.11aの延長上にあると言えるわけです。
親機がIEEE802.11b/g/n対応で、子機(ノートパソコンなど)が、IEEE802.11a/b/g/n対応の場合を考えてみましょう。
同じIEEE802.11n規格であっても、親機が2.5GHz帯しか対応していないので、IEEE802.11n規格の2.5GHzでの通信になります。5GHz帯での通信は出来ません。
2.5GHzでも5GHzでもリンク速度(理論値)300Mbpsの速度は出るので問題ありませんが、IEEE802.11gは、チャンネル利用数が限られるのと、他の機器の干渉を受けやすいので、事務所などでは、IEEE802.11nの5GHz帯を使用することを推奨しています。
何か、分かりづらいですが、IEEE802.11n対応機器であっても、IEEE802.11aかIEEE802.11gに対応するかによって周波数帯が違うので方式が変わってくると言う事です。
MIMO(multi- input multi-output)
複数のアンテナを使用してデータを同時伝送することにより無線通信を高速化させる技術です。
下図では送信側、受信側の無線LAN機器において、ともに2つのアンテナがあるとします。
送信側の機器でデータを2分割して、2つのアンテナでその分割データを送信します。
受信側の機器はその分割データを2つのアンテナで受信して、それをもとにデータに復元します。
これは、送信側と受信側が対応していないと、出来ません。
送信側にアンテナが2本あれば、受信側もアンテナが2本必要です。
送信側と受信側にアンテナが2本あれば、2つの通信路が出来ます。2×2という表示になり、2つのストリームを形成するので、ストリーム数は2となります。
MIMOはIEEE802.11nで規格化されています。
MIMO規格での理論上の最大速度は以下の様になります。
チャネルボンディング
チャネルボンディングの説明の前に、無線LANに関する言葉を理解しておきましょう。
IEEE
電気・電子分野における世界最大の学会。1963年にAIEE(American Institute of Electrical Engineers:米国電気学会)とIRE(Institute of Radio Engineers:無線学会)が合併して発足した。本部はニューヨーク。
IEEE802.11
IEEE(米国電気電子学会)でLAN技術の標準を策定している802委員会が1998年7月に定めた無線LANの標準規格群。
WiFi
無線LAN機器が標準規格であるIEEE 802.11シリーズに準拠していることを示すブランド名。
業界団体のWi-Fi Alliance(旧WECA)が発行しているもので、他社製品との相互接続性などに関する試験をパスした装置にロゴの表示などが許可されている。
ロゴが添付された製品間であればメーカーが違っても組み合わせて使用できることが保証される。
802.11n ドラフト版2.0準拠製品
802.11n規格
Wi-Fi Alliance
IEEEによって標準化された高速無線LANの規格であるIEEE 802.11規格群を推進し、相互運用性を保証するための業界団体。通信機器メーカーなどを中心に無線LAN関連業界の企業が参加している。
IEEE 802.11a/b規格の愛称として知られる「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceが提唱している名称である。設立当初は「WECA」(Wireless Ethernet Compatibility Alliance)という団体名だったが、Wi-Fiの名称の普及に合わせ、2002年10月、Wi-Fi Allianceに改称した。
コンピュータハードの世界はいつも複雑です。
無線LANの世界も同様で、規格を定めているのが、「IEEE」で無線LANの規格は「IEEE802.11」と呼ばれ「IEEE」の「802委員会」が策定しています。 「IEEE802.11」規格に準拠している事を示すブランドとして「WiFi」があり、「Wi-Fi Alliance」が提唱している名称です。 「Wi-Fi Alliance」は、無線LANの規格であるIEEE 802.11規格群を推進し、相互運用性を保証するための業界団体となります。
高速無線LAN-2へ続く
このような製品は、IEEE802.11n対応とかIEEE802.11nドラフト準拠、あるいは300Mbps転送などと表記されています。
どうも、このIEEE802.11nが良く分からない。実際にIEEE802.11 b/g/n対応製品を設定して見ても、という設定がない。
そこでいろいろ調べて自分なりにまとめてみました。一様自分なりに納得しながらの事ですが、誤っている点などもありましたらお許しください。
IEEE802.11a/gから高速化のための変更点
(1)MIMO(multi- input multi-output)の採用
(2)チャネルボンディングの採用
(3)搬送波数の増加
(4)ガードインターバルの短縮
(5)符号化率の変更
ここでポイントになるのが、(1)MIMO(multi- input multi-output)の採用・(2)チャネルボンディングの採用ですが、それ以外の項目を簡単に説明します。
(3)搬送波数の増加
搬送波数では,802.11a/gは20MHz幅で48波を使ってデータを送っています。802.11nでは4本拡張し,52波を送れるようにしました。チャネルボンディング時は,さらに倍以上の108波で送ります。
(無線LANでは1チャネルの帯域幅が約20MHzと決まっています。OFDMを使うIEEE802.11aと11gの場合,この20MHzの中に52本のサブキャリアを立てて,このうち4本を制御用に,48本を通信用に使っています。)
(4)ガードインターバルの短縮
ガードインターバル(GI)はデータ信号送信時の合間に挿入される意味のない信号を流す期間のことです。受信側で反射によって時間がずれたデータが届いて干渉をするのを防ぐために使います。802.11a/gまではGIが800ナノ秒でしたが,これを半分の400ナノ秒でも運用できるようにしました。
(5)符号化率の変更
符号化は,データの信頼性を向上させるためにデータを冗長化する技術。802.11a/gではデータを本来の1.5倍に冗長化していますが,802.11nではこれを1.2倍にすることで冗長度を低くしました。
IEEE802.11nは2009年9月に規格化されました。(米国電気電子学会(IEEE)は9月11日、無線LAN規格「IEEE 802.11n」を承認した。)
2009年9月以前にも、IEEE802.11n対応のワイヤレスアクセスポイント製品は出ていましたが、「IEEE802.11nドラフト」あるいは「IEEE802.11n準拠」という名前でした。
IEEE 802.11n規格は、現在認定を受け、市場投入されている「802.11n ドラフト版2.0準拠製品」と同じ周波数帯で基本機能の変更なく相互接続性を確保します。
ドラフト認定された機器は最終的な認定プログラムの中核となる要件を満たすため、再テストを受けることなく「802.11n認定機器」として扱えるようになっています。
IEEE802.11nでは、チャネルボンディングとMIMOという大きく2つの技術により高速化を実現しています。
IEEE802.11nは、2つの周波数帯を利用することが出来ます。
1つは2.4GHz帯でこれは、IEEE802.11gと同じ周波数帯です。
1つは5GHz帯でこれは、IEEE802.11aと同じ周波数帯です。
まとめると以下の表の様になります。
これは規格であって、仕様ではありませんから、IEEE802.1n規格の無線ルータでも、2.4GHz帯しかサポートしていない物もあります。
IEEE802.11nの2.4GHz帯は、IEEE802.11gと同じ周波数でIEEE802.11nの5GHz帯は、IEEE802.11aと同じ周波数です。
これらの周波数帯域で、MIMO及びチャネルボンディングの採用により、速度を速くしています。
従って、IEEE802.11nの2.4GHz帯は、IEEE802.11gの延長上にIEEE802.11nの5GHz帯は、IEEE802.11aの延長上にあると言えるわけです。
親機がIEEE802.11b/g/n対応で、子機(ノートパソコンなど)が、IEEE802.11a/b/g/n対応の場合を考えてみましょう。
同じIEEE802.11n規格であっても、親機が2.5GHz帯しか対応していないので、IEEE802.11n規格の2.5GHzでの通信になります。5GHz帯での通信は出来ません。
2.5GHzでも5GHzでもリンク速度(理論値)300Mbpsの速度は出るので問題ありませんが、IEEE802.11gは、チャンネル利用数が限られるのと、他の機器の干渉を受けやすいので、事務所などでは、IEEE802.11nの5GHz帯を使用することを推奨しています。
何か、分かりづらいですが、IEEE802.11n対応機器であっても、IEEE802.11aかIEEE802.11gに対応するかによって周波数帯が違うので方式が変わってくると言う事です。
MIMO(multi- input multi-output)
複数のアンテナを使用してデータを同時伝送することにより無線通信を高速化させる技術です。
下図では送信側、受信側の無線LAN機器において、ともに2つのアンテナがあるとします。
送信側の機器でデータを2分割して、2つのアンテナでその分割データを送信します。
受信側の機器はその分割データを2つのアンテナで受信して、それをもとにデータに復元します。
これは、送信側と受信側が対応していないと、出来ません。
送信側にアンテナが2本あれば、受信側もアンテナが2本必要です。
送信側と受信側にアンテナが2本あれば、2つの通信路が出来ます。2×2という表示になり、2つのストリームを形成するので、ストリーム数は2となります。
MIMOはIEEE802.11nで規格化されています。
MIMO規格での理論上の最大速度は以下の様になります。
チャネルボンディング
チャネルボンディングの説明の前に、無線LANに関する言葉を理解しておきましょう。
IEEE
電気・電子分野における世界最大の学会。1963年にAIEE(American Institute of Electrical Engineers:米国電気学会)とIRE(Institute of Radio Engineers:無線学会)が合併して発足した。本部はニューヨーク。
IEEE802.11
IEEE(米国電気電子学会)でLAN技術の標準を策定している802委員会が1998年7月に定めた無線LANの標準規格群。
WiFi
無線LAN機器が標準規格であるIEEE 802.11シリーズに準拠していることを示すブランド名。
業界団体のWi-Fi Alliance(旧WECA)が発行しているもので、他社製品との相互接続性などに関する試験をパスした装置にロゴの表示などが許可されている。
ロゴが添付された製品間であればメーカーが違っても組み合わせて使用できることが保証される。
802.11n ドラフト版2.0準拠製品
802.11n規格
Wi-Fi Alliance
IEEEによって標準化された高速無線LANの規格であるIEEE 802.11規格群を推進し、相互運用性を保証するための業界団体。通信機器メーカーなどを中心に無線LAN関連業界の企業が参加している。
IEEE 802.11a/b規格の愛称として知られる「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceが提唱している名称である。設立当初は「WECA」(Wireless Ethernet Compatibility Alliance)という団体名だったが、Wi-Fiの名称の普及に合わせ、2002年10月、Wi-Fi Allianceに改称した。
コンピュータハードの世界はいつも複雑です。
無線LANの世界も同様で、規格を定めているのが、「IEEE」で無線LANの規格は「IEEE802.11」と呼ばれ「IEEE」の「802委員会」が策定しています。 「IEEE802.11」規格に準拠している事を示すブランドとして「WiFi」があり、「Wi-Fi Alliance」が提唱している名称です。 「Wi-Fi Alliance」は、無線LANの規格であるIEEE 802.11規格群を推進し、相互運用性を保証するための業界団体となります。
高速無線LAN-2へ続く
交換した電源が動作不良 [Computer]
先日動作不良で交換してもらった、電源「AQTIS AP-1000GLX80+ 1000W」順調に動作していたのですが、交換後、初めてベンチを廻してみたら、途中で落ちてしまう。落ち方からみて、原因はヒートアップか電源しか考えられない。CPUにしてもGPUにしても、落ちるような温度ではない。念のため、動作確認をする。
1.同じGPU(Geforce 280GTX)を積んだ、GCで確認
2.負荷の少ないGPU(Geforce GTX9800)を積んだGCで確認
3.メーカーの違う1000W電源で確認
ベンチは、FFXIと3Dmark Vantageを使用
結果、2・3・4は動作する物の、1の状況では、何回ベンチを廻しても落ちてしまう。
これは、電源が原因としか考えられない。こうなると、たとえ不良品交換でも同じ機種が来るのであれば、信頼できない状態になります。そこで今回は、メーカー直ではなく、購入店である、ビッグカメラに持ち込む事にしました。状況及び動作マシンスペックを書きだして、ビッグカメラに持ち込み、不良品であるなら返金して欲しい主旨をいい、品物をあずけました。ビッグカメラのDOSVパーツ売り場は対応がいいので、好きです。その日のうちに、ビッグカメラから電話があり、同じ環境で試してみたが、問題ないとの返事でした。
こちらも、何度も動作確認をしているので、「はい、そうですか」と引き下がるわけにもいかず、ビッグカメラ側の動作環境を確認させてもらいました。状況を聞くと、しっかりと環境は出来ているようで、動作環境には問題ないようです。ただ、一つの相違点は、HDDの台数です。私のマシンはHDDを5台積んでいるのですが、ビッグカメラの動作環境ではHDDは1台との事でした。こうなると、電源不良を証明する事は、難しくなりますが、納得できません。電話でいろいろはなしていると、そういうことであれば、返金は出来ないが、交換には応じてくれるというのです。交換で充分です。AQTISの電源が信頼できないので、他社の1000W電源であれば、とりあえず何でも良かったのです。ビッグカメラに在庫のある1000W電源を調べていただくと、Silver Stone SST-ST1000-Pがあるとの事でした。価格は27,800円でこの製品であれば、差額交換してくれるというのです。こういう所の対応がビッグカメラは良く出来ていると思います。通常であれば交換などに応じなくてもいいのですが、こちらの状況を良く判断していただき、メーカーに関係なく、店舗内処理の出来る交換という結果を出していただいた事に感謝します。だから、ヤマダではなくビッグになってしまうんですが・・・・。
いずれにしても、無事交換できました。
1.同じGPU(Geforce 280GTX)を積んだ、GCで確認
2.負荷の少ないGPU(Geforce GTX9800)を積んだGCで確認
3.メーカーの違う1000W電源で確認
ベンチは、FFXIと3Dmark Vantageを使用
結果、2・3・4は動作する物の、1の状況では、何回ベンチを廻しても落ちてしまう。
これは、電源が原因としか考えられない。こうなると、たとえ不良品交換でも同じ機種が来るのであれば、信頼できない状態になります。そこで今回は、メーカー直ではなく、購入店である、ビッグカメラに持ち込む事にしました。状況及び動作マシンスペックを書きだして、ビッグカメラに持ち込み、不良品であるなら返金して欲しい主旨をいい、品物をあずけました。ビッグカメラのDOSVパーツ売り場は対応がいいので、好きです。その日のうちに、ビッグカメラから電話があり、同じ環境で試してみたが、問題ないとの返事でした。
こちらも、何度も動作確認をしているので、「はい、そうですか」と引き下がるわけにもいかず、ビッグカメラ側の動作環境を確認させてもらいました。状況を聞くと、しっかりと環境は出来ているようで、動作環境には問題ないようです。ただ、一つの相違点は、HDDの台数です。私のマシンはHDDを5台積んでいるのですが、ビッグカメラの動作環境ではHDDは1台との事でした。こうなると、電源不良を証明する事は、難しくなりますが、納得できません。電話でいろいろはなしていると、そういうことであれば、返金は出来ないが、交換には応じてくれるというのです。交換で充分です。AQTISの電源が信頼できないので、他社の1000W電源であれば、とりあえず何でも良かったのです。ビッグカメラに在庫のある1000W電源を調べていただくと、Silver Stone SST-ST1000-Pがあるとの事でした。価格は27,800円でこの製品であれば、差額交換してくれるというのです。こういう所の対応がビッグカメラは良く出来ていると思います。通常であれば交換などに応じなくてもいいのですが、こちらの状況を良く判断していただき、メーカーに関係なく、店舗内処理の出来る交換という結果を出していただいた事に感謝します。だから、ヤマダではなくビッグになってしまうんですが・・・・。
いずれにしても、無事交換できました。
タッチパネルforWin7 [Computer]
Window7のタッチ対応ディスプレイが、何機種か発売されています。価格帯を見ると思ったより高くないようです。
でもあまり人気がない。価格COMの売れ筋ランキングを見ると、どれも100位前後です。タッチパネルの液晶ディスプレイは前からありましたが、個人使用では、ちょっと高い感じでした。それが30,000円台で手に入るのなら、私的には安いと思います。Window7がマルチタッチに対応したことでの、製品発売でかつ対象が個人ということなのでしょう。確かに23inc光沢液晶ディスプレイが20,000円で買える時代ですから、価格差10,000円は高く感じるかもしれません。現在販売されているWindow7のタッチ対応ディスプレイのなかで23incがあるのはAcer T230Hbmidhだけです。
Acer製品あまり、評判がよくありません。私は今まで、Acer製液晶ディスプレイを4台使ってきましたが、特に不具合はありませんでした。Acer T230Hbmidhも今の所Windows7で問題なくタッチパネル操作が出来ます。ただ全体的にグレーぽい感じがします。
でもあまり人気がない。価格COMの売れ筋ランキングを見ると、どれも100位前後です。タッチパネルの液晶ディスプレイは前からありましたが、個人使用では、ちょっと高い感じでした。それが30,000円台で手に入るのなら、私的には安いと思います。Window7がマルチタッチに対応したことでの、製品発売でかつ対象が個人ということなのでしょう。確かに23inc光沢液晶ディスプレイが20,000円で買える時代ですから、価格差10,000円は高く感じるかもしれません。現在販売されているWindow7のタッチ対応ディスプレイのなかで23incがあるのはAcer T230Hbmidhだけです。
Acer製品あまり、評判がよくありません。私は今まで、Acer製液晶ディスプレイを4台使ってきましたが、特に不具合はありませんでした。Acer T230Hbmidhも今の所Windows7で問題なくタッチパネル操作が出来ます。ただ全体的にグレーぽい感じがします。
Geforce GTX400シリーズ [Computer]
ついに発表されました。GeforceGTX480・GeforceGTX470です。NVIDIAは、ハイエンド製品としてはGTX295以来になるので、1年以上の月日が経っています。新しいコアでDirectX11対応製品です。2010年4月上旬に市場に出回るようですが、想定価格は、GeforceGTX480が65,000円前後、GeforceGTX470が45,000円前後のようです。
ATI製品と比較してみました。
ATI HD5000シリーズは、ATI HD4000シリーズのスペックアップしつつ消費電力・発熱を抑えて開発したと聞いています。Geforce400シリーズを見た限りでは、省電力にはあまり配慮していないようです。またFANの音が爆音という記事もあります。NVIDIA製品で新シリーズという事でとても魅力的ですが、価格面や電力などを考えると、ATI HD5000シリーズの方がいいように思えるのは私だけでしょうか。
ATI製品と比較してみました。
ATI HD5000シリーズは、ATI HD4000シリーズのスペックアップしつつ消費電力・発熱を抑えて開発したと聞いています。Geforce400シリーズを見た限りでは、省電力にはあまり配慮していないようです。またFANの音が爆音という記事もあります。NVIDIA製品で新シリーズという事でとても魅力的ですが、価格面や電力などを考えると、ATI HD5000シリーズの方がいいように思えるのは私だけでしょうか。
池袋ビッグカメラ [Computer]
ヤマダ電機総本店が池袋に出来てから、池袋が面白くなってきました。ヤマダ電機総本店自体は、そこそこなんですが、ビッグカメラがアウトレット館をオープンし、4・5階にソフマップ中古販売店が入ったのです。前までは、池袋でPCパーツを捜す時は、ドスパラとビッグカメラパソコン館だけでしたが、これにヤマダ電機とソフマップが加わった形になったので、池袋でも結構楽しめます。
池袋ドスパラ
秋葉のドスパラ池袋バージョンです。店舗が狭いので品数は少ないです。価格的に秋葉なので、CPU・Memory・HDDなどを買う時に行きます。
ヤマダ電機
ヤマダ電機のPCパーツ売り場は、おそらく品数的には、池袋では一番だと思います。しかし面白みは無いです。価格的にも、安いとは思いませんが、秋葉まで行かなくても、ある程度のパーツは揃いそうです。九十九電機が傘下だから、九十九電機を入れればおもしろいのに。
ソフマップ
ビッグカメラアウトレット館の5階が中古ゲーム機中古ゲーム。4階がPC及びPCパーツ中古です。中古ゲーム機は時々、特別価格が付きます。この時は秋葉より安いです。PS3・Xbox360・Wii が中心ですが、PS2も置いてあります。PCパーツの品ぞろえはいまいちです。
ビッグカメラパソコン館
ここのPCパーツ売り場は、品ぞろえはそこそこですが、価格は高いです。ただし、秋葉までの電車賃と10%還元を考えると微妙です。ここは極まれに、掘り出し物にあたる時があります。昨日行った時には、HDDのジャンク品が100円で売っていました。仕様は見えなかったのですが、IDE 接続でそこそこの容量でした。8台おいてあり、「異音がする」との注意書きのある物を除いた5台を買いました。結果1台は、起動せず。1台は認識せずでしたが、3台は使えそうです。3台ともHitachi製品で80GB・320GB・320GBでした。
池袋ドスパラ
秋葉のドスパラ池袋バージョンです。店舗が狭いので品数は少ないです。価格的に秋葉なので、CPU・Memory・HDDなどを買う時に行きます。
ヤマダ電機
ヤマダ電機のPCパーツ売り場は、おそらく品数的には、池袋では一番だと思います。しかし面白みは無いです。価格的にも、安いとは思いませんが、秋葉まで行かなくても、ある程度のパーツは揃いそうです。九十九電機が傘下だから、九十九電機を入れればおもしろいのに。
ソフマップ
ビッグカメラアウトレット館の5階が中古ゲーム機中古ゲーム。4階がPC及びPCパーツ中古です。中古ゲーム機は時々、特別価格が付きます。この時は秋葉より安いです。PS3・Xbox360・Wii が中心ですが、PS2も置いてあります。PCパーツの品ぞろえはいまいちです。
ビッグカメラパソコン館
ここのPCパーツ売り場は、品ぞろえはそこそこですが、価格は高いです。ただし、秋葉までの電車賃と10%還元を考えると微妙です。ここは極まれに、掘り出し物にあたる時があります。昨日行った時には、HDDのジャンク品が100円で売っていました。仕様は見えなかったのですが、IDE 接続でそこそこの容量でした。8台おいてあり、「異音がする」との注意書きのある物を除いた5台を買いました。結果1台は、起動せず。1台は認識せずでしたが、3台は使えそうです。3台ともHitachi製品で80GB・320GB・320GBでした。