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FRONTIER-FT701 Part1 [Android]

FT701W 7inch Tablet PCが最近、安値で話題を呼んでいます。
この製品、製造しているのは、「株式会社 KOUZIRO」という会社です。
本社を山口県に置く、この会社「フロンティア神代」といえば、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
現在は、ヤマダ電機の子会社として、パソコンの製造販売をしています。
FT701W 7inch Tablet PCが発売されたのが、2012年2月29日で標準価格39,800円、実売価格29,800円でした。
発売後、2か月もたたないうちに、価格は暴落し、クレイドル無では2012年4月14日最安値で9,980円という価格で販売されました。4月17日現在は以下の通りです。
ft7011.png

ft7012.png

また、ヤマダ電機では先週から今週にかけて、展示品販売という事で、9,980円で販売をしていました。

実は、この製品ヤマダ電機に行く度に、価格をチェックしていました。
最安値で新品14,800円位だったと思います。
運よく展示品販売9,980円に遭遇したので即購入しました。
単純に7incのタブレットが安価で欲しかっただけなので、スペックなどはあまり気にしませんでした。
CPUがデュアルでメモリが512MBであれば充分だと思ったからです。

購入してまず気になったのが、マーケットです。
Google Play(Android Market)に対応していない。
これは大変だ。まえにマーケットでは、「dynabook AZ」で大変苦労した覚えがあります。
ネットを調べると、なんとかなりそうな感じです。
Google Play(Android Market)の事はとりあえず後回しにして、「FT701W 7inch Tablet PC」のスペックを見てみましょう。
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モデル名:FT701W
プラットフォーム:Android 2.3
ディスプレイ:タッチパネル付7型ワイドTFT液晶(静電容量式)
解像度:1024 x 600 ドット 17:10 アクティブエリア (水平x垂直)153.6(H) x 90(V) mm
同時発色数:最大 1677万色
反応速度:16 msec
コントラスト比:800:1
最大輝度:450 cd/m2
視野角(上下):上70度(最大) 下80度(最大)
視野角(左右):左80度(最大) 右80度(最大)
ドットピッチ:0.15(H) x 0.15(V) mm
プロセッサ:Texas Instruments OMAP 4430
動作周波数:1GHz
コア数:2コア
メインメモリ:512MB
データストレージ:8GB
外部接続端子
【底面部】:ヘッドホン出力端子(ステレオ ミニジャック) x1
microUSBポート x1※12※13※14
microHDMIポート x1
カードスロット x1
スピーカ:内蔵ステレオスピーカ(1.5W + 1.5W)
マイク:内蔵マイク x1
カメラ
【前面部】 内蔵Webカメラ(有効画素数約200万画素)
【背面部】 内蔵Webカメラ(有効画素数約300万画素)
カードスロット (対応カード最大容量):microSDカード(32GB) x1
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n 準拠
Bluetooth:Bluetooth Ver.2.1 + EDR
センサー:加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサー、デジタルコンパス、GPS
ICカードリーダー:NFC(ISO14443 Type A/B準拠)
クレイドル:赤外線送信機能付きクレイドル
電源:ACアダプタ (5V 1.8A)/リチウムポリマーバッテリ(3.7V/5400mAh)
ACアダプタ重量:約 83 g
動作環境/保存環境
動作温度:10℃~35℃ / 動作湿度:20%~80%(結露のないこと)
保存温度:-20℃~60℃ / 保存湿度: 10%~90%(結露のないこと)
電波障害対策:VCCI ClassB
バッテリ
【バッテリ駆動時間】 約12.5時間
【バッテリ充電時間】 動作充電:約6.5時間 / 非動作充電:約4.5時間
主な付属品
クレイドル、ACアダプタ、保証書、スタートアップガイド
外部寸法(幅×奥行き×高さ)
【タブレット本体】 194(W) x 130(D) x 11.5(H) mm
【クレイドル】 209(W) x 124(D) x 41(H) mm
重量
【タブレット本体】 約 395 g
【クレイドル】 約 170 g
添付ソフト
【Android標準】 カメラ、カレンダー、ギャラリー、ブラウザ、メール、音声レコーダー、音楽、検索、時計、設定、電卓
【日本語入力ソフト】 OpenWnnフリック入力対応版
【マーケット】 Tapnow Market
【統合オフィスソフト】 KINGSOFT Office for Android 7日間試用版
【セキュリティソフト】 KINGSOFT Mobile Security 7日間試用版
【マルチリモコンソフト】 リモコン。
【その他】 Adobe Flash Player、KDrive for Android
保証:1年間センドバック保証
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まぁ最近のタブレットとしては、スペックは充分だと思います。
このスペックの中で他のタブレットと違う個所が2つあります。
1つは、クレイドルを装着することで、赤外線送信が出来るということです。

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FT701Wを付属のクレイドルにセットして、プリインストールされている「リモコン」アプリを使えば、今お使いのほとんどのメーカーのテレビ、ブルーレイ/DVDレコーダー、ブルーレイ/DVDプレーヤー、CDプレーヤー、エアコンのリモコンとしても使えます。

※「リモコン。」アプリ対応メーカー
【テレビ】サンヨー、シャープ、DX アンテナ、東芝、バイデザイン、パナソニック、日立、船井、ユニデン
【ブルーレイ/DVD レコーダー】シャープ、東芝、パナソニック、船井
【ブルーレイ/DVD プレイヤー】オンキヨー、シャープ、東芝、パナソニック、日立、
【CD プレイヤー】オンキヨー、ケンウッド、ヤマハ
【エアコン】三菱電機、日立、パナソニック、シャープ、ダイキン、富士通ゼネラル、東芝
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つまり家電のリモコン代わりになるという事なんです。
どうなんでしょうか。微妙ですね。おそらく使わないと思いますが、リモコンが壊れた時に一時的に使用する便利さはあると思います。

もう一つは、ICカードリーダー:NFC(ISO14443 Type A/B準拠)です。
「NFC」とは、13.56MHz帯域の電波を使用した「近接型」無線通信の規格です。
この通信規格のICチップを搭載している機器同士を10cm程度まで近づけると、双方が認識し、最大424kbpsで情報交換ができます。
フィリップスとソニーの共同開発によって誕生したNFCは、異なる無線通信規格の非接触ICカードとも互換性がある点や、上述した様に双方向通信が可能になる点で、これまで非接触ICカードで使用されている通信方式よりも優れています。

要はPASMO・SUICAです。ただし、PASMO・SUICAはFeliCaと呼ばれるICカードです。
世界的にみると、FeliCa方式を採用しているのは日本を含めごく一部であまり普及していません。
海外では非接触ICカード機能としては、国際標準であるISO14443タイプA/タイプBに準拠した方式により交通系、決済系サービスでの利用が広まりつつあります。
これら機能の携帯電話版では、NFC(Near Field Communication)という技術になるわけです。
最終的には、NFCを利用した相関図は以下のようになります。

ft7013.jpeg

この図は、内閣官房 IT戦略本部「IT新改革戦略政策パッケージの概要について」(2007.4.5、2010年の展望からです。

2007年の想定で2010年の展望という事なので、どうなんでしょうか。少し遅れているのか。それほど普及していないのかわかりませんが、NFCチップを積んだ携帯も販売されつつあります。
では、今現在での利用法はという事になりますが、NFCチップを積んだ端末同士でなんらかのアクションが取れることは間違いないようです。

では、なんで価格暴落なのかという事なのですが、不明です。
定価が39,800円。販売価格が29,800円。
この29,800円から原価率を30%にしても8,940円となります。
9,980円がいかに安いか分かります。



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