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新しいiPad [iPad]

日本時間2011年3月8日AM3:00新しいiPadの発表が行われました。
日本での発売は、3月16日(金)になりました。
3月9日(金)には、Apple Storeで予約販売が始まりました。
第3世代iPadは、新しいiPadというネーミングです。英語で言えば、The new iPad。
価格帯は以下の通りです。
iPad3-01.jpg

iPad2の発売価格に比べ、1,000円~2,000円ほど安くなっています。性能Upで価格Downですから、これはいいでしょう。
今回の大きな性能Upは以下の3点です。
1.Retinaディスプレイ IPSテクノロジー搭載2,048 × 1,536ピクセル、解像度264 ppi
2.バックカメラ iSightカメラ(500万画素)
3.Apple A5X CPU採用による、GPUクアッドコア(CPUはデュアルコア)+メモリ1GB

新しいiPadの、販売台数は3月19日に300万台を突破したとの事です。これはiPad2の売れ行きを上回るけど、iPad2発売時には、東日本大震災の影響があるので、単純に比較は出来ないものの、売れ行きが好調なのは間違いないでしょう。
新しいiPadを比較してみましょう。
iPad3-02.jpg

仕様的には、ディスプレイとカメラの強化がメインとなります。
また、 Bluetoothのバージョンが4.0になっています。
Bluetooth4.0は、省電力重視となっており、デュアルモードとシングルモードがあります。
規格化団体 Bluetooth SIG が、Bluetooth 4.0 製品向けの新ブランド " Bluetooth Smart " / " Bluetooth Smart Ready " を発表しました。v4.0から導入された低消費電力モードとの互換性をロゴで区別するためのものです。
ipad3-03.jpg

少し、分かりずらいですが、 Bluetooth4.0に対する対応になります。
Bluetooth Smart ReadyとBluetooth Smartと表示があるのは、 Bluetooth4.0になります。
Bluetooth Smartはボタン電池でも長時間駆動する低速・低消費電力モード(Bluetooth Low Energy)機器、心拍計やウェアラブルアクセサリなどに使用されます。このモードは互換性が無く、Bluetooth4.0対応の機器同士しか使えません。つまりシングルモードとなります。
Bluetooth Smart Readyは Bluetooth4.0+従来の Bluetooth規格で使用できるデュアルモードとなります。

Bluetoothは、従来の規格となり、 Bluetooth Smart Readyの Bluetooth4.0とは互換性がありますが、Bluetooth Smartの Bluetooth4.0とは互換性がありません。

Bluetoothの速度ですが、今までの Bluetooth2.1+EDRで1306.9kbpsの最大実効速度を持ちます。EDR (Enhanced Data Rate)をオプションで追加することにより、最大3Mbpsの通信に切り替えることが出来ます。 Bluetooth3.0からは、 HS (High Speed)をオプションで追加することにより、最大24Mbpsの通信に切り替えることが出来ます。(実効速度は10Mbps位)
ただ、 HS (High Speed)をオプション追加することにより、消費電力がシングルモードと同じとは考えづらく、それなりの電力を必要すると思われます。

新しいiPadでは、 Bluetooth 通信にBroadcom BCM4330が使用されています。
Broadcom BCM4330は、 Bluetooth4.0+HSを備えており、省電力かつ高速での通信が出来ます。
高速通信を行う場合は、当然、相対する機器が Bluetooth4.0+HSに対応していなければなりません。iPhone4Sなどが対応しています。
新しいiPad同士または、iPhone4Sとの通信には、その力を発揮することとなります。

iPadのスペックを比較してみました。
iPad3-04.jpg

CPUは、 Cortex-A9 MPCore ARMがベースになっているので、デュアルコア仕様でiPad2と同じです。
ただ組み込みGPUの仕様が異なっており、これはデュアルGPUが2つのクアッドコアとなっています。
CPUダイの大きさが、A5より30%ほど大きくなっているようです。
GPUは 「PowerVR SGX 543MP4」が組み込まれており、これは「PlayStation Vita」に搭載されているものと同型だそうです。
「PlayStation Vita」のGPUは、「PowerVR SGX 543MP4+」となっているので、なにかしら付加要素があるのでしょう。
メモリは1GBにアップされています。
まだ、それほどいじっていないので、何とも言えませんが確かに、ディスプレイの表示は綺麗です。

いろいろなベンチマークソフトで、iPad1st・iPad2nd・iPad3rdを比較してみました。
基本スペック
iPad3-05.jpg

各ベンチ結果
iPad3-06.jpg

Geakbench詳細
iPad3-07.jpg

Gensystek Benchmark
iPad3-08.jpg

こうしてみると、iPad1stとiPad2nbdとは、ベンチマークでしっかりと差異を見ることが出来ますが、iPad2ndとiPad3rdでは、ベンチマーク的な差はほとんどありません。
ただ、カメラ+ディスプレイ+ Bluetooth4.0(HS)はかなり魅力的だと思います。
2012年4月6日現在、iPad2の16GBがAppleストアで34,800円で販売されています。新しいiPad との差は、8,000円。
新しいiPadに+8,000円の価値は充分あると思いますがいかがでしょうか。

iPad3-09.jpg

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