LinkStation LS-CLシリーズ HDD交換 [Computer]
LinkStation LS-CLシリーズ HDD交換方法
1.分解
下部のシール(黒色)を2か所はがし、MAC アドレスのシールをはがす。
2か所のツメをドライバーで押して中に入れる。
後は、マイナスドライバーでこじ開ける。
ツメのみで止まっている。11か所。
上部のネジを1か所外し、基盤を取り出す。基盤はケースにはめ込まれているだけ。
ファンのコネクタを外すのを忘れずに。
HDDと基盤は、上部2か所と横1か所で固定されている。電源とSATAは差し込み式。
2.換装用HDDを取り付ける。
今回使用したのはWestern DigitalのWD Caviar GreenシリーズWD10EARS(1TB)4,980円。Samsungの7,200回転、32MBキャッシュも同価格だったが、静音性と64MBキャッシュのWD10EARSを選択(5,400回転)。Link stationに使用されていたのがSamsunng製だった。
一瞬、しまったと思ったがこうなったらやるしかない。
まえに、同様の換装でHitachiのHDDは相性が悪いらしく出来なかったことがあったので、今回も不安が走る。
3.PC(Windows)側での準備
●NAS Navigator2
●LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02
●TFTPサーバプログラム TFTPD
●PCのIPアドレス変更
NAS Navigator2
PCにインストールします。(既にインストール済みであればOKです。)
LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02
LS-CL用ファームウェアアップデータの最新版は1.11ですが、1.11だとうまくいかないようで1.02を用意します。BUFFALOのサイトにあります。
157,983,765 Bytes
ファイルを実行すると、解凍されます。
解凍されたファイルの中に「initrd.img」というファイルがあるので、拡張子をzipに変更します。
これを、解凍するのですが、パスワードを要求されます。
パスワードはネット検索してください。
パスワードを入力して解凍に成功すると「initrd.buffalo」というファイルができます。
このファイルを、「lscl-102.exe」を解凍したフォルダ「lscl-102/ LS-CL_FW1.02」に入れます。
「LS-CL_FW1.02」フォルダ内ファイルは以下の通りです。
TFTPサーバプログラム TFTPD
Trivial File Transfer Protocol (TFTP) は、 ブートイメージをクライアントに提供するために用います。
TFTPDをダウンロードし、解凍します。解凍されたフォルダ「TFTPD」の中のファイル「TFTPD.exe」を実行します。このプログラムはタスクバーに常駐します。セキュリティ警告が出たら解除してください。
タスクバーの中の「TFTPD」アイコンを右クリックし設定を選択します。
パスの設定をします。
フォルダ「/lscl-102/ LS-CL_FW1.02」を指定します。
TFTPDについて
LinkstationはTFTPブートができるみたいです。
TFTPDのサーバが特定のIPアドレス192.168.11.1-255.255.255.0で存在するとそこにアクセスして、initrd.buffaloとuImage.buffaloファイルを読みにいって、そのカーネルで起動するようです。
このTFTPブートした後でLinkStationのファームウェアアップデートをしないといけなのです。
TFTPでブートするにはTFTPでアクセスする先のPCにTFTPサーバを起動しておき、必要なファイルをアクセスできるようにしておく必要があります。
PCのIPアドレス変更
TFTPDを起動しているPCのIPアドレスを変更します。
IPアドレス 192.168.11.1
サブネットマスク 255.255.255.0
4. Linkstation LS-CLを起動
PC側の準備が出来、PCで「TFTPD」が起動している状態で、HDD換装したLinkstation LS-CLを起動します。
この時、POWERスイッチは、「AUTO」ではなく、「ON」にしておきます。
当然、赤ランプが点滅します。
Linkstation LS-CLの「FUNCTION」ボタンを押します。
この段階では、まだLinkstation LS-CLは、解体状態です。
ただ、「FUNCTION」ボタンを押すためには、筺体にHDDを組み込んだ状態にしなくてはいけません。上手に組み込まないと「FUNCTION」ボタンを押すことができません。
組み込んだ状態で、「FUNCTION」ボタンが動かなかったら、再度組みなおしましょう。
うまくアクセス出来ると、タスクバーの「TFTPD」の色が緑に変わり、Linkstation LS-CLがファイルを読み込みます。この時に読み込まれるファイルは、「initrd.buffalo」と「uImage.buffalo」です。
私の場合は、数分だったと思います。
5. LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02の実行
「NAS Navigator2」を起動すると、Linkstation LS-CLが認識されます。
Web設定でLinkstation LS-CLのIPアドレスを変えます。
IPアドレス 169.254.10.100
サブネットマスク 255.255.0.0
この状態でPCからLS-CL用ファームウェアアップデータ1.02を実行すると、IPアドレスがあっていないので、アップデート出来ないような、警告が出て、アップデートできませんでした。
そこでPC側も同じIPアドレスに変更してみました。
すると、アップデートが始まりました。
よくわかんないけどヤッタネ。
このアップデートはかなり時間がかかったような気がします。
また、最後に「再起動が確認できなかったのでアップデートを中止します」と表示され、失敗したかと思ったのですが、動かしてみると正常動作しているようです。
これは、IPアドレスを変更している場合に起こるようです。
アップデート後「NAS Navigator2」を起動すると、認識時にIPアドレスを自動取得してくれます。
PC側は、手動で元に戻します。
ここまでくれば、もう大丈夫です。筺体をかぶせてLinkstation LS-CLを所定の位置に置きましょう。
6. LS-CL用ファームウェアアップデータ1.11の実行
最新版のファームウェアアップデータ1.11を実行して、ファームウェアをアップデートします。
1.分解
下部のシール(黒色)を2か所はがし、MAC アドレスのシールをはがす。
2か所のツメをドライバーで押して中に入れる。
後は、マイナスドライバーでこじ開ける。
ツメのみで止まっている。11か所。
上部のネジを1か所外し、基盤を取り出す。基盤はケースにはめ込まれているだけ。
ファンのコネクタを外すのを忘れずに。
HDDと基盤は、上部2か所と横1か所で固定されている。電源とSATAは差し込み式。
2.換装用HDDを取り付ける。
今回使用したのはWestern DigitalのWD Caviar GreenシリーズWD10EARS(1TB)4,980円。Samsungの7,200回転、32MBキャッシュも同価格だったが、静音性と64MBキャッシュのWD10EARSを選択(5,400回転)。Link stationに使用されていたのがSamsunng製だった。
一瞬、しまったと思ったがこうなったらやるしかない。
まえに、同様の換装でHitachiのHDDは相性が悪いらしく出来なかったことがあったので、今回も不安が走る。
3.PC(Windows)側での準備
●NAS Navigator2
●LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02
●TFTPサーバプログラム TFTPD
●PCのIPアドレス変更
NAS Navigator2
PCにインストールします。(既にインストール済みであればOKです。)
LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02
LS-CL用ファームウェアアップデータの最新版は1.11ですが、1.11だとうまくいかないようで1.02を用意します。BUFFALOのサイトにあります。
157,983,765 Bytes
ファイルを実行すると、解凍されます。
解凍されたファイルの中に「initrd.img」というファイルがあるので、拡張子をzipに変更します。
これを、解凍するのですが、パスワードを要求されます。
パスワードはネット検索してください。
パスワードを入力して解凍に成功すると「initrd.buffalo」というファイルができます。
このファイルを、「lscl-102.exe」を解凍したフォルダ「lscl-102/ LS-CL_FW1.02」に入れます。
「LS-CL_FW1.02」フォルダ内ファイルは以下の通りです。
TFTPサーバプログラム TFTPD
Trivial File Transfer Protocol (TFTP) は、 ブートイメージをクライアントに提供するために用います。
TFTPDをダウンロードし、解凍します。解凍されたフォルダ「TFTPD」の中のファイル「TFTPD.exe」を実行します。このプログラムはタスクバーに常駐します。セキュリティ警告が出たら解除してください。
タスクバーの中の「TFTPD」アイコンを右クリックし設定を選択します。
パスの設定をします。
フォルダ「/lscl-102/ LS-CL_FW1.02」を指定します。
TFTPDについて
LinkstationはTFTPブートができるみたいです。
TFTPDのサーバが特定のIPアドレス192.168.11.1-255.255.255.0で存在するとそこにアクセスして、initrd.buffaloとuImage.buffaloファイルを読みにいって、そのカーネルで起動するようです。
このTFTPブートした後でLinkStationのファームウェアアップデートをしないといけなのです。
TFTPでブートするにはTFTPでアクセスする先のPCにTFTPサーバを起動しておき、必要なファイルをアクセスできるようにしておく必要があります。
PCのIPアドレス変更
TFTPDを起動しているPCのIPアドレスを変更します。
IPアドレス 192.168.11.1
サブネットマスク 255.255.255.0
4. Linkstation LS-CLを起動
PC側の準備が出来、PCで「TFTPD」が起動している状態で、HDD換装したLinkstation LS-CLを起動します。
この時、POWERスイッチは、「AUTO」ではなく、「ON」にしておきます。
当然、赤ランプが点滅します。
Linkstation LS-CLの「FUNCTION」ボタンを押します。
この段階では、まだLinkstation LS-CLは、解体状態です。
ただ、「FUNCTION」ボタンを押すためには、筺体にHDDを組み込んだ状態にしなくてはいけません。上手に組み込まないと「FUNCTION」ボタンを押すことができません。
組み込んだ状態で、「FUNCTION」ボタンが動かなかったら、再度組みなおしましょう。
うまくアクセス出来ると、タスクバーの「TFTPD」の色が緑に変わり、Linkstation LS-CLがファイルを読み込みます。この時に読み込まれるファイルは、「initrd.buffalo」と「uImage.buffalo」です。
私の場合は、数分だったと思います。
5. LS-CL用ファームウェアアップデータ1.02の実行
「NAS Navigator2」を起動すると、Linkstation LS-CLが認識されます。
Web設定でLinkstation LS-CLのIPアドレスを変えます。
IPアドレス 169.254.10.100
サブネットマスク 255.255.0.0
この状態でPCからLS-CL用ファームウェアアップデータ1.02を実行すると、IPアドレスがあっていないので、アップデート出来ないような、警告が出て、アップデートできませんでした。
そこでPC側も同じIPアドレスに変更してみました。
すると、アップデートが始まりました。
よくわかんないけどヤッタネ。
このアップデートはかなり時間がかかったような気がします。
また、最後に「再起動が確認できなかったのでアップデートを中止します」と表示され、失敗したかと思ったのですが、動かしてみると正常動作しているようです。
これは、IPアドレスを変更している場合に起こるようです。
アップデート後「NAS Navigator2」を起動すると、認識時にIPアドレスを自動取得してくれます。
PC側は、手動で元に戻します。
ここまでくれば、もう大丈夫です。筺体をかぶせてLinkstation LS-CLを所定の位置に置きましょう。
6. LS-CL用ファームウェアアップデータ1.11の実行
最新版のファームウェアアップデータ1.11を実行して、ファームウェアをアップデートします。
2011-01-10 16:19
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参考にさせて貰って、HDDを交換して、PCとクロスケーブル繋いで起動しました。ファンクションボタンを押したらNASのランプが赤から青になり、TFTPDのログを見ると、uImage.buffaloのRead Successが延々続いています。
記事を読むと数分とありますが、終わったらどんな変化があるのですか?
また、終わらない理由って思い当たりませんか?
合わせても9Mぐらいのファイルなので、そんなに時間がかかるのはおかしいですよね。
今、前に進めない状況です(*^^*)
by 花薗賢幸 (2012-11-28 18:05)