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iPad2の性能比較 [iPad]

iPad2のハード性能

iPad2のCPUは、「Apple A5」 1GHzです。
Apple A5は、ARMの「Cortex-A9 ARM」コアアーキテクチャを採用しています。
これは、ARMのARMv7アーキテクチャを採用したアプリケーション・プロセッサ「Cortex-A9 ARM」になります。
ARMは、CPUアーキテクチャを設計する会社なので、実際にCPUを製造しているわけではありません。
従って「Apple A5」は、Apple社の製品として、「Cortex-A9 ARM」コアアーキテクチャを採用し、Sumsungが製造しているCPUなのです。
「Apple A5」はデュアルコアとなっているので、「Cortex-A9 ARM」コアアーキテクチャの「Cortex-A9 MPCore」を採用していると思われます。

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GPUは「Apple A5」CPU組み込みの「PowerVR SGX 543MP2」が使われているようです。
「PowerVR SGX 543MP2」は、Imagination Technologies Group plc(IMG)のチップです。

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CPU・・・サムスン電子製512RAMを搭載したアップルA5のデュアルコアプロセッサ。バスは200MHzです。
フラッシュメモリ・・・東芝製「TH58NVG7D2FLA89 」NAND型フラッシュメモリ。
タッチスクリーンドライバ・・・Texas Instruments CD3240B0 11AZ4JT G1

システムアプリ「System Status」でのハード状況
System Status - device activity monitor app

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各種ベンチツールの結果(iPhone4の数値はネット上から)

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Benchmark

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Geekbench2 Score

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Geekbench2 詳細

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iBench Memory

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iBench Disk

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Checkup

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Glview-01 OpenGLBench

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Glview-02 OpenGLBench

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Glview-03 OpenGLBench

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Glview-04 OpenGLBench

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各種ベンチマークの結果を見ると、iPad2はハード性能がアップしていることが分かります。
また、ネット上では、起動速度の差の動画などが公開されており、その差が分かります。

では、iPad2は是非とも手に入れるべきかとの問いに対しては微妙です。
もし、iPad1Gを持っていて、操作・機能に支障がなければ、あえてiPad2を買う必要はないと思います。
いまiPadで自分のしたい事が出来ているわけですから充分なのです。
カメラが付いたとか、Web閲覧が速いとかは論外です。
操作のスピ-ド感は比べれば分かるということで、体感速度はそれほど感じません。

ただ、ハード性能がアップすれば、それに対応するアプリが出てくるでしょう。
そんな時、少し遅さを感じるかもしれませんが、おそらく、その種のアプリは3Dゲームでしょうから、3Dゲームをしなければこれも問題ありません。

ミラーリング機能は大きな魅力です。これは、仕事でのiPad2利用を格段にアップさせるでしょう。
個人的にはミラーリング機能を使い大画面でゲームをしたいと思います。(大画面で本を読みたいとは思いませんが)
これは、実際にやってみたのですが、アクション系のゲームには向いていません。
操作がタッチパネルである以上、iPad2を見ながら操作しないとうまく操作できません。
従ってTVを見ることが出来ないのです。
もっともゲーム操作がタッチパネルをあまり使用しない物なら快適ですけど。

では、新しくiPad2を購入する場合はどうでしょう。
これは、是非おすすめします。
iPad2という新しいデバイスを使えば、今までと違った世界が広がると思います。
何が出来るのとか、どうすればいいのとかは自分で見つけていくべきです。
とにかく触ってみる事です。

モバイル端末の選択として、これからはAndoroid端末との比較が余儀されなくなってきます。
性能差・価格差も無くなってくるでしょう。
あるいはAndoroid端末の方が、性能・価格を上回るかもしれません。
基本的には同じような事が出来ます。
アプリの配布形態が違う位でしょう。

大きな相違点として挙げられるのが、iPad系列(Apple系)は、アプリやメディアの管理をPC(iTunes)で行なう事です。
iTunesで管理を行なうことに関して、「未だにPCを使用しなければ、使えない端末なんて考えられない」という意見も多いようですが、私はそうは思いません。
逆にPCで管理できる事は、iPad系列の大きな長所に感じます。
PCで管理することで、作業効率が高まるしバックアップも取れる。
とにかく私は非常に便利に使っています。

AndoroidOSはいろいろといじれる楽しさはあります。
PCでAndoroid開発環境も作れますし、エミュレートも出来るので、デバイスを購入しなくもAndoroidOSを操作できるのはいい事です。

何れにしろ、4~6万円の価格帯で、これだけのデバイスが用意され、選択余地があることはユーザーにとって幸せな事ではないでしょうか。

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