SSブログ

dynabook AZ カスタムROM [Android]

dynabook AZにAndroidMarket導入しましたが、いまいち使えません。

dynabook AZ AndroidMarket導入及び立ち上がり問題修正ROMがあります。
ロシアのサイトだと思いますが、このROMは素敵です。
なにより、普通にインストールした状態で、AndroidMarketが導入され、dynabook AZ特有の立ち上がり問題まで修正されるのです。
今年の5月頃このROMの存在を知り、導入してみました。軽快に動作しています。

最近、新しいROMがアップロードされていました。
ROM Downloadサイト
http://narod.ru/disk/14151973001/ac100_flash_v4b.7z.html
適用方法(準備編)

ROMの導入は自己責任でお願いします。場合によってはメーカーのサポートが受けられなくなる可能性がありますのでご注意下さい。

ダウンロード

Яндекс.Народ
ファイル名 : ac100_flash_v4b.7z
容量 : 151,421,999 バイト
http://narod.ru/disk/14151973001/ac100_flash_v4b.7z.html

このような画面が現れると思いますので、左下の画像認証の数字を入力して緑色のボタンをクリックします。
azrom001.png

5秒くらい待つと、このようにファイルを保存しますか?というダイアログが出てきますので保存します。
azrom002.png

※待ってもダウンロードが始まらない場合は、画像認証後の画面で、画像のような場所にある青いリンクを右クリックして、「対象をファイルに保存」や「名前をつけてリンク先を保存」を行ってください。
azrom003.png

7zの解凍とフォルダ移動
各解凍ソフトで7zを解凍します。

展開したフォルダ「ac100_flash_v4b」を作業しやすいようにCドライブ直下にコピーします。
念のためしっかり解凍されているかチェックします。このようになっていればOKです。
azrom004.png

前の「ac100_flash_v3a」とはファイル構成が若干違っています。
azrom005.png

ドライバのインストール
dynabook AZとPCをminiUSBでつなぎ、ESCとCTRLを押しながら起動します。
起動については画面表示は行われないリカバリーモードのため、電源ランプが点灯しているか確認します。

デバイスマネージャを開き、ほかのデバイスに"APX"という項目があることを確認します。
APXを右クリックして、"ドライバ ソフトウェアの更新"をクリックして選択します。
azrom006.png

「コンピュータを参照してドライバ ソフトウェアを検索します。」を選びます。
azrom007.png

展開したフォルダ「ac100_flash_v4b」内の「usbpcdriver」を選びます。選んだら「次へ」で進みます。
azrom008.png

警告画面では「このドライバ ソフトウェアをインストールします。」をクリックします。
azrom009.png

正しく適用されればこのような画面が表示されます。
azrom011.png

azrom012.png

これで準備が整いました。このまま進めても問題ありませんが、dynabook AZのバックアップを取りたい時は以下の作業を行います。

dynabook AZは起動したままです。

nvflashでバックアップ

コマンドプロンプトを起動します。
カレントディレクトリを「C:\ac100_flash_v4b」変更します。
cd c:\ac100_flash_v4b\nvflash
以下のファイルを起動します。
nvflash.exe --bl fastboot.stock.bin --go
最後の行に「boot loader download successfully」と表示されればOKです。
azrom013.png

この状態で、各バックアップファイルを作成します。
●ブート情報テーブル
nvflash.exe -r --read 2 2_bootconfig.img
●パーティションテーブル
nvflash.exe -r --read 3 3_partitiontable.img
●ブートローダー
nvflash.exe -r --read 4 4_bootloader.img
●リカバリーパーティション
nvflash.exe -r --read 5 5_recorvery.img
●カーネルイメージ
nvflash.exe -r --read 6 6_kernel.img
●マスターブートレコード
nvflash.exe -r --read 7 7_mbr.img
●/system
nvflash.exe -r --read 8 8_system.img
●/cache
nvflash.exe -r --read 9 9_cache.img
●/misic
nvflash.exe -r --read 10 10_misc.img
●/data
nvflash.exe -r --read 12 12_data.img
●テーブルパーティション情報
nvflash.exe -r --getpartitiontable part.txt

リカバリ方法の例
例)※ブート情報テーブルをリカバリする場合
nvflash.exe -r --download 2 2_bootconfig.img

バックアップファイルは、「ac100_flash_v3a」にある「menu.cmd」の実行でも取れるようです。(成功報告例がありました。)

インストール
続けてインストールを行います。
「ac100_flash_v4b」フォルダを開きます。
拡張子cmdファイルを実行すれば、自動的にインストールできるのですが、「ac100_flash_v4b」では前の「ac100_flash_v3a」と違って、cmdファイルが4つあります。
念のためしっかり解凍されているかチェックします。このようになっていればOKです。

「ac100_flash_v4b」
azrom014.png

「ac100_flash_v3a」
azrom015.png

「ac100_flash_v3a」では「xp_flash_system.cmd」を選択すれば良かったのですが、「ac100_flash_v4b」では少し迷います。
dynabook AZは2機種発売されており、その違いは3G回線対応しているかいないかです。
dynabook AZ/05M-----------WiFi
dynabook AZ/05MG---------WiFi+3G
「ac100_flash_v4b」の4つのcmdファイルのうち、
「116」は「dynabook AZ/05MG」用で、「117」は「dynabook AZ/05M」用みたいです。

「ac100_flash_v3a」での「xp_flash_full.cmd」と「xp_flash_system.cmd」の違いは、システムのみか、全てかの違いでその関係は以下のようになると思います。
xp_flash_full.cmd--------- flash_full_117.cmd
xp_flash_system.cmd----- flash_full_117_bootlog.cmd

というのは、「ac100_flash_v3a」では「xp_flash_system.cmd」を選択してインストールしました。
この時は、アプリケーションやUIは前のまま、システムのみ変わったと記憶しています。
今回は、「flash_full_117.cmd」を使用してインストールしましたが、全て初期化されていました。
この辺は、全て試したわけではないので、参考にして頂ければと思います。
また違いは、起動時にLogが出るかどうかという情報もあります。

cmdファイルを選択し、実行すればコマンドプロンプトのウィンドウが開きインストールが開始されます。

コマンドプロンプトが開いたら、画面に出ている指示通りEnter等のキーを押してROM焼きをスタートします。
インストールが終了したら、電源ボタン長押しで電源を切り再度電源を入れて下さい。

このROMで何が変わるかということですが、最大のメリットは、Androidマーケットが使えるという事です。
Androidはいろいろ試しましたが、Androidマーケットが使用できないと使い物になりません。(それなりの方法はあるのですが面倒くさいしスマートじゃない)

またdynabookAZ特有の立ち上がり問題も解消されているようです。
さらに、「ac100_flash_v4b」では縦表示専用のアプリも横表示されます。
そして、WiFiによる位置情報が動き、マップアプリで現在地が出ます。

ただ、不具合も出ているようです。
● acoreのエラーを定期的にはくようになった。
● フォントが中華風になった。
● Webカメラが使えなくなる場合がある。
● BlueToothが認識しなくなる。

私の場合は、今の所これらの不具合は出ていませんが、対処方法は「dynabook AZ Wiki」サイトに掲載されています。
azrom016.png


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

NO NAME

すんばらしい!!参考にさせていただきました。116と117の違いが書いてあるのが特に良い!
by NO NAME (2015-02-24 22:40) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Mac OSX 10.7 LionでのB..HDDのSSD化-1 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。