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FRONTIER-FT701 Part2 GooglePlayの導入 [Android]

FRONTIER-FT701 は、GooglePlayに対応していません。
そこで、FRONTIER-FT701 の「root」をとって、GooglePlayを導入して見ました。
色々なサイトに方法はあるのですが、実際に行い、分かりやすく整理してみました。
要は、CPにAndroidSDKをインストールして、FRONTIER-FT701 をroot化してAndroidMarket(GooglePlay)をインストールするという事です。
手順としては、
JAVAのインストール
AndroidSDKのインストール
タブレットのドライバインストール
タブレットのroot化
タブレットにAndroidMarketをインストール
といった感じです。
AndroidSDKのインストールに関しては、このブログ内「Android SDK」に書きましたがもう一度
書いてみます。

Java SE JDKのダウンロード
http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/javase/downloads/index.html
ft701w001.png

ダウンロードファイルは、「jdk-7u3-windows-x64.exe」です。
インストールの際、「ソースコード」と「JRE」は必要ないと思いインストールはしませんでした。
ft701w002.png

「jdk-7u3-windows-x64.exe」をインストールすると、セットアップエラー表示になります。
どうやら前バージョンがインストールされていないとダメの様です。

ft701w003.png

「jdk-7u3-windows-x64.exe」をアンインストールし、「jdk-6u31-windows-x64.exe」をダウンロードしインストールしました。
ft701w004.png

その後に、「jdk-7u3-windows-x64.exe」をインストールしました。

ft701w005.png

無事インストールできました。

ft701w006.png

Android SDKのインストール
Android SDKのダウンロード
http://developer.android.com/sdk/index.html
ft701w007.png

今回はWindows7 x64にインストールします。
「android-sdk_r18-windows.zip」をダウンロードします。
解凍したフォルダを「C:\」に置きます。
フォルダ構造は以下のようにしました。
C:\android-sdk

ft701w008.png

しばらく時間がかかります。
インストールの一覧表が表示されます。
今回必要と思われるもののみをダウンロードします。

ft701w009.png
ft701w010.png


ダウンロードの確認画面が表示されます。
?マークの付いたものはインストールされないので「Accept All」にチェックを入れます。
「Install」をクリックします。

ft701w011.png

インストールが終了すると、インストールされたものは「Installed」の表示になります。
基本的に、「Android SDK Tools」と「Google USB Driver」がインストールされれば、OKです。

ft701w012.png
ft701w013.png

次にパスを通します。
システムのプロパティを開き「環境変数」をクリックします。

ft701w014.png

「Path」を選択し「編集」をクリックします。

ft701w015.png

編数値の一番最後に、付け加えます。
パス設定は以下の通りです。
C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_03\bin\java.exe
C:\android-sdk\platform-tools(adb.exeがある)
付け加える文字列は以下の通りです。
;C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_03\bin\java.exe;C:\android-sdk\platform-tools;C:\SDK\android-sdk\tools

ft701w016.png

FT701WをデバッグモードでPCに認識させます。

FT701Wの設定
設定―アプリケーションー開発
USBデバッグにチェックを入れます。
スリープモードにしないにチェックを入れます。
(スリープモードは特にチェックを入れなくてもいいのですが、スリープモードになってしまうと、PC側のドライバが認識しなくなります。)

PCの設定
「adb_usb.ini」の修正または作成
Android SDKをインストールすると「C:\Users\ユーザー名\」に「.android」というフォルダが作成されます。
このフォルダの中に、「adb_usb.ini」があります。無いときは、「adb_usb.ini」ファイルを作成します。
テキストドキュメントファイルを作成し、ファイルを開き以下の文字を入力します。

0x25D6

保存をし、ファイル名を拡張子ごと書き換えます。これで「adb_usb.ini」ファイルが出来ます。

「android_winusb.inf」の修正
C:\android-sdk\extras\google\usb_driverフォルダの中に「android_winusb.inf」というファイルがあります。このファイルの内容を修正します。

;
; Android WinUsb driver installation.
;
[Version]
Signature = "$Windows NT$"
Class = AndroidUsbDeviceClass
ClassGuid = {3F966BD9-FA04-4ec5-991C-D326973B5128}
Provider = %ProviderName%
DriverVer = 12/06/2010,4.0.0000.00000
CatalogFile.NTx86 = androidwinusb86.cat
CatalogFile.NTamd64 = androidwinusba64.cat

;
; This section seems to be required for WinUsb driver installation.
; If this section is removed the installer will report an error
; "Required section not found in INF file".
;
[ClassInstall32]
Addreg = AndroidWinUsbClassReg

[AndroidWinUsbClassReg]
HKR,,,0,%ClassName%
HKR,,Icon,,-1

[Manufacturer]
%ProviderName% = Google, NTx86, NTamd64

[Google.NTx86]
; HTC Dream
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C01
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C02&MI_01
%SingleBootLoaderInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0FFF
; HTC Magic
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C03&MI_01
;
;Moto Sholes
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_22B8&PID_41DB
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_22B8&PID_41DB&MI_01
;
;Google NexusOne
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_0D02
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_0D02&MI_01
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E11
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E12&MI_01
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E22&MI_01

[Google.NTamd64]
; HTC Dream
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C01
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C02&MI_01
%SingleBootLoaderInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0FFF
; HTC Magic
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C03&MI_01
;
;Moto Sholes
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_22B8&PID_41DB
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_22B8&PID_41DB&MI_01
;
;Google NexusOne
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_0D02
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_0D02&MI_01
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E11
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E12&MI_01
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E22&MI_01

※ここから以下の文字を挿入します

[OMAP-3/4] ;OMAP-3/4 %SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_25d6&PID_0001 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_25d6&PID_0001&MI_01

※ここまで

[USB_Install]
Include = winusb.inf
Needs = WINUSB.NT
以下省略します。

[OMAP-3/4]
;OMAP-3/4
ですが、「;FRONTIER FT701W」でもいいようです。
ただ、私の場合は、「;FRONTIER FT701W」ではうまくいきませんでした。
また挿入する場所も別の場所で説明されているサイトもありますので、うまくいかなかったら、いろいろ試してみるといいでしょう。
もちろん自己責任の範囲になります。

ここで、いったんPCを再起動した方がいいかもしれません。

FT701WをPCにUSB接続します。
FT701WにはUSB接続ケーブルが付属していないので、自分で用意しなくてはなりません。
FT701WはmicroUSBポートに対応しています。
購入するときは、必ず通信用のmicroUSBを選択してください。
また形状の確認は必ずしましょう。
microUSBケーブルは携帯電話の接続によくつかわれています。
自宅にあるmicroUSBケーブルを使用した場合、接続して充電は出来るけど、PC側が一切反応しない場合は、そのケーブルが充電専用の可能性があります。
通信用であれば、PCがなんらこの反応をするはずです。

PCに接続した段階でPCがFT701Wを認識し、ドライバがインストールされればOKです。

しかし、環境の違いなどで、なかなかうまくドライバがインストールされないようです。
デバイスマネージャーを表示させます。

1.何の表示もされていない

 PC及びFT701Wを再起動する
 USBの差込口を換えてみる
 USBケーブルを確認する

2.不明なデバイスとして表示される

 不明なデバイスを手動でインストールします。
不明なデバイスが表示されている。

ft701w017.png

「android_winusb.inf」ファイルを指定する

ft701w018.png

ドライバが表示されるので、インストールします。

ft701w019.png

警告が出ますが、無視してインストールします。

ft701w020.png

ft701w021.png

インストールされました。

ft701w022.png

3. FT701W側がデバッグモードに設定されているのに、USB大容量記憶装置と認識される。

 PCに他のUSB記憶装置デバイスが接続されていたら、安全に取り外して再起動します。
 再起動後もUSB大容量記憶装置と認識されていたら、このデバイスが、FT701Wになります。
 このデバイスを削除します。
 削除後USBを外し、再度差し込みます。
 おそらくこれで不明なデバイスとして認識されると思います。


ドライバがインストール出来たら、FT701Wと通信できるか試して見ましょう。
シェルを起動してみます。
>adb shell
ft701w023.png

Shellが起動しました。
ft701w024.png

lsコマンドを入れてみます。
ft701w025.png

無事に動きました。
ft701w026.png

抜けるのには、exitと入力します。

FT701Wのrootをとります。
「DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-su」を用意します。
ネット検索でヒットすると思います。

ダウンロードした「DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-su.zip」を解凍し、「runme.bat」を実行します。
これで、rootがとれました。

PCとFT701WがUSBで接続されていれば、rootをとるのは問題ないでしょう。

Android Marketを導入します。
Android Marketは現在Google Playになっています。
導入後、Android Marketを起動すれば、自動的にGoogle Play に変わります。
必要なもの
●Gapps
※Gappsのバージョンですが、「gapps-gb-20110114-signed.zip」がいいようです。それ以外のVer.だとマーケットが導入出来ても起動しません。

●ESファイルエクスプローラーまたはRootexplorer

ダウンロード先は、ネット検索で捜せると思います。
私は以下の場所からダウンロードしました。

DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-su.zip
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1321582

gapps-gb-20110114-signed.zip
http://goo.im/gapps/

ESファイルエクスプローラー
http://www.estrongs.com/en/download.html

ESファイルエクスプローラーをFT701Wにインストールします。
ダウンロードした、「es_file_explorer_v1_6_1_3.apk」を、
C:\Users\ユーザー名\
あるいは
C:\android-sdk\tools
にコピーします。基本的にパスが通っていればどこでもいいです。

PCとFT701Wが接続された状態でコマンドプロンプトを起動し、

adb install es_file_explorer_v1_6_1_3.apk

と入力すれば、インストールされます。

microSDカードを用意し、PCにUSB接続します。
新しいフォルダを作成します。
フォルダ名は何でもいいです。
仮に「gapps」とします。
「gapps-gb-20110114-signed.zip」を解凍します。
gapps-gb-20110114-signed\system\appフォルダの内容は以下の通りです。

ft701w027.png

必要ファイルを、microSDカードの「gapps」にコピーします。
必要ファイルは以下の通りです。

ft701w028.png

gapps-gb-20110114-signed\system\etc\permissionsフォルダの内容は以下の通りです。

ft701w029.png

必要ファイルを、microSDカードの「gapps」にコピーします。
必要ファイルは以下の通りです。

ft701w030.png


gapps-gb-20110114-signed\system\frameworkフォルダの内容は以下の通りです。
ここは、一つしかありませんので、このファイルをmicroSDカードの「gapps」にコピーします。

ft701w031.png

「gapps」フォルダ内に以下のファイルがあればOKです。

GoogleBackupTransport.apk
GoogleCalendarSyncAdapter.apk
GoogleContactsSyncAdapter.apk
GooglePartnerSetup.apk
GoogleFeedback.apk
GoogleServicesFramework.apk
MarketUpdater.apk
NetworkLocation.apk
Vending.apk
com.google.android.maps.xml
features.xml
com.google.android.maps.jar

これでPCでの作業はすべて終了です。
一旦、FT701Wを終了させ、microSDカードをFT701Wに挿入し、FT701Wを起動します。
PCとの接続は必要ありません。
「DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-su」でrootを取っていれば、こんなアプリがインストールされています。
Superuser

ft701w032.png

microSDカードのファイルをFT701Wのrootの所定の場所にコピーします。(移動でもいいです。)

ESファイルエクスプローラーを起動します。
ESファイルエクスプローラーは初期段階では、rootを見ることは出来ません。
設定を変更します。ESファイルエクスプローラーの設定から、ルートオプションの設定を以下のようにします。

ft701w033.png

次にホームディレクトリを書き換えます。
ホームディレクトリの初期設定

ft701w034.png

「sdcard/」部分を削除し「/」のみにします。

ft701w035.png

設定が終了するとESファイルエクスプローラーでrootを表示することが出来るので、以下の要領でファイルをコピーします。
「/sdcard/gapps」から所定の場所にファイルコピーします。
以下のファイルを「system/app/」へ
GoogleBackupTransport.apk
GoogleCalendarSyncAdapter.apk
GoogleContactsSyncAdapter.apk
GooglePartnerSetup.apk
GoogleFeedback.apk
GoogleServicesFramework.apk
MarketUpdater.apk
NetworkLocation.apk
Vending.apk

ft701w036.png

以下のファイルを「/system/etc/permissions」へ
com.google.android.maps.xml
features.xml

ft701w037.png

以下のファイルを「/system/ framework」へ
com.google.android.maps.jar

ft701w038.png

途中上書きの警告が出ることもありますが、「OK」で先に進みます。

ft701w039.png

コピーが終了したらパーミッションを書き換えます。
ESファイルエクスプローラーでコピーすると、read/writeに設定されるのでそのままでもいいと思うのですが念のため書き換えましょう。
コピーしたファイルの上を長押しすると、そのファイルのオペレーションが表示されます。
「プロパティ」を選択します。

ft701w040.png

プロパティ画面の「変更」を選択します。

ft701w041.png

ユーザを「読み込み」・「書き出し」、グループを「読み込み」、他を「読み込み」に設定しなおします。

ft701w042.png

コピーした全てのファイルに同様の変更をします。

これですべての作業は終了しましたので、FT701Wを再起動してください。
マーケットがインストールされています。


なおFT701Wでスクリーンショットを取る方法は次の通りです。
PCからAndroidタブレットスクリーンショット
Android SDKインストール
「C:\android-sdk\tools\ddms.bat」を開始します。
コマンドプロンプトから「Dalvik Debug Monitor」が起動されます。
接続されているデバイスが表示されるので、「Device」―「Screen Capture」を選択すると、タブレット画面が表示されます。

ft701w043.png

ft701w044.png

「Save」ボタンでファイルを保存します。

ft701w045.png

以上

FRONTIER-FT701 Part1 [Android]

FT701W 7inch Tablet PCが最近、安値で話題を呼んでいます。
この製品、製造しているのは、「株式会社 KOUZIRO」という会社です。
本社を山口県に置く、この会社「フロンティア神代」といえば、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
現在は、ヤマダ電機の子会社として、パソコンの製造販売をしています。
FT701W 7inch Tablet PCが発売されたのが、2012年2月29日で標準価格39,800円、実売価格29,800円でした。
発売後、2か月もたたないうちに、価格は暴落し、クレイドル無では2012年4月14日最安値で9,980円という価格で販売されました。4月17日現在は以下の通りです。
ft7011.png

ft7012.png

また、ヤマダ電機では先週から今週にかけて、展示品販売という事で、9,980円で販売をしていました。

実は、この製品ヤマダ電機に行く度に、価格をチェックしていました。
最安値で新品14,800円位だったと思います。
運よく展示品販売9,980円に遭遇したので即購入しました。
単純に7incのタブレットが安価で欲しかっただけなので、スペックなどはあまり気にしませんでした。
CPUがデュアルでメモリが512MBであれば充分だと思ったからです。

購入してまず気になったのが、マーケットです。
Google Play(Android Market)に対応していない。
これは大変だ。まえにマーケットでは、「dynabook AZ」で大変苦労した覚えがあります。
ネットを調べると、なんとかなりそうな感じです。
Google Play(Android Market)の事はとりあえず後回しにして、「FT701W 7inch Tablet PC」のスペックを見てみましょう。
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モデル名:FT701W
プラットフォーム:Android 2.3
ディスプレイ:タッチパネル付7型ワイドTFT液晶(静電容量式)
解像度:1024 x 600 ドット 17:10 アクティブエリア (水平x垂直)153.6(H) x 90(V) mm
同時発色数:最大 1677万色
反応速度:16 msec
コントラスト比:800:1
最大輝度:450 cd/m2
視野角(上下):上70度(最大) 下80度(最大)
視野角(左右):左80度(最大) 右80度(最大)
ドットピッチ:0.15(H) x 0.15(V) mm
プロセッサ:Texas Instruments OMAP 4430
動作周波数:1GHz
コア数:2コア
メインメモリ:512MB
データストレージ:8GB
外部接続端子
【底面部】:ヘッドホン出力端子(ステレオ ミニジャック) x1
microUSBポート x1※12※13※14
microHDMIポート x1
カードスロット x1
スピーカ:内蔵ステレオスピーカ(1.5W + 1.5W)
マイク:内蔵マイク x1
カメラ
【前面部】 内蔵Webカメラ(有効画素数約200万画素)
【背面部】 内蔵Webカメラ(有効画素数約300万画素)
カードスロット (対応カード最大容量):microSDカード(32GB) x1
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n 準拠
Bluetooth:Bluetooth Ver.2.1 + EDR
センサー:加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサー、デジタルコンパス、GPS
ICカードリーダー:NFC(ISO14443 Type A/B準拠)
クレイドル:赤外線送信機能付きクレイドル
電源:ACアダプタ (5V 1.8A)/リチウムポリマーバッテリ(3.7V/5400mAh)
ACアダプタ重量:約 83 g
動作環境/保存環境
動作温度:10℃~35℃ / 動作湿度:20%~80%(結露のないこと)
保存温度:-20℃~60℃ / 保存湿度: 10%~90%(結露のないこと)
電波障害対策:VCCI ClassB
バッテリ
【バッテリ駆動時間】 約12.5時間
【バッテリ充電時間】 動作充電:約6.5時間 / 非動作充電:約4.5時間
主な付属品
クレイドル、ACアダプタ、保証書、スタートアップガイド
外部寸法(幅×奥行き×高さ)
【タブレット本体】 194(W) x 130(D) x 11.5(H) mm
【クレイドル】 209(W) x 124(D) x 41(H) mm
重量
【タブレット本体】 約 395 g
【クレイドル】 約 170 g
添付ソフト
【Android標準】 カメラ、カレンダー、ギャラリー、ブラウザ、メール、音声レコーダー、音楽、検索、時計、設定、電卓
【日本語入力ソフト】 OpenWnnフリック入力対応版
【マーケット】 Tapnow Market
【統合オフィスソフト】 KINGSOFT Office for Android 7日間試用版
【セキュリティソフト】 KINGSOFT Mobile Security 7日間試用版
【マルチリモコンソフト】 リモコン。
【その他】 Adobe Flash Player、KDrive for Android
保証:1年間センドバック保証
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まぁ最近のタブレットとしては、スペックは充分だと思います。
このスペックの中で他のタブレットと違う個所が2つあります。
1つは、クレイドルを装着することで、赤外線送信が出来るということです。

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FT701Wを付属のクレイドルにセットして、プリインストールされている「リモコン」アプリを使えば、今お使いのほとんどのメーカーのテレビ、ブルーレイ/DVDレコーダー、ブルーレイ/DVDプレーヤー、CDプレーヤー、エアコンのリモコンとしても使えます。

※「リモコン。」アプリ対応メーカー
【テレビ】サンヨー、シャープ、DX アンテナ、東芝、バイデザイン、パナソニック、日立、船井、ユニデン
【ブルーレイ/DVD レコーダー】シャープ、東芝、パナソニック、船井
【ブルーレイ/DVD プレイヤー】オンキヨー、シャープ、東芝、パナソニック、日立、
【CD プレイヤー】オンキヨー、ケンウッド、ヤマハ
【エアコン】三菱電機、日立、パナソニック、シャープ、ダイキン、富士通ゼネラル、東芝
--------------------------------------------------------------------------
つまり家電のリモコン代わりになるという事なんです。
どうなんでしょうか。微妙ですね。おそらく使わないと思いますが、リモコンが壊れた時に一時的に使用する便利さはあると思います。

もう一つは、ICカードリーダー:NFC(ISO14443 Type A/B準拠)です。
「NFC」とは、13.56MHz帯域の電波を使用した「近接型」無線通信の規格です。
この通信規格のICチップを搭載している機器同士を10cm程度まで近づけると、双方が認識し、最大424kbpsで情報交換ができます。
フィリップスとソニーの共同開発によって誕生したNFCは、異なる無線通信規格の非接触ICカードとも互換性がある点や、上述した様に双方向通信が可能になる点で、これまで非接触ICカードで使用されている通信方式よりも優れています。

要はPASMO・SUICAです。ただし、PASMO・SUICAはFeliCaと呼ばれるICカードです。
世界的にみると、FeliCa方式を採用しているのは日本を含めごく一部であまり普及していません。
海外では非接触ICカード機能としては、国際標準であるISO14443タイプA/タイプBに準拠した方式により交通系、決済系サービスでの利用が広まりつつあります。
これら機能の携帯電話版では、NFC(Near Field Communication)という技術になるわけです。
最終的には、NFCを利用した相関図は以下のようになります。

ft7013.jpeg

この図は、内閣官房 IT戦略本部「IT新改革戦略政策パッケージの概要について」(2007.4.5、2010年の展望からです。

2007年の想定で2010年の展望という事なので、どうなんでしょうか。少し遅れているのか。それほど普及していないのかわかりませんが、NFCチップを積んだ携帯も販売されつつあります。
では、今現在での利用法はという事になりますが、NFCチップを積んだ端末同士でなんらかのアクションが取れることは間違いないようです。

では、なんで価格暴落なのかという事なのですが、不明です。
定価が39,800円。販売価格が29,800円。
この29,800円から原価率を30%にしても8,940円となります。
9,980円がいかに安いか分かります。



dynabook AZ カスタムROM [Android]

dynabook AZにAndroidMarket導入しましたが、いまいち使えません。

dynabook AZ AndroidMarket導入及び立ち上がり問題修正ROMがあります。
ロシアのサイトだと思いますが、このROMは素敵です。
なにより、普通にインストールした状態で、AndroidMarketが導入され、dynabook AZ特有の立ち上がり問題まで修正されるのです。
今年の5月頃このROMの存在を知り、導入してみました。軽快に動作しています。

最近、新しいROMがアップロードされていました。
ROM Downloadサイト
http://narod.ru/disk/14151973001/ac100_flash_v4b.7z.html
適用方法(準備編)

ROMの導入は自己責任でお願いします。場合によってはメーカーのサポートが受けられなくなる可能性がありますのでご注意下さい。

ダウンロード

Яндекс.Народ
ファイル名 : ac100_flash_v4b.7z
容量 : 151,421,999 バイト
http://narod.ru/disk/14151973001/ac100_flash_v4b.7z.html

このような画面が現れると思いますので、左下の画像認証の数字を入力して緑色のボタンをクリックします。
azrom001.png

5秒くらい待つと、このようにファイルを保存しますか?というダイアログが出てきますので保存します。
azrom002.png

※待ってもダウンロードが始まらない場合は、画像認証後の画面で、画像のような場所にある青いリンクを右クリックして、「対象をファイルに保存」や「名前をつけてリンク先を保存」を行ってください。
azrom003.png

7zの解凍とフォルダ移動
各解凍ソフトで7zを解凍します。

展開したフォルダ「ac100_flash_v4b」を作業しやすいようにCドライブ直下にコピーします。
念のためしっかり解凍されているかチェックします。このようになっていればOKです。
azrom004.png

前の「ac100_flash_v3a」とはファイル構成が若干違っています。
azrom005.png

ドライバのインストール
dynabook AZとPCをminiUSBでつなぎ、ESCとCTRLを押しながら起動します。
起動については画面表示は行われないリカバリーモードのため、電源ランプが点灯しているか確認します。

デバイスマネージャを開き、ほかのデバイスに"APX"という項目があることを確認します。
APXを右クリックして、"ドライバ ソフトウェアの更新"をクリックして選択します。
azrom006.png

「コンピュータを参照してドライバ ソフトウェアを検索します。」を選びます。
azrom007.png

展開したフォルダ「ac100_flash_v4b」内の「usbpcdriver」を選びます。選んだら「次へ」で進みます。
azrom008.png

警告画面では「このドライバ ソフトウェアをインストールします。」をクリックします。
azrom009.png

正しく適用されればこのような画面が表示されます。
azrom011.png

azrom012.png

これで準備が整いました。このまま進めても問題ありませんが、dynabook AZのバックアップを取りたい時は以下の作業を行います。

dynabook AZは起動したままです。

nvflashでバックアップ

コマンドプロンプトを起動します。
カレントディレクトリを「C:\ac100_flash_v4b」変更します。
cd c:\ac100_flash_v4b\nvflash
以下のファイルを起動します。
nvflash.exe --bl fastboot.stock.bin --go
最後の行に「boot loader download successfully」と表示されればOKです。
azrom013.png

この状態で、各バックアップファイルを作成します。
●ブート情報テーブル
nvflash.exe -r --read 2 2_bootconfig.img
●パーティションテーブル
nvflash.exe -r --read 3 3_partitiontable.img
●ブートローダー
nvflash.exe -r --read 4 4_bootloader.img
●リカバリーパーティション
nvflash.exe -r --read 5 5_recorvery.img
●カーネルイメージ
nvflash.exe -r --read 6 6_kernel.img
●マスターブートレコード
nvflash.exe -r --read 7 7_mbr.img
●/system
nvflash.exe -r --read 8 8_system.img
●/cache
nvflash.exe -r --read 9 9_cache.img
●/misic
nvflash.exe -r --read 10 10_misc.img
●/data
nvflash.exe -r --read 12 12_data.img
●テーブルパーティション情報
nvflash.exe -r --getpartitiontable part.txt

リカバリ方法の例
例)※ブート情報テーブルをリカバリする場合
nvflash.exe -r --download 2 2_bootconfig.img

バックアップファイルは、「ac100_flash_v3a」にある「menu.cmd」の実行でも取れるようです。(成功報告例がありました。)

インストール
続けてインストールを行います。
「ac100_flash_v4b」フォルダを開きます。
拡張子cmdファイルを実行すれば、自動的にインストールできるのですが、「ac100_flash_v4b」では前の「ac100_flash_v3a」と違って、cmdファイルが4つあります。
念のためしっかり解凍されているかチェックします。このようになっていればOKです。

「ac100_flash_v4b」
azrom014.png

「ac100_flash_v3a」
azrom015.png

「ac100_flash_v3a」では「xp_flash_system.cmd」を選択すれば良かったのですが、「ac100_flash_v4b」では少し迷います。
dynabook AZは2機種発売されており、その違いは3G回線対応しているかいないかです。
dynabook AZ/05M-----------WiFi
dynabook AZ/05MG---------WiFi+3G
「ac100_flash_v4b」の4つのcmdファイルのうち、
「116」は「dynabook AZ/05MG」用で、「117」は「dynabook AZ/05M」用みたいです。

「ac100_flash_v3a」での「xp_flash_full.cmd」と「xp_flash_system.cmd」の違いは、システムのみか、全てかの違いでその関係は以下のようになると思います。
xp_flash_full.cmd--------- flash_full_117.cmd
xp_flash_system.cmd----- flash_full_117_bootlog.cmd

というのは、「ac100_flash_v3a」では「xp_flash_system.cmd」を選択してインストールしました。
この時は、アプリケーションやUIは前のまま、システムのみ変わったと記憶しています。
今回は、「flash_full_117.cmd」を使用してインストールしましたが、全て初期化されていました。
この辺は、全て試したわけではないので、参考にして頂ければと思います。
また違いは、起動時にLogが出るかどうかという情報もあります。

cmdファイルを選択し、実行すればコマンドプロンプトのウィンドウが開きインストールが開始されます。

コマンドプロンプトが開いたら、画面に出ている指示通りEnter等のキーを押してROM焼きをスタートします。
インストールが終了したら、電源ボタン長押しで電源を切り再度電源を入れて下さい。

このROMで何が変わるかということですが、最大のメリットは、Androidマーケットが使えるという事です。
Androidはいろいろ試しましたが、Androidマーケットが使用できないと使い物になりません。(それなりの方法はあるのですが面倒くさいしスマートじゃない)

またdynabookAZ特有の立ち上がり問題も解消されているようです。
さらに、「ac100_flash_v4b」では縦表示専用のアプリも横表示されます。
そして、WiFiによる位置情報が動き、マップアプリで現在地が出ます。

ただ、不具合も出ているようです。
● acoreのエラーを定期的にはくようになった。
● フォントが中華風になった。
● Webカメラが使えなくなる場合がある。
● BlueToothが認識しなくなる。

私の場合は、今の所これらの不具合は出ていませんが、対処方法は「dynabook AZ Wiki」サイトに掲載されています。
azrom016.png


Android SDK-2 [Android]

Android Debug Bridgeの起動
Android Debug Bridgeを使うためには、ターゲットモバイル用の設定が必要になります。
今回は、dynabook AZをターゲットに設定をしてみます。
dynabook AZのサイトには、開発用のPDFファイルがあります。
これを参照して設定を行います。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
[Dynabook でのデバッグ]
1. Windows の場合、最初にドライバのインストールを行います。
USB ドライバはAndroid のコマンドでダウンロードすることができます。ドライバは次のディレクトリに保存されます。
Android SDK ディレクトリ \usb_driver
デバイスドライバをインストールする前に usb_driver ディレクトリの「android_winusb.inf」ファイルを編集し、次の3 行を [Google.NTx86]と[Google.NTamd64]
のセクションの下に追加してください。

;NVIDIA Tegra
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0955&PID_7000
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0955&PID_7100&MI_01

2. ADB ツールを使うために、次のとおりUSB ID を追加してください。
echo 0x955 >> "%USERPROFILE%\.android\adb_usb.ini"
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------

「C:\SDK\android-sdk\google-usb_driver\android_winusb.inf」を書き換えます。
------------------------------------------------------------------------------------------------
[Google.NTx86]
中略
;Google NexusOne
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_0D02
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_0D02&MI_01
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E11
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E12&MI_01
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E22&MI_01
;
;NVIDIA Tegra
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0955&PID_7000
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0955&PID_7100&MI_01


[Google.NTamd64]
中略
;Google NexusOne
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_0D02
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_0D02&MI_01
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E11
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E12&MI_01
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E22&MI_01
;
;NVIDIA Tegra
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0955&PID_7000
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0955&PID_7100&MI_01
-----------------------------------------------------------------------------------------------------


コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力します。
echo 0x955 >> "%USERPROFILE%\.android\adb_usb.ini"
sdk27.png

「C:\Users\****\.android」に「adb_usb.ini」が作成されました。

dynabook AZの設定
USBでデバッグを行うためにdynabook AZの設定を行います。
「設定」>「アプリケーション」>「開発」で「USBデバッグ」にチェックを入れます。
sdk28.jpeg

Dynabook AZとPCをUSB接続すると自動的にドライバがインストールされる筈ですが、インストールされませんでした。そこで手動でドライバをインストールします。
sdk29.png

sdk30.png

sdk31.png

sdk32.png

sdk33.png

sdk34.png

これでドライバーがインストールされました。
sdk35.png

シェルを起動してみます。
>adb shell
sdk36.png

Shellが起動しました。
sdk37.png

lsコマンドを入れてみます。
sdk38.png

無事に動きました。
sdk39.png

アプリケーションのインストール
コマンド:adb install androidアプリのパッケージ名
アプリケーションのアンインストール
コマンド:adb uninstall androidアプリのパッケージ名


エミュレータを起動する。
エミュレータを起動するために、Android Virtual Deviceを作成します。
「SDK Manager」を起動します。
「Virtual device」から「New」を選択します。
dynabook AZの開発用のPDFファイルを参照し入力します。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
[エミュレータでのデバッグ]
上記の開発ステップに従って開発することにより.apk アプリケーションパッケージをビルドし、
エミュレータ、あるいは、dynabook AZ 上でデバッグすることができます。apk パッケージをイ
ンストールし、デバッグする手順についてはSDK ドキュメントを参照してください。
dynabook AZ 用のアプリケーションを開発する場合には、次の仕様とすることを推奨します。
Android-2.1-update1 API level 7
MAX VM application heap size = 64M
HW Keyboard support = yes
Resolution 1024x600
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

設定画面です。
sdk40.png

Android Virtual Deviceが作成されました。
sdk41.png

「Start」をクリックし起動してみます。
sdk42.png

「Launch」をクリックします。
Android エミュレータが起動します。
sdk43.png

アプリケーションもこの通りです。
sdk44.png





Android SDK-1 [Android]

Android SDKには、Android Debug Bridge (ADB)が付属しています。

これは、コマンドラインソフトで、実機やエミュレータの状態を管理するソフトです。
具体的には以下のようなことができます。

アプリケーションのインストール
shell起動
PCからのデータのコピー

開発環境の構築のページは、かなりありますが、Android Debug Bridgeに特定した設定は数少ないのです。またAndroid SDKはバージョンによってもセットアップ方法が違ってくるので、かなり苦労しました。
ネット上を参考にいろいろやってみました。結果、最低限の構成でAndroid Debug Bridgeを使えるようにしてみました。
Android SDKはAndroidの開発キットなのでコンピュータに開発環境を構築することができます。

Android開発環境構築

Android SDKのインストール
Android SDKのダウンロード
http://developer.android.com/sdk/index.html
sdk01.png

今回はWindows7 x64にインストールします。
「android-sdk_r09-windows.zip」をダウンロードします。
解凍したフォルダを「C:\」に置きます。
フォルダ構造は以下のようにしました。
C:\SDK\android-sdk
最近のAndroid SDKは、「SDK Manager.exe」を起動して、ツールを組み込むようなのですが、この段階で起動してもエラー表示になります。
sdk02.png

Java言語で動くようなので、Java SE JDKが必要なようです。

Java SE JDKのダウンロード
http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html
sdk03.png

ダウンロードファイルは、「jdk-6u23-windows-x64.exe」です。
インストールの際、「ソースコード」と「JRE」は必要ないと思いインストールはしませんでした。
sdk04.png

Java SE JDKをインストール後「SDK Manager」を起動すると、パッケージのインストール画面になります。
すべてインストールしてみます。
sdk05.png

必要ツールをダウンロードしているようです。
sdk06.png

途中、こんなのが出ましたが、わからないので「Yes」
sdk07.png

すべて終了したら、「Close」をクリックします。
sdk08.png

するとUpdate画面になるので「Update All」をクリックします。
sdk09.png

「Install」をクリックします。
sdk10.png

ファイルが無いような表示でインストール出来ません。
sdk11.png

「Available packages」を選択し、フォルダ展開し「Installed packages」で「Update All」をクリックすると
このような画面になり、「Install」をクリックすると
sdk12.png

インストールが始まりました。
sdk13.png

また、こんなのが出ましたが「Yes」です。
sdk14.png

インストールが終わったようです。
sdk15.png

Updateが終わったと思ったのに、まだ残っているようです。
再度アップデートしようとしても出来ません。
sdk09.png

なんかパス設定しろというような表示もされました。
sdk16.png

ここまでやって、やっと気が付きました。 UpdateALLはインストール時には必要ないということです。

開発環境を整えるのには、「SDK Manager」を起動し、「Install packages」全てをインストールする。
sdk17.png

次に「Available packages」を展開し全てをインストールする。
sdk18.png

これでいいようです。

今回の目的は、Android Debug Bridgeを起動させることなので、すべてクリアして再インストールしました。
「SDK Manager」からインストールするのは、
「Android SDK Platform-tools,revision2」だけです。
sdk19.png

ADB Restartの表示画面がでてくるので「Yes」を選択します。
sdk20.png

インストール出来ました。
sdk21.png

USB接続で、Android Debug Bridgeを動かすためドライバーが必要になります。
「Available packages」を展開して、「Google Usb Driver package revision 4」をインストールします。
また、エミュレーターも動かしてみたかったので、「SDK Platform Android 2.1-update1,API 7,revision 2」もインストールしました。Android 2.1を選択したのは、dynabook AZのAndroidバージョンが2.1だからです。

インストールしたパッケージは以下の通りです。
sdk22.png

インストール後、「C:\SDK\android-sdk」フォルダを見ると、
sdk23.png

Platform-toolsフォルダが作成され、この中に「adb.exe」があります。
「google-usb_driver」も作成されています。
またplatformsフォルダの中には、「android-7」フォルダが作成されます。

ここでパスを通します。
システムのプロパティを開き「環境変数」をクリックします
sdk24.png

「Path」を選択し「編集」をクリックします。
sdk25.png

編数値の一番最後に、付け加えます。
パス設定は以下の通りです。

C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_23\bin\java.exe C:\SDK\android-sdk\platform-tools(adb.exeがある) C:\SDK\android-sdk\tools(emulator.exeがある)

付け加える文字列は以下の通りです。

;C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_23\bin\java.exe;C:\SDK\android-sdk\platform-tools;C:\SDK\android-sdk\tools

「java.exe」は、「SDK Manager」で表示されたので付けました。
sdk26.png

Android SDK-2へ

Androidアプリケーションズ [Android]

Android アプリケーションズ
Android製品をいろいろいじってみると、やはりアプリケーションをインストールする必要にせまられます。
公式サイトであるAndroid Marketにアクセスしてダウンロードするのが最適な方法ですが、マーケットアプリがインストールされていないAndroid製品では、これが出来ません。
Android Market以外にも、ダウンロードサイトはいくつかあります。

Vector AndroApp  http://androapp.jp/(dynabook AZはここを推奨)
BIGLOBE Andronavi  http://andronavi.com/
NTT docomo Market  http://www.dcm-gate.com/
AndroLib  http://jp.androlib.com/
OCTOBA  http://octoba.net/

これらのサイトは、PCから閲覧できますが、Downloadは、ほとんど出来ません。
また、Android端末からDownloadしようとしても、Android Market経由でDownloadするものが多いのです。
PCからAndroidアプリをDownloadしようとするとかなり手間がかかりますし(探すのが困難)、PCからDownload出来ないものも多いのです。
APK(実は圧縮ファイル)形式のファイルがDownload出来れば、Android端末に送ってインストール出来ます。
PCでDownload(APK形式)出来るAndroidアプリは、俗に野良アプリと呼ばれています。
海外では、野良アプリをDownload出来るサイトがいくつかあります。

Brothersoft  http://www.brothersoft.com/mobile/
Android Apps  http://en.softonic.com/phones/os-android
Android Freeware  http://www.freewarelovers.com/android

私的に言えば、iPhoneのように、iTunesでPC管理出来るのがいいのですが、Androidアプリは出来そうにありません。
Android Marketを利用できない端末はある意味致命的です。欲しいアプリが手に入らないわけですから。
ここ1か月これで苦労しました。
最初は、APKファイルをPCからなんとかDownloadしようと思い、いろいろ探しました。結果どうしても手に入らないアプリが存在します。
Android端末経由でも、やはり手に入らないアプリが存在します。

そこで何か手はないかと、サイト検索すると、Android SDKのエミュレータにAndroid Marketをインストール方法があることを知ったのです。

Android SDKのエミュレータにAndroid Market
この方法でAndroid SDKのエミュレータにAndroid Marketをインストールし、Android Marketにアクセスする事が出来ました。
いざ、Downloadしようとアプリを検索すると、なぜかうまく検索出来ません。
何か原因はあると思うものの、追求するにはスキルが足りません。

それでは、ほかの方法はとネット検索すると、EKEN M002にはカスタムFirmwareが存在し、その中にAndroid Marketがインストール済みのものがあるらしいとの情報を得ました。
さらにネット検索すると、公式Firmware以外に、「EKEN Relax Firmware」や「EKEN ECOTOX Firmware」
の存在を知りました。

EKEN M002にEKEN Relax Firmwareをインストール
EKEN M002にEKEN Relax Firmwareをインストール
「lefeudedieu-Relax_v2.0.4-Dark-script」なるファイルを探し、Downloadします。
このファイルを解凍し、「script」ファルダを取り出します。
このフォルダを、MicroSDカードにコピーして、M002を起動すればいいのですが、このFirmware実はM001用のものです。このままではFirmWareをインストール出来ません。

「rescriptcmd」
「scriptcmd」

この2つのファイルがM002用のものでないとインストール出来ないようです。
従って、M002のオリジナルFirmwareからこの2つのファイルを抜出して、上書き保存します。
これで、M002用のカスタムFirmwareが出来ました。

インストールする際、MicroSDカードのBackupを取り、MicroSDカード内のデータを削除してから「script」をコピーします。
M002を起動すれば、インストールされます。インストール後MicroSDカードを抜き出し「script」を削除してから、再起動します。

EKEN M002にEKEN ECOTOX Firmwareをインストール
EKEN M002にEKEN ECOTOX Firmwareをインストール
「ECOTOX1.4_M001.zip」なるファイルを探し、Downloadします。
このFirmware実はM001用のものですが、そのままM002にもインストールできます。

インストールする際、MicroSDカードのBackupを取り、MicroSDカード内のデータを削除してから「script」をコピーします。
M002を起動すれば、インストールされます。インストール後MicroSDカードを抜き出し「script」を削除してから、再起動します。

EKEN ECOTOX Firmwareには、日本語フォントがありません。
従って、日本語フォントをインストールします。
日本語フォントは、「ttf」フォントであれば、何でも使えるようです。
今回は、Microsoftのメイリオフォントをインストールしてみました。

Microsoftのサイトから、メイリオフォントをダウンロードします。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=f7d758d2-46ff-4c55-92f2-69ae834ac928&DisplayLang=ja
「VistaFont_JPN.exe」ファイルがダウンロードされるので、拡張子をcabに変更し、解凍して「meiryo.ttc」を取出します。
取り出した、「meiryo.ttc」ファイルを「DroidSansJapanese.ttc」にリネームします。このファイルをMicroSDカードにコピーします。

Androidの操作
Setting
無線LANを接続する。
「Applications」の「Development」から「USBdebugging」内の「Enable USB debugging」をONにします。
アプリケーション内の「BetterTerminalEmulatorMAGIC」を起動し、以下のコマンドを入力します。

$su
画面が表示されるので

「always allows」をONにする。
以下のコマンドを入力します。
cpの後とDroidSansJapanese.ttfの後にスペースが入ります。

#cp /sdcard/DroidSansJapanese.ttf /system/fomts/ #reboot

再起動がかかるので起動後
Setting
Locate&Text→Select Locate→Japanese を選択します。
これで日本語表示になります。

どちらのカスタムファームを使っても、GoogleIDでAndroid Marketが使えます。

EKEN Relax Firmwareは、M001用のFirmwareを一部変更しているせいかどうかは分かりませんが、速度が遅いです。

EKEN ECOTOX Firmwareは、公式Firmより若干速いような気がします。

GooglIDでログインして、アプリをDownloadすることが出来ました。
android01.jpeg

android02.jpeg

そこで、APKファイルをPCに移そうと思いましたが、APKファイルが見つかりません。
どうやら、DownloadしたアプリはAPKファイル形式では保存されないようです。

これでもいいのですが、なんとかしてPC管理したいと思っていたわけだから、あきらめるわけにはいきません。
そこで探し出したのが「ASTRO File Manager」です。
このアプリは、アプリのバックアップがAPKファイル形式で取れるんです。
APKファイル形式で保存されれば後はどうにでもなります。

「ASTRO File Manager」起動画面でツールを選択
android05.jpeg

ツールを選択後「アプリケーション マネージャー/バックアップ」を選択
android06.jpeg

インストール済みのアプリからバックアップするアプリを選択する。
android07.jpeg

アプリを選択後「バックアップ」をクリックする。
android08.jpeg

SDカード内にバックアップ(APKファイル)が作成されます。
これで、Android アプリに関しては、ほぼ90%解決されました。90%というのは、なぜかAndroid Marketでも検索できないアプリが存在します。

Androidアプリは、無料のソフトがかなり充実しています。
通常これで充分だと思います。有料ソフトに関しては、カード決済が必須になります。
iTunesのようにプリペイドカードでの支払いは出来ません。
何気ないことかもしれませんが、これはとても重要な事です。
どもような方法でも、アプリを購入する機会は与えられるべきだと考えます。



Android端末 [Android]

2011年2月機会があって、Android OSの端末を2台手に入れました。

1台は、EKEN M002  6,980円   秋葉 東映無線ラジオデパート店
1台は、dynabook AZ 16,800円   ヤマダ電機 池袋総本店
きっかけは、EKEN M001・M002が安値で販売されていた事です。

EKEN M001の存在は前から知っていたのですが、発売当初は16,000円だったので、手は出しませんでした。
2010年5月発売の製品でiPadを意識して作られています。iPadとの性能差は歴然としていますし、感圧式タッチパネルなので、iPadの静電式とは違います。その分価格も安いので、面白い製品だと思っていました。この後、怒濤のごとく中国製Android端末が発売され、総称して中華Padと呼ばれるようになります。

そのEKEN M001・M002が東映無線ラジオデパート店で特売されていたので飛びついだわけです。
M001とM002は形状の違い以外は、スペック内容とも殆ど同じですが、M002にはWEBカメラが付いていたので、こちらを選択しました。
Android搭載端末は、操作ボタンを付けるのが決まりごとになっているようですが、M002には付いていません。購入するときは、何とも思わなかったのですが、タッチの反応が悪い分、操作ボタンがあった方が良かったような気もします。

この数日後に、何気なくヤマダ電機を散策していて目に止まったのが、dynabook AZです。というより価格が目に入ってきたといった方が正解でしょう。ネットブック(この製品はクラウドブックと言っています)で16,800円は安いでしょう。店員さんに話を聞くと、Android OSだということです。ほんの数日前にM002を購入したばかりだったので、この時は通り過ぎたのですが、どうも気になってしょうがないのです。
こうなると、もうダメ状態になってしまう私なのです。2日後にもう一度ヤマダ電機を訪れると、まだ販売中でした。後から考えると、発売当時45,000円位した製品なので、よく残っていたと思います。この時点でも最安値で24,800円。平均価格で30,000円ですから、間違いなくお買い得です。再度店員さんに話を聞くと、展示品販売だそうです。なるほど、だから安いのですね。
展示品販売は聞こえがいいですが、完全に中古品だと私は思っています。ものによっては、中古品より悪いかもしれません。
ビッグカメラのアウトレット館などで販売している展示品はよく見極めないと決して安くはありません。
まぁそれでもいいかと思い、購入してしまったのですが。
自宅に帰り、開封しようとしてよく見ると、Toshibaの開封シールがそのままです。ということは開封されていないということなります。ヤマダ電機のように全国展開している店舗は、ある程度売れ残ったものや、近県のものは総本店に集まるのでしょうか、いずれにしても、新品でした。展示品販売の中に新品在庫処分品として何台かあったのでしょう。

この製品はAndroid端末ですが、タッチパネルではありません。
M002はAndroid1.6、daynabook AZはAndroid2.1で双方ともAndroid Marketが付属していません。
この時は、Android無知だったので、全く気にせず購入して喜んでいたわけですが、これからAndroidとの格闘が1か月も続くとは、この時は思いもよらなかったのです。

Android OSはGoogleが買収しているので、現在はGoogleが支配しているのですが、その割にはいろいろスマートでないところがあります。その分遊べるOSである事は間違いないし、おそらくこれからの端末モバイルやスマートフォンはこのOSを搭載してくるでしょう。先陣を切っているAppleとWindows Phoneとの三つ巴の争いになってくるのでは、ないでしょうか。
iOSはUnixベース
AndroidはLinuxベース
Windows PhoneはWindows?ベース
Windows Phoneは触っていませんが、Windows CEの延長にあるなら、ダメでしょう。
もうWindows神話も崩れてくることは、目に見えています。初心に戻って根本的に見直す時期にきているんじゃないでしょうかMicrosoftは。とそんな気がします。

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